*ズータイクーン2 【ずーたいくーんつー】 |ジャンル|動物園経営シミュレーション| |対応機種|Nintendo DS|~| |発売元|THQジャパン|~| |開発元||~| |発売日|2008年3月19日|~| |定価|5400円|~| |分類|''微妙リメイク判定''|~| |ポイント|動かない動物たち&br()歩けない園内|~| **概要 -マイクロソフト社が開発した動物園経営ゲーム「ZOO TYCOON 2」のDS移植版。 -パソコン版は動物の種類こそ少ないものの、園内を自由に歩き回る事で動物や客の様子を観察できたり、落ちているゴミの掃除をしたり動物に餌をあげたり体を洗ったりとなかなかの自由度を持つ名作であったのだが… **問題点 -パソコン版の高いグラフィックをDSで再現するのは無理だったらしく、園内のグラフィックはかなり劣化。内部を歩くどころか動物園を斜め上から見下ろすだけになってしまった。 -登場する動物達のグラフィックはかろうじてパソコン版のままだが、全く動かずに突っ立っているだけ。基本ポーズが変わるのはなんと病気の時だけである。 --動物の世話もタッチペンで体を擦るなどの作業ゲーに。もっともパソコン版も動物の体をクリックするだけなのだが、動物達が喜んだり --動物を手に入れるとカードが手に入るが、その辺の動物図鑑よりも薄い内容なため達成感がない。 -もともと難易度が高いゲームではないが、すぐに客が増え多くの収入が入るために手ごたえがない。 **評価点 -コアラやコモドオオトカゲなど、パソコン版では手に入らなかった動物達が増加(海外版の追加パックには登場している)。中にはユニコーンやトリケラトプスなど普通の動物園には絶対にいないものも。 **総評 -パソコン版も作業ゲーであった事は否めないが、それを補って余りある程クオリティの高いグラフィックで好評を博していた。前記の事を考えると、元々グラフィックを重視していないDSでの移植自体に無理があったのかもしれない。