*ホーンテッドカジノ 【ほーんてっどかじの】 |ジャンル|ギャンブル|&amazon(B002CA6OFG)| |対応機種|セガサターン|~| |発売元|ソシエッタ代官山|~| |発売日|1996年9月27日|~| |定価|7,900円|~| |レーティング|セガ審査:18歳未満禁止|~| |分類|&bold(){クソゲー判定}|~| |ポイント|ロード地獄&br()説明書手抜き&br()クリアするとデータ消える|~| *&size(35){WARNING!!!!!!!} **&size(20){本作は18歳以上のみ対象のアダルトゲームです。} -セガサターン最後の18禁ソフトとして発売された。洋館に住む魔女達とギャンブルで勝負するという内容。ディスクは3枚組。 **問題点 -勝つと敵は「服→下着→全裸」と3段階までグラフィックが変っていき、倒すとカードに封印される。そのカードを映写室に持っていけば、ご褒美グラフィック(ムービーと静止画がある)が見られるのだが…。 --原画は永田太が手掛けているのだが、女キャラ8人は全員顔も体型も同じ(いわゆるハンコ)。髪の毛と、尻尾などの細かいパーツが違う程度。巨乳も貧乳も無い。 --ムービーは実は静止画を組み合わせたり拡大・縮小してごまかしてるだけで、実際は動いていない。また、グラフィックも荒く、汚い。スキップは出来るが一時停止は不可能。 --静止画は、女キャラの大きな一枚絵が画面に表示され、顔・胸・尻(または股間)をそれぞれクリックするとその部分がアップになる。また、そのうち2箇所は更にクリックするとボイスかアクションの仕掛けがある(ただまばたきするだけ、なんてのもあるが)。 --クリアするとご褒美グラフィックが見放題になるが、電源を切るとセーブデータが失われるため、強制的に最初からやり直しとなる。2周目などは無い。 --そもそも説明書では8人とも全裸イラストで紹介されている。ここで見せてどうするよ。 -1歩移動するたびにロードが行われるため、プレイに非常に時間がかかる。カジノ1階では、コンティニューする度に館に入る時のまだるっこしい演出を見なければならない。 -2階の宝箱のトラップに引っかかった時、敵のセリフが延々ループするバグがたまに発生する。 -マーメニアーという敵との戦闘中、その顔を見上げようとすると、タイミングによっては顔グラがバグっていることがある。 -ユニティーという敵のみ、初対面時のセリフが流れない(データ上は存在するので、明らかに不具合である)。 -説明書が異常に不親切。 --キャラ紹介とギャンブルゲームの操作以外については殆ど載ってない。移動画面についての説明はおろか、セーブの仕方すら書かれていない。 --映写室での操作方法も記載無し。見るたびにコインを取られるんだから書いとけよ。 --イラスト集の社長インタビューによると、プレイした上で色々発見して欲しいから、あえて不親切な説明書にしたとの事だが、色々発見するまでプレイする気にさせてくれるゲームなのか考えた方がいい。 -バトルで使えるアイテムも登場するが、個数や使用回数は表示されない。そもそも今持っているのかどうかも、画面上では確認できない。 -敵を瀕死にしてから勝負を中断すると、「潔く負けを認めろ」というセリフを投げ付けられる。口調からして強がっているのではなく、主人公が瀕死時に言うべきセリフを間違って再生しているらしい。 -女キャラは対戦時は常に挑発的な口調だが、ご褒美グラフィックでは皆デレる。ギャップ萌えの人は楽しめるかもしれないが、対戦時はあくまでこちらを殺そうとする「敵」なので、ツンではないことに注意。 **評価点 -声優だけは一応豪華。