*絶対絶命でんじゃらすじーさん痛 ~怒りのおしおきブルース~ 【ぜったいぜつめいでんじゃらすじーさんつう ~いかりのおしおきぶるーす~】 |ジャンル|アクション|&amazon(B00027X6CK)| |対応機種|ゲームボーイアドバンス|~| |発売元|キッズステーション|~| |発売日|2004年7月16日|~| |分類|''バカゲー判定''|~| |ポイント|世界観や登場人物がカオス&br()テキストが電波&br()キャラゲーとしては良作?|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -コロコロコミックで大人気となった漫画「絶体絶命でんじゃらすじーさん」(現在はリニューアル)のゲームの第二弾。前作はバカゲーながらも人気となりその続編だが… **ストーリー -でんじゃらすじーさんの作者の家が竜巻に襲われ原稿を失ってしまう。締め切りまでに集めないと主人公が消えてしまうらしいので(''ただこの話は作者が遊ぶための嘘である。'')取り戻すハメになるが・・・ **バカゲー要素 -まず起動時のオープニングがおかしい。ゲームに出てこない人物が出たり、「電源を消してください」の表示がでたり… --念のために書いておくが、''そもそも原作漫画自体がこのようなノリ''である。他のバカゲー要素も多くは原作譲りと言ってよい。 -タイトルが2ではなく通でもなく痛。 -街に出てる住民のテキストが一部カオス。''ホモがいたり、マザコンがいたり、口のかなり臭い女がいたり、オカマがいたり、トイレでウンコになるオッサンはいるわ…'' -ボスもアホだらけ。何回か倒すとボスをしてる理由がバイトだったり(ちなみにラスボスも)金を主人公に騙し取られたり、来ない様に命乞いしたり・・・ -ワープ手段がウンコになりトイレに流される方法。 -街や家に爆弾や100キロの重りがあるのは''当たり前''。 -とあるキャラは金を返すように要求してくる。 -アイテムは使えるのは「アイテム」コレクションは「ゴミ」だが前作は''ゴミ扱い''。 -スーパーで熊が売ってたりする。 -今作は物を投げて敵を攻撃するが''一般市民まで攻撃判定あり''。しかも反撃してくるのもいる。 -エンディングはプレイヤーの努力を全否定。持っていった原稿がボツになる。 -それ以外のエンディングもアイテムを燃やしたり変なのしかない。 -効果音も叫び声とか。 -''発売前に本誌で発売をあやまる''。 **評価点 -キャラゲーとは思えないほどのエリアの広さや隠し要素も多い。 -じーさんを強化するシステムも好評。 -BGMは世界観に合っていていい。というか純粋に出来が良い。 -グラフィックもなかなか。平均より少し上。 -意外に隠し要素は謎解きがある。 -ゲーム内のミニゲームは意外な中毒性がある。 -アイテムの静止画は3DSより先に立体に飛び出るシステムを採用してる。 --ただし3D眼鏡が必要だが。 **問題点 -基本ゲームは単純でボス戦もマンネリ化しやすい。 -飛行できるフォームで海に落ちるとゲームオーバー扱い。 **総評 -バカゲー要素や下品さもあるがキャラゲーとしては水準以上。本作のファンは買う価値あり。多少賛否は分かれるが、キャラ崩壊はしておらず、原作のノリを大事にしてる。 **余談 -この後GBAで一作DSで一作が発売された。