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執筆依頼・据え置き機/クソゲー扱いされやすいゲーム6 - (2012/11/08 (木) 21:08:32) のソース

&bold(){}据え置き機のクソゲー扱いされやすい作品のうち、「バカゲー」の依頼タイトルはこちらへ。

ソートはカテゴリ・ハード別に五十音順で。タイトルと共にコメントなどで推薦理由も添えておくと良いと思います。

&b(){執筆した方はここから該当タイトルを消してください。}

注:あくまで依頼用ページなのでここからのリンクはご遠慮ください。
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#contents(fromhere)
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**任天堂据置機
-&bold(){FC つっぱり大相撲}(テクモ)
--相撲で戦う格ゲー。ゲームとしてはかなりの良作。
--コミカルすぎる演出がすさまじい。
---つっぱりで土俵の端から端までぶっ飛ぶ、上手投げで画面外まで打ち上げられ3秒位たってから落ちてきて地面にめり込む、下手出し投げで転がって飛んでいく…等。
---緑や紫などのとんでもない肌の力士もいるが、そのお陰で見分けやすい。
--実際の相撲ではできないようなバカ技も。
---先述の画面外からの落下で落下地点を調整して相手の頭上に落ちる、ふんどしを脱がせる…等。
--一人モードは番付のレベルの上がり方も丁度いいし、プレイヤーの成長の仕方も丁度いい。
--「組む」という格ゲーでは珍しい要素もあるし状況によって2ボタンなのに多様な技が出せる。また、力士によって特徴が違うのでシンプルながらも戦略性がある。
--パスワードも短め、テンポがいいなど、なかなかの配慮がみられる。
--2人対戦は力士五人の「部屋」を選び5人対5人の団体戦。これもなかなかいい。
-&bold(){FC Law of the West 西部の掟}(ポニーキャニオン/トーセ 87/3/6)
--「交渉シミュレータ」とでも呼ぶべきゲーム。保安官となって、町の住人や流れ者たち10人を相手に「平和的に」「舐められず」話を持っていくと高評価となる。
--1ゲームがやたら短く、コンセプトが斬新過ぎるが、操作感に競技性、アクション性のあるボーナス要素など、ルールさえ理解すれば非常に完成度が高い。
---会話文のテキストが異様に上手い。各ターンごと30字程度に収まる仮名文なのだが、無闇にキャラの存在感があってウィットに富む。
--会話相手を話の流れと関係なく、''いつでも自由に射殺する事が可能''(この場合、会話の評価点はゼロになる)。これがバカゲーだと言われる所以。
-&bold(){SFC であえ殿さまあっぱれ一番}(サンソフト 95/3/31)
--バカ殿とバカ王子を操作する見下ろし型ACT。何故か筋肉率が高い。見た目に反してゲームの出来は良く、アクションも多彩でけっこう楽しめる作品。
-&bold(){SFC ファイターズヒストリー 溝口危機一髪}(データイースト)
--カタログに記事が作られた。バカゲーや良作に移そうという意見があったら意見箱まで。
-&bold(){SFC キッドクラウンのクレイジーチェイス}(ケムコ)
--電撃スーパーファミコンの「イマイチなメーカーに名作ゲームを作らせよう」というタイアップ企画として開発されたクオータービュー形式のアクションゲーム。読者投票でケムコが選ばれた。&br()前にのみ進み後ろには戻れない(十字キーの左右で調整可能)独特の仕様となっている。全5ステージ構成でマルチエンディング形式も取り入れており、さらにシビアになった二週目まである。
--いくつかの事項がハガキ投票で決定され、主人公キッドクラウンのデザインもハガキ投票をもとに描かれている。今じゃこんな企画はありえないだろう。
--ゲームの最初に頭が地面にめり込むところから始まり、道中でもペラペラになったり、全自動大砲に撃たれて黒こげになったり、水たまりを踏んでしまってせっせと水を払ったりと最早ツッコミが追い付かない。&br()さらには宇宙海賊ダーティ・ジョーの道中での妨害もあり、プレイヤーを飽きさせない。
#region(賛否両論点)
--ステージ5をクリアした後の救出ステージでここまで手に入れた鍵5本を10個の鍵穴に差し込んで正しい鍵穴に差し込めればノーマルエンド(成績次第ではベストエンド)だが、失敗するとバッドエンドとなってしまい二週目にも行けない。&br()運の要素でエンディングが変わってしまうあたりは評価が分かれるのではないだろうか?
#endregion
-&bold(){GC お遍路さん}(ピンチェンジ)
--家に居ながら「お遍路」の旅が出来る画期的で老得な修行ゲー。
---最早どこからツッコミを入れればいいか分からないが、『早すぎたWiiFit』と評価されている。
--読経するところで大半の若者は頓挫してしまう可能性大。
--別売りの歩数計「印籠くん」(5,800円)やフットコントローラ「牡丹さん」(6,800円)を使用することでプレイをある程度快適にはできる。が、そこまで金をかけるくらいなら普通にお遍路したほうがいいのでは?
--このゲームでは23番までの対応であり、残りは続編で登場予定だったが、その前にメーカーが解散してしまいお蔵入りとなった。
-&bold(){Wii 珍スポーツ}(セガ 09/10/29)
--「おばかスポーツ」と言った方が正しいような内容。実在する変なスポーツ10種類が遊べる。
---家具を改造して走らせる「家具レース」、いかに極限の状況でアイロンをかけれるか競う「エクストリームアイロニング」、氷原でゴルフする「アイスゴルフ」、「まぐろ投げ」など。

**ソニー据置機
-&bold(){PS アドヴァンストヴァリアブル・ジオ2}(TGL/戯画)
--前作『アドヴァンストヴァリアブル・ジオ』から続くアドヴァンストシリーズ完結編。
--前作の苦い落ちも消化。予め『2』を出す予定だったのか?
--前作とは異なりPS専売。格闘ゲームとしては大幅進化。まさかの永久コンボも存在。
--キャラクターデザインに『勇者王ガオガイガー』シリーズで有名な木村貴宏を起用。前作とは気合の入り方が違う。
--懲りずにまた大会を開く黒幕。現状に満足しておけば良かったものを…。
--一度経験したら前作には戻れなくなるタイプのゲーム。
-&bold(){PS '98甲子園}(魔法)
--ユニフォーム、校名、校旗、校歌、投球モーション等がエディット出来る野球ゲーム。OPの出来が良いのでゲーム内容とのギャップが激しい。
--特に話題となったのは投球モーションのエディット。変な意味で自由度が高く、突っ込みどころ満載。
---制限が「3秒以内」「体の一部(''足でなくてもOK'')が地面についている事」''だけ''。腕の振り?関節の可動域?なにそれ?
---そのため「真後ろを向いた状態からいきなり投球する」「春麗のスピニングバードキック→キャンセル投球という連続技を決める」「ひとしきりブレイクダンスを披露してから投球する」「股間から投げる」「''駄々をこねる''」などはまだマトモな部類。~
ひどい場合は「直立不動のままマウンド上でプロペラのように回転してから逆回転する」「全身で''卍''のポーズをとり、''手裏剣のごとく高速回転する''」といった動作を行ってからボールを投げる。
---マウンド上で土下座をして、打者が油断をした隙に投球することもできる。
---念のため繰り返すが、これらは投手の投球モーションである。

#region(荒ぶる高校球児たち)
&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=XxHjN2wu0B0){425,350}
---ただし上の映像は、無関係な楽曲と本作の映像とをタイミングよく編集して作り上げた、いわゆる「MAD」であることに注意されたし。
---どうやらこの世界の高校野球には、「ボーク」というルールが存在していない模様である。

#endregion

---エディットの操作性はけっして良くないが、それを乗り越えると無限の馬鹿世界が待っている。
--校歌が作れる。あらかじめ用意された何種類かの曲から1つを選び、自分で作詞するのだが、この曲の中に''ゴアトランス''がある。
--バカゲーぶりがあまりに凄まじい事と、それがビジュアル的に分かりやすい性質のものであるため、本作の紹介動画は各動画サイトで人気となり高い再生数を誇っている。
--ここまで来るとメーカー名が''魔法''というのも、ツッコミどころの1つのように感じてしまう。
-&bold(){PS 高2→将軍}(アスク 00/10/26)
--ギャルゲー(学園シミュレーション)と戦国時代のサウンドノベル(戦国チャレンジ!ノベル)と、どう考えても不釣り合いな2つのジャンルを無理やり一緒にした奇ゲー。
--実は後半の戦国チャレンジ!ノベルがかなり面白く、水増し気味とはいえ135種類のエンディングを堪能する価値は十分にある。前半のギャルゲーのプレイスタイルによって戦国チャレンジ!ノベルのシナリオが決まるため、ギャルゲーの出来がいまいちで作業にしか感じられないのが悔やまれるところ。
-&bold(){PS 世界一ツイてない女 どつぼちゃん}(ユニバース開発 00/9/14)
--風水を駆使して、不幸なヒロインに幸せをもたらすのが目的。
-&bold(){PS 超兄貴~究極無敵銀河最強男~&br()SS 超兄貴~究極…男の逆襲~}(共にメサイヤ)
--基本的に同一内容。SS版は難度が高く調整されている。本職のボディビルダーを起用、実写取り込みで大半のキャラを描くという暴挙に出た。
--歴代の超兄貴シリーズの中でも、実写の肉体をベースに表現された奇怪なクリーチャーたちは狂気の沙汰レベル。
-&bold(){PS 破壊王 KING OF CRUSHER}(ファブコミュニケーションズ)
--人を殺したり、街を壊したりするゲーム。
--操作システムは格闘アクションゲームに似ているが、ほとんどのステージで圧倒的に自分が強く、一方的な暴行・殺戮・破壊の様相を呈する。
--平凡なサラリーマンであった主人公・司馬久造(しばくぞう)は、蝿のような正体不明の存在にそそのかされて''発狂する。''自分の家の家財を次々と破壊し、ついには妻や子供たちまでも、その手にかけてしまう。
---何事もツカミが大切なものだが、ゲームの1面目で起こる出来事としては、これ以上ない印象的なできごとである。一応、流血などの表現はなく間接的な描写となっている。
--そして家を飛び出した久造。ここで彼の身体に異変が起こる。徐々に''獣人''へと変貌していくのだ。
--罪もない人々に暴行を加え、街角のショーウィンドウや看板を破壊する。
--警官隊が現れ、久造に発砲する。だが受けるダメージ量は微々たるもの。歯牙にもかけずに返り討ちにする。
--その後も久造の破壊行為は続く。身体はどんどん変貌し、大きくなり、すでに''怪獣''と呼ぶべき存在になっている。
--ところがここで奇跡が起こる。''ゲームバランスが成立するのだ。''これは主に、敵が戦車や戦闘機といった近代兵器となって受けるダメージ量が増すこと、および怪獣と化した久造がバラエティゆたかな攻撃手段を獲得する事が原因である。
--やや苦戦しつつも、自衛隊との戦闘に勝利した久造。こうなれば、目指す先はもう世界しかない。
--そしてラストバトル。待ち受ける最後の敵は''自由の女神''である。さすが大国アメリカの象徴は手ごわい。手に持った松明からビームを発射して攻撃してくる。
--なんとか倒した……と思ったら、ここでラスボスは第二段階へと変貌。そして久造に残された唯一の家族である、彼の赤子を盾にとってくるのである。赤子の命に構わず戦いを続けるのか、それとも……。ここでの行動によって、エンディングは2つに分岐する。
--以上、お読みいただけばわかるように、明らかに「バカゲー」であることは確かなのだが、あまり愉快な内容ではない。陰鬱でアンビエントな音楽とも相まって、気分が暗く沈みこんでくる。
--パッケージに書かれたキャッチコピーは''「サラリーマン壊しまくり」''。だが、このコピーにふさわしい気分転換用バカゲーを期待すると、思いもよらぬ陰惨な内容に唖然とさせられる結果となる。
--全体を通してみると、人を殺すという行為の重さを実感させられる前半部よりも、怪獣となって街を壊し軍隊と戦う後半の方が、むしろ不快感の少ない、ありがちな内容になっているといえる.
-&bold(){PS パペットズー・ピロミィ}(ヒューマン 96/2/16)
--犬や猫などの様々な動物のパーツ(頭、体、手足など)を正しく組み合わせることで、その動物を完成させることが目的の幼児向け教育ソフト。作った動物は草原や森などのフィールドへ放すことができる。メスライオンや子供のチーターといったレアパーツも登場。
--しかしながら、異なる動物のパーツを組み合わせてもペナルティなどは一切ない。これにより、たとえば「ウサギの頭でライオンの体、キリンの脚」といった異型生物が作成できてしまう。本来は「正しい動物の体の仕組みを学習させる」ことが趣旨であるはずなのだが、購入者の多くが「いかにしてカオスな動物を生み出すか」に熱中するという、珍妙な事態が発生する始末。
--グラフィックや動きも妙にリアルなため、これらのキメラがフィールド動く様子はあまりにも異様極まりない。

#region(参考動画)
&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=6VpX5y69stQ){425,350}
#endregion

--そもそもがそういった楽しみ方をわざとするプレイヤー自体、このソフトが対象とする年齢層からは外れてはいるのだが…。
--日本語と英語双方の音声が選択できるが、日本語版のナレーションは人気声優・井上喜久子(17)が担当。
--一部ではカオスゲーとして話題になった作品。生産数が少ないため入手は困難だったが、2010年3月10日にまさかのゲームアーカイブスでDL販売された。
-&bold(){PS ペプシマン}(KID)
--ペプシコーラのCMキャラクター「ペプシマン」のキャラゲー。
--基本システムは某クラッシュと同様の3Dアクション。
--本作のノリはあのペプシコーラのCMに忠実なノリとなっている。そのためCM同様非常にバカバカしい雰囲気である。
--しかもステージクリアすると実写のムービーが流れる。
-&bold(){PS 魔女っ子大作戦}(バンダイ/クリスタルダイナミクス)
--東映の魔女っ子アニメ7作品のスパロボ。基本的に洋ゲー『The Unholy War』のキャラを挿げ替えただけで、ストーリーはあって無きが如く、ポリゴングラはチープで、システム面もバランスも作り込みが甘く、正直クソゲーといえる出来だが、以下の点でバカゲー扱いされる。
---パンチラ満開のオープニングムービーだけ妙に力が入っている。
---なぜか初代キューティーハニーも魔女っ子に混じって登場している。
---登場する魔女っ子の年代がかなり古く(一番新しいので1981年)、ほとんどが元アニメの声優を使ったため声優の平均年齢が60歳オーバーしている。『プリキュア』シリーズはまだ始まってもいないので仕方ないとしても、せめて『セーラームーン』くらいは出せなかったのだろうか。
---敵キャラは元の洋ゲーをそのまま使ったせいで、サリーちゃんがトカゲと死闘を繰り広げるような違和感バリバリのバトルを展開できる(そもそも開発のクリスタルダイナミクスは『Enter the Gecko』のような爬虫類アクションで知られる)。
---味方ユニットに各作品の一般人の登場キャラが何気なくいる(もっともほとんど役立たずだが)。よっちゃんやすみれちゃんが怪物と戦うのを想像するとかなりシュールである。
--ゲームとは全然関係ないメディアミックス宣伝は派手にやっている。
--東映といっても「東映動画」製作の魔女っ子のみ。だから、キューティーハニーと同じダイナミックプロ原作で東映制作のアニメでありながら、東映テレビ事業部製作「魔女っ子チックル」は不参戦。
-&bold(){PS ライジング斬 ザ・サムライガンマン}(ウエップシステム)
--『クールボーダーズ』などで知られるウエップシステムの遺作。荒野の時代に銃と刀で怪しげな日本風の敵をなぎ倒す、ウルトラスーパーセクシィヒーロー斬の物語。
--ファンの間では「刀と銃を併用して走り回る」「戦果ではなく、どれだけカッコよく立ち回ったかが評価対象」「武装が強化・攻撃が高速化するゲージ式ハイパーモード」他、後の『デビルメイクライ』等に絶大な影響を与えた。…''事になっている。''
--カメラワークに多少問題があるものの、PSの3Dジャンプアクション屈指の完成度。ステージごとに、様々な仕掛けやサブゲームが挟まっており飽きさせない。
--「ドスコイドスドスコイドスコイ」などと怪しい日本語を話す(画面下の字幕には普通の文章が出る)相撲チャンプや芸者、将軍のキャラ造形は語り草である。
--ウエップシステム解散後に一部スタッフが立ち上げたメーカー「スタジオ斬」の社名は本作に由来する。
--また本作のアーカイブス配信後にtwtterを使用したキャンペーンも実施。
-&bold(){PS2 悪代官}(グローバル・A・エンタテインメント)
--大川興行副総裁・寺田体育の日出演でも知られている、なぜかガンダムネタが豊富なトラップゲー。
--一話クリアごとに本物の時代劇俳優を使ったばかばかしいコントムービーが流れる。3まで出ている。
-&bold(){PS2 インゴット79}(ファブコミュニケーションズ 02/11/14)
--目指せ一攫千金の黄金採掘シミュレーション。現代日本が舞台だが、眼帯カウボーイ、モンゴル相撲の達人など、脇を固めるサブキャラが無闇に濃い。
--調査過程はやや地味で単調(でもたまに熊や野党に襲われる)だが、猛然と岩盤を掘り進むドリルのカットインや、上記濃い連中が心底嬉しそうにバンザイする採掘成功デモなど、演出が中々盛り上がる。バランスは悪くなく、掘削業界の豆知識なども変に充実。バカを意図しつつ真面目に作ったバカゲーと思われる。
--余談だが、この会社はこのゲームの宣伝のためにゲーム雑誌関係者を佐渡金山に連れていったり、ゲームショウで''時価1億2000万円相当の本物の金塊''を展示したりしていた。
--2003年の夏休み企画として、学生や教師向けの地学教材として本作を先着100人に無料でプレゼントする「インゴット79夏休みキャンペーン」が行われたが、朝日新聞から「売れ残りゲームをプレゼント」と身も蓋もないことを書かれてしまった。
-&bold(){PS2 蚊}(SCE/ズーム)
--蚊になって、叩き潰されないようにうまく立ち回りながら人間から血を吸っていくアクションゲーム。
--何故か敵対する人間達「山田家」の面々が超人じみている。オヤジに至っては超能力すら使ってくる始末である。
---もっとも「ゲームとしての面白味」を出すためのスパイスとしてはやむを得ない面もあるが。
--隠しミニゲームがあり、内容は『山田家の面々が自転車に乗って互いを足場から落としあう』という非常にシュールなものになっている。しかし中毒性は高い。
--続編に『蚊2 レッツゴーハワイ』が出ている。
--ノベライズ版は田中啓文、小林泰三、森奈津子など分かる人にはたまらないマニアックな執筆陣が揃っており、推理、ハードSF、ファンタジーなど様々なジャンルのストーリーが楽しめる。現在は入手困難。
-&bold(){PS2 くまうた}(SCE)
--師匠であるプレイヤーが弟子の「くま」に演歌を教えていく内容。音声合成システムを搭載しており、時代を先取りしすぎたゲームとの声も。
--プレイヤーは曲と歌詞をモンタージュのように組み合わせて、オリジナルの演歌を作り上げて「くま」に唄わせる。
--唄はそこそこ明瞭で、歌詞の内容がなんとか聞き取れる。「くま」のビジュアルと、微妙なレベルの合成音声が相まって、独特のペーソスを生み出す。
---しかし時代やハードウェア性能を考えると、本作の音声合成技術は十分に賞賛に値するものである。
--2chなどで有名なアスキーアート「クマー」の元ネタがこのゲームだと言うことを知る人は意外と少ない。
--ニコニコ動画では、初音ミクをはじめとするボーカロイドの仲間・先輩・始祖として扱われる場合がある。
-&bold(){PS2 SIMPLE2000シリーズVol.38 漢のためのバイブル THE 友情アドベンチャー~炎多留・魂~}(D3パブリッシャー/ヒューネックス)
--原作はガチムチな男達が○○○しちゃうアッー!なエロゲ。家庭用に移植された際には流石にピーな設定やイベントシーンは省かれてしまったが、それを匂わすような雰囲気は残っており、男色向けバカゲーとして評価されている一作。
--タイトル通り、男達の友情を描いたゲームなのだが、某ゲーム雑誌のレビュー記事にて「これは友情じゃなくて、それ以上の関係だよな」と言わしめた事があるあたり、原作の毒っ気は再現していると言えるだろう。
--PC版の前作をプレイしていないと理解出来ない描き下ろしの隠しシナリオも存在していたりする。内容は感動的な物になっているが。
-&bold(){PS2 SIMPLE2000シリーズVol.63 もぎたて水着!女まみれのTHE 水泳大会}(D3パブリッシャー/タムソフト)
--往年の人気番組をイメージした珍作。3Dモデリングされた水着姿の女の子達が、プールで競技するというそれだけのゲーム。
--インパクトはあるが遊べるゲームもキャラも少ないので、長く遊んでも楽しくない。言うなれば出オチそのもの。
--もちろん、仕事を選ばない看板アイドル・双葉理保も参戦。
---というか双葉理保以外の「Love Songs」ヒロインが一堂に会した数少ないゲームである。そういう意味では貴重な一本。
-&bold(){PS2 SIMPLE2000シリーズVol.83 THE 昆虫採集}(D3パブリッシャー/ベストメディア)
--その名の通りの昆虫採集ゲー。捕まえた昆虫を戦わせることも可能。
--ファミ通レビュー14点(4と3が二人ずつ)の記録を持つことからレビューで低得点が出た際に話題になる場合があるが、監修が付いているだけあって採集要素の出来は良く昆虫の生態をリアルに体感できる。昆虫の種類も豊富。
--ただし、ゆるい雰囲気ながら悪い意味で非常に突き放したノーヒントな作りであり、この点に関してはレビューは要点を突いている。昆虫を使ったバトル要素の出来も悪め。
--登場キャラの会話が電波に満ち溢れているのが特徴で、特にヒロインの女の子がぶっ飛んでいる。
-&bold(){PS2 SIMPLE2000シリーズVol.113 THE 大量地獄}(D3パブリッシャー/タムソフト)
--少女「水咲エリカ」が犬猫サイズの巨大な蜘蛛やら蛾やらゴキブリやらが大量に跋扈する、見るもおぞましい世界を冒険する3Dアクションゲーム。なぜ作った。
--『不思議の国のアリス』をモチーフにしたストーリーとグロい昆虫だらけの世界はミスマッチ甚だしい。
--グラフィックもタムソフト製SIMPLEの中では良い方であり、虫は本当にリアル。
--オプションで「出身地」を変更するとエリカのセリフが全て方言になるという謎のバカゲー要素も完備。
--ネタ先行でアクションゲームとしての出来がおざなりになっているあたりは『THE 大美人』などに近い。
-&bold(){PS2 名探偵エヴァンゲリオン}(ブロッコリー/ヘッドロック)
--『新世紀エヴァンゲリオン』の推理ゲーム。シンジを操作して「死徒」(犯人)を探し事件解決を目指す。
--基本的にはADVパートとミニゲーム(死徒との戦い)を繰り返していくが、最終面では『逆転裁判』風になる。
--登場する死徒は、エヴァの虫歯であったり、ボウリングのピンだったりとネタ満載。
---後半の死徒の発生理由は「リツコの怪しい発明が原因」という、同人誌みたいな展開も。
--マヤが名前を「赤木マヤ」で登録しているなど原作の描写が拡大解釈(?)されてギャグとして登場する。「そこにシビれてあこがれます!」といったパロディもちらほら。
--レイやアスカも登場するが、空気と化している。基本的には事件の捜査と、シンジとカヲルの交流が中心となる(人によっては同性愛に見えるので嫌悪感を抱くかも)。
-&bold(){PS2 武刃街}(タイトー/レッド・エンタテインメント)
--ガクトのゲームデビュー作。そのジャンルはハイスピード武峡アクション。
--ストーリーは意味不明。電波ぶりが凄まじい。''開始早々主人公がいきなり宇宙から流星となって降ってくる。''なんじゃそら?
--ムービーではガクトは全くと言っていいほど喋らない。無駄に声優が豪華だが、これじゃあほんとに声優の豪華無駄使い。
--ステージ構成は適当。リアリティの無いステージが殆ど。近代都市のステージなんて不自然なくらいに車の一つも無い。
--特典映像でガクトは「続編出してまた皆を楽しませたい(要約)」と語っている。実際作ったらどんな風になるのか見物である。
--漫画化もされたがまさかのエロギャグアクション。主人公もちゃんと喋ります。ある意味こっちの方が面白いかもだが、ガクトが見たらなんて言うだろうか。
-&bold(){PS2 ヘビーメタルサンダー}(スクウェア・エニックス/メディア・ビジョン エンタテインメント 05/9/1)
--『[[鈴木爆発]]』を手がけたプロデューサーがまたやらかした一品。ジャンルは『''人生を格闘するゲーム''』。
--全長30cm程度のロボットを互いに戦わせるゲーム『ロボットレスリング(略してロボレス)』が世界的に流行しているという設定。早すぎたダンボール戦機といえなくもない。
--アニメパートが妙に力を入れて作られており、古谷徹や大塚明夫、劇団ひとりと声優陣が無駄に豪華なのも特徴。
--当時放送されていた音楽番組『ヘビメタさん』にてドラマ仕立てのCMが全10本流された。現在は公式サイトで見ることが可能。
--ちなみに『ヘビメタさん』自体はゲームとはほとんど関係がない至って真面目な音楽番組である。
--ゲーム自体は大味でかなりあっさり終わる。アニメパートのおまけという意見すらある。
--プロデューサーにとって本作はかなり愛着があるらしく、ファミ通1180号でのインタビューにおいて''「『[[ドラッグ オン ドラグーン]]』を最初『ヘビーメタルサンダー』ってタイトルにしようとしたが却下された」「スクエニの良いところ:ヘビーメタルサンダーを作らせたところ。足りないところ:ヘビーメタルサンダーを作らせたところ。」「社長になったら2を作りたい」''と多くの珍言を残している。
-&bold(){PS3 3Dドッドゲームヒーローズ}(フロム・ソフトウェア/シリコンスタジオ)
--往年のゲームやアニメのパロディが大量に入っているフロム渾身のバカゲー。
--FF、ドラクエ、メガテン、ガンダム、ロックマンなど、そのネタは実に豊富(あろうことか阿部さんネタまで入っている)。
--ちなみにシステムは『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』と寸分違わず同じである。大丈夫かフロムよ…。
--全体的に大味だが中毒性は高く、やり込み要素も豊富。
-&bold(){PS3 超次元ゲイム ネプテューヌ}(コンパイルハート)
--ゲーム業界を題材にした異色のRPG。ゲームハード戦争をパロっており、キャラクターも各ゲームハードの擬人化である。女神と呼ばれるヒロインたちは女神としての姿に変身することができ、そのデザインはモチーフとなったハードを彷彿とさせる。なお、萌え以外はいらないとばかりに、イベントに関わるキャラであっても男性キャラは全てモブ扱い。
--またコンパイルハートやガスト、アイディアファクトリーに日本一ソフトウェアの擬人化キャラも登場する。さらに敵の女神であるマジェコンヌは名前でわかるようにマジコンの擬人化。色々な意味でいいのか。
--TOVやブルドラ、デス様のネタもある。
--欠点は、ワールドの移動が面倒なこと、エンカウント率が高いこと、イベントが所々で不自然に途切れていること、エンディングに関わる要素が制御しづらいこと、見た目のかわいらしさに反して展開が妙に重いこと((時エリアの女神に信仰を集めるために他の女神の毒殺を謀る奴が出現、生まれと違うエリアの女神を信仰するのは重罪、女神たちはある人物の手によって意図的に仲違させられているなど))が挙げられる。
--続編ではゲームネタパロディの増加の他、『割れ厨』といったネットスラングや『馬鳥』などの時事ネタ、某ブログの擬人化、挙句の果てに''稲船敬二が武器として登場(しかも実写)''するなど悪乗りの極みに達している。また、主人公は変身後はレオタードのような格好になるのだが、その模様を自分で作成できる(難易度が高いが)。もちろん、色々な意味で''人前に出せない格好''にできなくもない。増えたのはネタ要素だけかと言えばそうではなく、上記のような前作の問題点をきっちり解消している。
--結構人気なのか、さらに続編の「神次元ゲイム」が発売された。いささか扱いづらいシステムも増えているが、こちらも2作目の問題点をかなり解消しているなどユーザーライクなシリーズと言える。さらに、模様変更は女神キャラ全員に行えるようになったり稲船(無論実写)が4つに増えたり''女神がファイナルフォームライドしたり''など、当然のごとくネタ要素はパワーアップしている。なお、神次元ゲイムは時期は未定だが''アニメ化が予定されている''。ネタ特化のゲームとしては珍しい躍進と言える。ちなみに、3作目でようやく立ち絵がある人間の男性キャラが登場した(ただし、中年一人だけ)。

**その他据置機
-&bold(){PCE/PS/SS アドヴァンストヴァリアブル・ジオ}(TGL/戯画)
--元祖エロゲー格闘の移植作。ギャルゲー格闘の先取り作品でもある。
--兎に角設定が凄い。
---賞金総額十億円と伝説の一等地を手にする為、そして最強のウェイトレスを決める為大会で美少女達が殴り合いをすると言うストーリー。そんな大会がすでに開催から三度も行われており、四度目の大会からこの物語は始まる。
---喧嘩の強いウェイトレスが8人も居る事自体が凄い。中にはただ単に喧嘩が強い者やくノ一まで居る。なんでウェイトレスやってんだ。
---で、彼女達の所属する企業が「不士屋」「スカラーク」などどこかで聞いた事があるような名前で、中には「びっくりモンキー」なんて分かり易いものまである。今の御時世やっても大丈夫だろうか?
---黒幕の計画が変。この大会には裏があり、実は黒幕がより強い体を手に入れる為にこの大会を開いて優勝者の体を乗っ取ろうとしていたのである。まるでサイコッパーワーの使い手みたいだがしかし、女なので女に拘るのは分かるが何故ウェイトレス限定なのか? 普通に女限定で格闘大会を開いた方がもっと強い体を手に入れられるのでは?
---しかも黒幕は物語の最後で圧倒的な力を見せ付け逃げてしまう。苦い落ちである。
--家庭用だけありエロシーンは削除されている。代わりに格闘要素が強化されておりPS・SS版は画質が良い。
--PCE版は画質は悪いがちょっとだけエロ要素が残っている。パンチラなんて当たり前、なんと''15歳ロリ娘の下着姿まで見る事ができる。''
-&bold(){PCE サイバークロス}(フェイス/ITL)
--70年代の特撮ヒーローを意識して作られたアクション。ヒーローもののお約束といえる変身シーンや、(今見ると)あまりにもダサい敵幹部の存在、ご丁寧にもテーマソングのカラオケverがデモで流れるという徹底的な作りである。
--続編に『クロスワイバー』があるが、こっちは80年代の特撮的で、雰囲気が前作よりシリアス化しているため、バカゲー度は薄らいでいる。
-&bold(){PCE ストリップファイターII}(ハッカーインターナショナル)
--ハードメーカー非公認ソフト。PCエンジン界では結構有名なアングラメーカー、ハッカーが製作した格ゲー。
--元ネタはもちろんあの有名格ゲー。ほぼすべてのキャラに即死コンボが当たり前の如く搭載されており、ある意味世紀末ゲーのルーツと呼べる存在かもしれない。
--対戦相手に勝つと、一枚絵脱衣が表示されるサービスシーンがあるのだが、明らかにゲーム内と一枚絵のキャラデザインが別物で突っ込みどころ満載である。
--エロ格ゲーではあるが露骨な性描写は意外と少なく、18禁と呼べる程のものではない。
--とある同人サークルから続編にあたるソフトが発売されている。しかし、こっちは18禁である。
//-&bold(){PCE ゴッドパニック 史上最強軍団}(テイチク)
//カタログに執筆済みなのでCO
-&bold(){MD 魂斗羅 ザ・ハードコア}(コナミ)
--キャラセレクト、ステージ分岐、マルチエンディング、と魂斗羅シリーズとしては異色の要素を持つ。
--グラフィックの回転表示機能を持たないメガドライブにて、擬似的に回転描写をやってのけてしまった。他にも多間接や巨体をがんがん跳ねるように動くボスが当たり前の如く登場するなど、ハードの限界を超えすぎたゲームとして伝説化している。
--ライフ+残機制で許容ミス回数が多く、パターンを組めばさほど苦戦もせずにクリアできる事から、見た目のハードコアっぷりとは裏腹に、シリーズの中でも難易度が良心的なゲームである。
---海外版はライフ制を排除し、従来の魂斗羅シリーズと同じく一発死にであるために難度が若干高めとなっている。
--ソフトの出荷数が極めて少なかった事から、MDのプレミアソフトの代名詞として知られる。
--現在、本作の世界観を引き継ぐスピンオフ作品の『Hard Corps: Uprising』が360とPS3にて配信中。
-&b{MD バトルゴルファー唯}(セガ・エンタープライゼス/サントス)
--ジャンルはゴルフゲーム+アドベンチャー。
--ストーリーとしては悪の組織ダークハザードに誘拐されバトルゴルファーに改造された水原唯が同じく誘拐され囚われたままの親友竜崎蘭を救い出すためにダークハザード主催のゴルフトーナメントに出場するという、「プロゴルファー猿」と「仮面ライダーBlack」を合わせた形。
--特徴としては全編を流れるアニメ・特撮系パロディのオンパレード。色モノだらけ(というかほぼそれしかいない)なので元ネタを知っていればなお楽しめる。キャラクターの造形も良い。
--ゴルフゲームパートは奇想天外なコースやトンデモ必殺技などが用意されているもののやや大味であり、ゲーム全体のボリュームもあまりあるとは言えないのが難点。
---必殺技は勝利した対戦相手から伝授される形だが、それゆえに必殺技を覚えていない最初のステージが実は一番厳しかったりする。
--エンディングはMD屈指の衝撃的な結末を迎えることでも有名。そのため鬱ゲーとしての側面も強い。
--余談ではあるが、本作はACの『スケバン雀士竜子』、MDの『マージャンCOP竜』と開発元が同じ。そのためかゲームのノリは前述の2作と似た雰囲気がある。
-&bold(){MD バトルマニア&br()MD バトルマニア大吟醸}(共にビック東海)
--外見は主人公が美女+メカニックな世界観のSFシューティングだが、かなりおバカなストーリー展開、及び敵キャラが変態だらけという狂気状態という理由で、メガドライブ屈指のバカゲーとして知られる事になる。
--(特に初代の方は)やりすぎな位に豊富なネタを持ち、否が応でも吹いてしまう事受け合いであろう。初代にて、主人公がスー8ーファ3コンらしきゲーム機を踏みつけるシーンは、任・堂に真っ向から喧嘩を売ってるとして伝説化している(尚、ビック東海は以前からファミコンにて『突然マッチョマン』などを発売しており、任点堂とは縁のあるメーカー。ちなみに某サイトに掲載されている開発者インタビューによると、予算もメンバーもSFCチームに取られていたので恨みがあったとのこと)。大吟醸では流石にそこまで大胆なネタは消え失せてしまったが、決しておバカ度が消えたわけではなく、相変わらずのカオスなゲームである。
--あまりにもバカ面・ネタ面が目についてしまうゲームだが、ゲームとしての出来は決して侮れなく、純粋に楽しめる内容だったりする。そういう意味ではPCエンジンの超兄貴と似た方向性を持つゲームなのかもしれない。
--またMD性能を限界に引き出した描写の数々も純粋に凄く、大きく評価されている。バカゲーだが、スタッフの制作技能はバカでは済まされない本気レベルまで達している。
--出荷本数の少なさ故に、両者共プレミアが付いて容易に入手できなくなっている。バーチャルコンソールに配信を期待したいところだが、残念ながら配信予定は無い。
-&bold(){MD マイケル・ジャクソンズ・ムーンウォーカー}(セガ・エンタープライゼス)
--故マイケル・ジャクソン氏監修のアクションゲーム。アーケードにも同じタイトルのゲームが存在するが、内容は全くの別物(ACはクォータービューでMDはサイドビュー)。
--実のところゲーム内容はMD版・アーケード版共に元の映画のムーンウォーカーにかなり忠実に作られていたりする。
-&bold(){SS Code R}(クインテット 98/7/9)
--クインテット開発によるレーシング恋愛SLG。リプレイモードにおける声優陣の狂ったようなギャラリー演技が見物。
-&bold(){SS 制服伝説プリティ・ファイターX}(イマジニア 1995/6/16)
--明らかにコスプレ衣装風な格好をした女の子しか登場しない格闘ゲーム「制服伝説プリティ・ファイター」の2作目。[[FIST]]の前作といえばわかりやすいか。
--キャラの見た目もそうだが、技名も「ブルセラアッパー」「おしりプー」「ぱっくり旋風脚」「7年殺し」「バナナ食べ」とバカなものばかり
--声優は氷上恭子、大谷育江、井上喜久子・・・・と豪華だったり、オープニングのアニメもやたらよく動く。
--カクカクとした動きや、明らかにおかしいコンボなど、バランスはハッキリ言って悪く、ゲームとしての出来はイマイチ
--それでもまだドット絵などのデザインが崩れていないため、[[FIST]]より全然マシなレベル。
-&bold(){SS 平成天才バカボン すすめ!バカボンズ}(ゼネラル・エンタテイメント)
--ゲーム本体ははっきりいってダメダメもいいところだが、ステージデモのイカレっぷりが凄まじい。そのイカレっぷりはLSDに匹敵(ある意味原作(どちらかというと平成よりも元祖の色彩が強いが)を体現しているといえなくもないが)。
--ポーズ画面の無駄に作りこんであるウナギイヌのデモや、ゲーム背景画面のイカレっぷり、レベルの高いBGMとゲーム以外の部分ではある意味において凄まじいくらいに優秀。人によってはゲームのダメさ加減もこれで帳消しにできるか?
-&bold(){SS/PS/PC タイムコマンドー}(アクレイムジャパン/Adeline Software International 98/3/19)
--ウィルスが混入された世界を元に戻す男の戦いを描いた一作。…と、表面上はそういう設定だが、現実は歴史上でのその辺のたむろする人や動物をひたすら殴ったり、武器でいたぶったり、手榴弾で粉微塵にしたりする超虐殺ショーである。
-&bold(){SS/PS 熱血親子}(テクノソフト)
--ファイナルファイト系のベルトスクロール。アメコミかスラップスティックか、どの辺の層を狙ったのか分からないキャラデザインが印象に残る。
--パッケージのキャッチコピーからして「超・燃ゑる」。どちらかと言えばバカゲー寄りとも言える。
--全体的にはあまり爽快感も戦略性もない微妙な出来になってしまっている。
--PS版は本体より早く発売された真のロンチソフト。
-&bold(){DC ゴジラジェネレーションズ}(セガ)
--ゴジラになりきって日本各地の実在する大都市を破壊して回るゴジラゲー。
--使えるゴジラは5種類。最初はゴジラだけだが条件を満たせばメカゴジラ、初代ゴジラ、ジラことUSAゴジラ、ミニラが使えるようになる。何気にジラが結構使える。
--日本全国破壊行脚をするメインモードに加え、「タイムアタックモード」「集めてコロシアム」「ジェネレーションズシアター」なるものも用意されている。
---集めてコロシアムではゴジラ系のオリジナル怪獣に加え、ゴジラ系以外の怪獣も使える。ただし相当ぬいぐるみチックにデフォルメされている。
--ゲーム性自体は意外と高くなく、ゴジラファン以外はお勧めできない点も否めない。しかし、そんなもんどうでもよくなる最終隠し要素が存在する。
--その名も''ジャイアント芹沢博士''。文字通り巨大化した芹沢博士である。声こそ代役だが映画第1作ラストそのまんまの格好で歩き回る、眼帯を開いて砲身を展開しそこからビームを発射、映画での名台詞を発しながら''オキシジェンデストロイヤーの容器から拡散破壊光線をぶっ放す''、と言った方法で日本の各大都市を蹂躙する。
---流石に無許可じゃ不味いと思ったのか、スタッフは登場許可をもらうために遺族と交渉した。ちなみに交渉の際、実際にジャイアント芹沢博士が動き回る映像を見て大受けした遺族が大喜びで快諾した、と言う逸話もある。
--''ゲームカタログに、このゲームの正式な記事が作られた。''通例に従うなら上記の執筆依頼は削除されるべきだが、上記の内容を向こうの記事に吸収させるのも一興ではないかと思う。
-&bold(){Xb/PS2 デストロイ オール ヒューマンズ!}(セガ/Pandemic Studios 07/2/22)
--洋ゲーの移植だが、翻訳の際にアニメ『ビーストウォーズ』を意識した訳し方をしたという、パロディ満載のバカゲー(本来は残虐要素満載のゲーム)。
--監修にと学会会長の山本弘やアニメ監督のムトウユージなどを使い、バカ要素を増やすことで残虐性を緩めることにより発売が出来るようになった。
--声優陣も豪華でかつ声優がやったキャラクターをネタに使っている。
--1話ごとのタイトルや人間たちからテレパシーで読み取った頭の中などからもパロディ要素が溢れており、1950年代のSF系から涼宮ハルヒまで幅広くネタがある。
--元々が洋ゲーのため難易度は高く、終盤は難易度が跳ね上がる。
--公式サイトは何者かの手により閉鎖されてしまったので、海賊版のサイトで主要な情報を流している(という設定)。
--開発元のTHQは元々セガのローカライズの仕方を良く思っていなかったがセガが「田中敦子に会わせてやるから文句言うな」と言ったところ、快く了承をしてくれたという噂がある(田中敦子はこのゲームのラスボスの声を担当している)。 
--余談だが本作をローカライズしたセガは後に本物のトランスフォーマーのゲーム『トランスフォーマーアニメイテッド ザ・シューティング/ザ・チェイス』を制作することとなる。
-&bold(){Xb360 俺の嫁 ~あなただけの花嫁~}(アイディアファクトリー)
--『アイマス』『ドリクラ』『ラブプラス』といった恋愛SLG群雄割拠の時代に、IFから送り込まれた刺客。
--外見・声優を予め設定された中から組み合わせ、そこにプロフィールなどを書きこむことで自分だけの「俺の嫁」をクリエイトし、その嫁とのラブイチャな恋人・新婚生活を送れるという画期的なソフト。
--プレイし続けることでエンドレスなラブイチャ生活を送れるという点では『ラブプラス』に近いものがあるが、結婚の領域まで踏み込んだ内容とキャラクリエイトの自由度という武器で差別化を図っている。
--登場する声優はいずれも大御所。イラストレーターもヲタ業界では有名なメンツが参加しており多くのヲタのニーズに対応。しかも、後日DLCで使用可能な声優が増えるなど、気合の入れ方が尋常ではない。
--本番とも言える嫁モードがやや物足りない、嫁の物忘れがひどくなる時があるなどやや練り込み不足な感があり例に挙げた名作に拮抗するには至らなかったが、一定のファンは獲得できたようだ。
--その内容から、『ヌギャー』とは違う意味で冥界住人を震撼させた。