「一騎当千 Shining Dragon」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

一騎当千 Shining Dragon - (2012/05/13 (日) 18:03:03) のソース

*一騎当千 Shining Dragon
【いっきとうせん しゃいにんぐどらごん】
|ジャンル|爆乳ハイパーバトル(アクション)|&amazon(B000PXGTKM)|
|対応機種|プレイステーション2|~|
|発売元|マーベラスエンターテイメント|~|
|開発元|ドリームファクトリー|~|
|発売日|2007年7月26日|~|
|価格|7,140円(税込)|~|
|分類|''クソゲー判定''|~|
|ポイント|原作レイプ&br()ドリフ2度目のコピペゲー|~|
|>|>|CENTER:&color(red){クソゲーオブザイヤー2007据え置き機/ノミネート作品}&br()[[オレたちゲーセン族シリーズ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1177.html]]/APPLESEED EX/[[エルヴァンディアストーリー]]/&br()戦闘国家・改LEGEND/''一騎当千 Shining Dragon''/[[ゾイドオルタナティブ]]/[[四八(仮)]]|
----
#contents(fromhere)
----
**概要
-三国志をモチーフにしたお色気系格闘漫画『一騎当千』を題材としたキャラゲーの第1弾。本作のオリジナル闘士として''貂蝉''が登場する。
-物語はアニメ版『一騎当千(無印)』から『一騎当千Dragon Destiny』の間を軸としたオリジナルストーリー。ゲームシステムのほとんどは『格闘美神 武龍』((前年に発売されたバンナム発売・ドリフ開発のキャラゲーで、KOTY'06選外。))からの流用で、キャラデータも残っている。
--因みに、開発元の「ドリフ」ことドリームファクトリーは本作の半年近く前に発売された『APPLESEED EX』(発売:セガ)でも、同社がそれよりも過去に手がけた『[[クリムゾンティアーズ]]』(発売:カプコン。開発はスパイクと共同)のシステム等を流用していた。
-一騎当千でおなじみの、''戦闘により服が剥げる''描写もある。のだが……。

**問題点
-まず何と言っても、''全く別のゲーム作品のデータを流用している''ことが最大の問題。
--念のために書いておくと、『一騎当千』と本作の元となった『格闘美神 武龍』は作者・設定などあらゆる面でなんの繋がりもない別作品である。そのデータを丸ごと流用して、しかもキャラデータが残ったままというのはどうなのだろうか。
--データを流用した結果、前作の問題点を解消できていたならまだ救いはあった。しかし''本作にはそのような要素は一切無い''。
-コンボがちょっと違うだけで、キャラ性能にはあまり差がない。選べるキャラも少ない。投げ技、寝技、特殊技等の格闘の基本すら出来ていない始末。一部のキャラは原作ではそれらの技をしっかり使っているのに……。
-3Dグラフィックが最悪。服が剥げても全然萌えない上、興奮もしない。
-せっかくのオリジナルストーリーが面白くない。いくら番外編の様な扱いとはいえもう少し練ってほしいものである……。

**評価点
-操作自体は非常に簡単で、ボタン連打のみでも結構勝てる。そのためアクションゲームが苦手なプレイヤーにも安心してプレイできる。
--しかし逆に言うと、歯ごたえが無いとも言える。そもそもそんな人がわざわざプレイするほどの価値があるかどうかは……。
-会話パートのキャラ絵はよくできている。各キャラのグラフィックは少なくとも流用元よりはマシになっている。
--あくまでも「マシ」なだけで、良いわけではない。

**総評
-あまりにも酷い内容に、プレイヤーからは「''原作レイプ''」などと称されてしまう羽目に。クソゲー扱いされた作品のデータを流用して作られた本作は、見事に二の舞となってしまった。
-本作の続編に『[[Eloquent Fist>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/831.html]]』『[[XROSS IMPACT>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/836.html]]』が出ている(どちらもPSPで、開発はタムソフト)。こちらは2Dアクションとなっており、グラフィックも問題ない普通に遊べるゲームになっている他、本作の貂蝉も登場している。
-KOTY'07の選評において、ドリフは本作及びAPPLESEEDが併せてノミネートした事から「クソゲーマイスター」と呼ばれるに至った。