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魁!!男塾 疾風一号生 - (2013/06/08 (土) 11:16:35) のソース

*魁!!男塾 疾風一号生
【さきがけ おとこじゅく しっぷういちごうせい】
|ジャンル|スクロールアクション|~|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売元|バンダイ|~|
|開発元|トーセ|~|
|発売日|1989年3月3日|~|
|分類|BGCOLOR(lightsteelblue):''ゲームバランスが不安定''|~|
|~|BGCOLOR(MistyRose):''バカゲー''|~|
|ポイント|徹底した「男」仕様&原作再現|~|
|>|>|CENTER:''[[少年ジャンプシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1963.html]]''|

**概要
-人気漫画『魁!!男塾』のファミコン版ゲーム。驚邏大四凶殺編と大威震八連制覇編をミックスした内容。

**システム
-オーソドックスなアクションゲームで、4人のキャラ(桃、冨樫、虎丸、J)の中から好きなキャラを選んで面を進んでいく。各面にはボスキャラがおり、倒すとステージクリア。
--各キャラのグラフィックは使い回しだが性能は微妙に異なっているため、使い勝手は全く異なる。中にはボス戦でのみ使える武器を持つキャラも。
-各面のボスはオリジナルキャラ、鎮守直廊三人衆、三面拳+伊達、死天王の順番。ラスボスは邪鬼。
-面のあちこちにはベルトコンベアの如くスクロールする床、踏むとダメージのトゲ床、何の前触れもなく上から降ってくる重石などのトラップもある。
-どういうわけかアクションパートで捕まっている秀麻呂を助けると、ステージクリア後三面拳+伊達が使えるようになる。

**問題点
-道中の雑魚敵が妙に強い。
--雑魚敵の方が攻撃のリーチが長く、移動スピードも速く、さらに飛び道具まで投げてくる。某レビューサイトでは「''スーパーマリオで例えるならクリボーがファイヤーボールをバンバン投げてくるようなもの''」と例えられた。
-敵を倒していくとレベルアップし、何らかの能力が一つ上がる。各キャラ限界能力まで上がるが、''次の面に進むたびに初期能力に戻る''。レベルアップの意味無し。
-台詞の種類が少ない。そのため原作のキャラを考えると明らかに合わない台詞や一人称で喋るキャラも。
-途中参戦の三面拳+伊達の扱いが微妙。
--雷電はジャンプ移動のみしか使えず、飛燕は原作と違い鈍足。月光はそこそこ。伊達は強キャラだが使えるのが最終面のみ。しかもこの4人はボス戦でしか使えず、ステージクリアによる体力自然回復も無い。さらにコンティニューすると仲間から外れてしまう等、全体的に使いにくい。
とはいえ、敵が強めだったり台詞や一人称が変わるのは''ほぼ原作通り''ではある。

**原作再現
-主人公側のライフゲージが少なくなると寿命蝋((驚邏大四凶殺編に登場した、闘士の命を表したロウソク。炎が消えるとその闘士は死んだことになり、ライターなどで火を付けることも不可能。しかし消えた闘士達は全員普通に生き返っていた。))の火が消えそうになり、ゼロになると消えてそのキャラは死亡する。
--死亡したキャラはその後一切使えない。また死亡時の演出も無駄に熱い。
-体力回復手段が「男塾名物大鐘音のエール」のみ。好きな時に好きなだけ回復できるのが強みだが、ちゃんとゲージが設定されているので乱用するといざというとき使えなくなってしまう。
--アクションパートに出現する王大人がゲージを回復してくれることもある。またこのエールも無駄に演出が熱い。
-メニュー画面を開くたびに、塾長の「''ワシが男塾塾長、江田島平八である!''」という迷台詞を毎回聞ける。

**総評
-アクションゲームとしては色々とアレなゲームだが、そもそも原作がこんな調子なので「原作準拠」だと言って割り切れるプレイヤーなら楽しめると思われる。