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タクティカル グラディエーター ヴェイグス (PCE) - (2012/12/24 (月) 09:23:51) のソース

*TACTICAL GLADIATOR VEIGUES

【たくてぃかる ぐらでぃえーたー う゛ぇいぐす】
|ジャンル|STG|&amazon(B0000ZPQEU)|
|対応機種|PCエンジン|~|
|発売元|ビクター音楽産業|~|
|開発元|bits Laboratory|~|
|発売日|1990年6月15日|~|
|定価|6,700円|~|
|分類|&bold(){劣化移植}|~|

**概要
-パソコンで発売された[[同名ロボットゲーム>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/1236.html]]のPCエンジン移植版である。
-全般的に、荒い作りになってしまった。

**評価点
-元のPC版はアクション向きのマシンでなかった事もあって、スクロールなどにやや難があった。一方、本作はスプライト機能を持つコンシュマーな事だけはあって、PC版と違い滑らかな動きをする。

**問題点
-大雑把な敵配置。しかもやたらと数が多い。STGは大抵、一連の攻撃が終わると一時休憩のような間が入るのだが、本作はそれがない。途切れる事なく敵が出てくる。またPC版では左右、上方のいずれからからの敵の出現があるが、それがプレイヤーが対応できるかどうかのタイミングで現れる。敵の出現方法も攻略の示唆をしてる面があった。本作ではそんな事はあまり考えられておらず、ワラワラと出てくるため、打ちっぱなしになりやすい。もっとも攻略方法など無意味というほどでもないが。

-ややスピード速くなり、PC版の重量感が失われた。また速くなった部分が上記の理由と合わせ、大雑把な戦いをせざるえないようになってしまっている。

-画面が狭い。表示可能解像度の関係で、PC版よりややキャラや地形が大きく、画面が狭く感じる。その狭い画面にワラワラ敵が溢れるのだから、忙しい事に。

-ステージが短い上に、数も少なくなった。これは容量の都合上仕方がないが。

-BGMも劣化。音源がやはりPC版より弱いため、淡白で深みがなくなっている。

**総評
確かに投げやりな移植というほどではない。だが、PC版のゲーム性をよく理解せずに、移植した感じである。
とにかく忙しく撃ち落すというゲームになってしまっている。一方で、クソゲーというほどのものではなく、STGとしては遊べる平均的なレベルは維持している。