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電車カードゲーム テツダマシィ - (2013/08/01 (木) 08:26:43) のソース

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*テツダマシィ!
【てつだましぃ!】
|ジャンル|トレーディングカードアーケードゲーム|~|
|対応機種|アーケード(Taito Type X)|~|
|発売・開発元|アトラス(インデックス)|~|
|稼動開始日|2011年7月21日|~|
|1プレイ料金|100円|~|
|分類|-|~|
//アトラスはインデックス社のゲーム部門だから表記はこっちの方が適切と思われ。
//ブランドじゃないの?WikipediaやインデックスのHPを見てもブランド扱いですし、他のページもブランド優先なので「ブランド名(正社名)」にしていたのですが。
**概要
-『極上!めちゃモテ委員長 クルモテ ガールズコンテスト!』の筐体を流用して作成されたゲーム。
-鉄道を題材にしたTCAGとしては2作目。(初はぼくのでんしゃ)
-カードにはTPとトレインカラーが設定されている。ゲームではTPの1の桁を省略した数値が使われる。
-ゲーム開始時に難易度(かんたん、ふつう、むずかしいの3種類)を決めた後、新幹線、特急、電車の3種類の路線から2種類の路線がランダムに選択される。
-2枚のカードをスキャン。路線に合わせた車両をスキャンすると得点が高くなる。さらに車両ごとに設定されたトレインカラーを合わせると追加得点が入る。
-運転バトルはルーレットを支持された速度に止めるゲーム。車両マークと速度マークを1度ずつ止めた後、2回ルーレットを回す。
-得点が相手よりも高かった場合はデモが見られる。デモ終了後、2枚目の車両になり、同じことを繰り返す。
-2両目の運転バトルが終わった後、テツダマシィライン(運転バトルのスコアによって名称が変わる)に突入し、5回支持されたボタンを押す。
-結果発表で得点が表示され、それに応じた称号が出る。
 
**問題点
-グラフィックは鉄道模型シュミレーターの流用。公式サイトにもその旨は記載されている。
-BGMの音量が小さく、環境音レベル。もっとも、BGMもそう作りこまれたものではないのだが・・・。
-初期は筐体流用の関係でカードがスキャンしにくかった。スキャンはバーコードを読み取って行うのだが、カードが読み取り部分よりも奥に入り、初見だと何故スキャンできないかわからず、そのまま時間切れもザラであった。現在ではストッパーがつけられ、そのようなことはなくなっている。
-トレインカラーの適当な設定。そもそも鉄道車両の色で重要な灰色がない。なのに関西急電色の設定はある。(湘南色の設定はない)
--EF510形+E26系カシオペアのトレインボーナスは青と白。灰色がないので、白になっている。しかし一番の問題は、ほとんど青の要素がないのに青色に設定されていることである。
--他にも221系が青と白の設定だったり、117系が関西急電色の設定だったりなど、意味不明なカラー設定が目立つ。
--また、紫を保有してる車両はE351系あずさのみ、黒を保有してるのはE259系成田エクスプレス、黄色を保有してるのは923形ドクターイエローのみと、トレインカラーを存分に発揮できない車両もいる。
-カラーとTP以外に単純な性能差が全くない為、組み合わせが固定される。カラーごとにボーナスが変わったりはしない。
--E5系はやぶさのウルトラレアは最高のTPを誇るカードなのだが、高レアにトレインカラーが合致する車両がないため、トレインカラーが優秀な0系ひかりの方が強い。故に、大体は0系ひかり、E233系京浜東北線、EF510形+E26系カシオペアの3枚チームで片付き、基本的にそれ以外の車両を使う価値は薄い。ちなみに、ウルトラレアは20枚中1枚出てくる。
-対戦できそうなゲームにも拘らず、対戦機能が実装されておらず、CPUと戦うしかやることがない。これは筐体の流用が原因である。
-勝利後に流れるデモはすべて大体同じ。路線ごとに風景の差もあまりないので、見ていて飽きる。しかもこのデモは飛ばせないので、尚更退屈。
-6種類のウルトラレアは箔押しなのだが、箔が銀色と金色の二種類がある。しかも銀色の箔に関しては公式からアナウンスされていない。
--筆者が公式に問い合わせたところ、この銀箔は単なる色違いとのこと。レアリティは同じウルトラレアである。
-ランキングが搭載されていない。一人でしかできない上に、ランキングが残らないとなれば、それこそやり込める部分もない。
-難易度なんてあったものではなく、子供向けのゲームとは言え、むずかしいですら低レアリティの車両しか使ってこない。しかもルーレットを頻繁にミスする。
-カードの絵は3Dグラフィックの流用なのだが、あまりにも適当。車両ごとの最高レアリティに設定されてるカードに至っては背景が共通の強調線だけで、適当。
-2012年12月現在、未だに1弾である。1年以上経っても未だにアップデートが行われていない。公式ページの最終更新日ですら2011年8月15日なのだが、稼動終了の告知はされていない。
--『戦国大戦』『LORD of VERMILION』といったTCAGではほぼ1年周期でのアップデートはザラなのだが、『ガンバライド』などのキッズカードゲームは通常2~3ヶ月ごとに新弾が出る。新弾が遅い『遊戯王デュエルターミナル』ですら4ヶ月ごとの新弾ペースである。

**評価点
-車両チョイスはマニアックであり、80系といった子供はまず知らない車両も。
-車両ごとに肩書きがあるのだが、かっこいい。
--EF81+24系トワイライトエクスプレスは豪華な旅路の案内人(コンシェルジュ)など。
 
**総評
「筐体が余ったから何か別のものを作ろう」で適当に作った感が否めないゲーム。
そもそもアトラスは業務用から撤退宣言をしていた筈なのだが…?