このページは現在、[[修正依頼]]で分類を募集しています。 ---- *テツダマシィ! 【てつだましぃ!】 |ジャンル|トレーディングカードアーケードゲーム|~| |対応機種|アーケード(Taito Type X)|~| |発売・開発元|アトラス(インデックス)|~| |稼動開始日|2011年7月21日|~| |1プレイ料金|100円|~| |分類|-|~| //アトラスはインデックス社のゲーム部門だから表記はこっちの方が適切と思われ。 //ブランドじゃないの?WikipediaやインデックスのHPを見てもブランド扱いですし、他のページもブランド優先なので「ブランド名(正社名)」にしていたのですが。 ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -『極上!めちゃモテ委員長 クルモテ ガールズコンテスト!』の筐体を流用して作成されたゲーム。 -鉄道を題材にしたTCAGとしては2作目。(初はぼくのでんしゃ) -カードにはTPとトレインカラーが設定されている。ゲームではTPの1の桁を省略した数値が使われる。 -ゲーム開始時に難易度(かんたん、ふつう、むずかしいの3種類)を決めた後、新幹線、特急、電車の3種類の路線から2種類の路線がランダムに選択される。 -2枚のカードをスキャン。路線に合わせた車両をスキャンすると得点が高くなる。さらに車両ごとに設定されたトレインカラーを合わせると追加得点が入る。 -運転バトルはルーレットを支持された速度に止めるゲーム。車両マークと速度マークを1度ずつ止めた後、2回ルーレットを回す。 -得点が相手よりも高かった場合はデモが見られる。デモ終了後、2枚目の車両になり、同じことを繰り返す。 -2両目の運転バトルが終わった後、テツダマシィライン(運転バトルのスコアによって名称が変わる)に突入し、5回支持されたボタンを押す。 -結果発表で得点が表示され、それに応じた称号が出る。 **問題点 -グラフィックは鉄道模型シュミレーターの流用。公式サイトにもその旨は記載されている。 -BGMの音量が小さく、環境音レベル。もっとも、BGMもそう作りこまれたものではないのだが・・・。 -初期は筐体流用の関係でカードがスキャンしにくかった。スキャンはバーコードを読み取って行うのだが、カードが読み取り部分よりも奥に入り、初見だと何故スキャンできないかわからず、そのまま時間切れもザラであった。現在ではストッパーがつけられ、そのようなことはなくなっている。 -トレインカラーの適当な設定。そもそも鉄道車両の色で重要な灰色がない。なのに関西急電色の設定はある。(湘南色の設定はない) --EF510形+E26系カシオペアのトレインボーナスは青と白。灰色がないので、白になっている。しかし一番の問題は、ほとんど青の要素がないのに青色に設定されていることである。 --他にも221系が青と白の設定だったり、117系が関西急電色の設定だったりなど、意味不明なカラー設定が目立つ。 --また、紫を保有してる車両はE351系あずさのみ、黒を保有してるのはE259系成田エクスプレス、黄色を保有してるのは923形ドクターイエローのみと、トレインカラーを存分に発揮できない車両もいる。 -カラーとTP以外に単純な性能差が全くない為、組み合わせが固定される。カラーごとにボーナスが変わったりはしない。 --E5系はやぶさのウルトラレアは最高のTPを誇るカードなのだが、高レアにトレインカラーが合致する車両がないため、トレインカラーが優秀な0系ひかりの方が強い。故に、大体は0系ひかり、E233系京浜東北線、EF510形+E26系カシオペアの3枚チームで片付き、基本的にそれ以外の車両を使う価値は薄い。ちなみに、ウルトラレアは20枚中1枚出てくる。 -対戦できそうなゲームにも拘らず、対戦機能が実装されておらず、CPUと戦うしかやることがない。これは筐体の流用が原因である。 -勝利後に流れるデモはすべて大体同じ。路線ごとに風景の差もあまりないので、見ていて飽きる。しかもこのデモは飛ばせないので、尚更退屈。 -6種類のウルトラレアは箔押しなのだが、箔が銀色と金色の二種類がある。しかも銀色の箔に関しては公式からアナウンスされていない。 --筆者が公式に問い合わせたところ、この銀箔は単なる色違いとのこと。レアリティは同じウルトラレアである。 -ランキングが搭載されていない。一人でしかできない上に、ランキングが残らないとなれば、それこそやり込める部分もない。 -難易度なんてあったものではなく、子供向けのゲームとは言え、むずかしいですら低レアリティの車両しか使ってこない。しかもルーレットを頻繁にミスする。 -カードの絵は3Dグラフィックの流用なのだが、あまりにも適当。車両ごとの最高レアリティに設定されてるカードに至っては背景が共通の強調線だけで、適当。 -2012年12月現在、未だに1弾である。1年以上経っても未だにアップデートが行われていない。公式ページの最終更新日ですら2011年8月15日なのだが、稼動終了の告知はされていない。 --『戦国大戦』『LORD of VERMILION』といったTCAGではほぼ1年周期でのアップデートはザラなのだが、『ガンバライド』などのキッズカードゲームは通常2~3ヶ月ごとに新弾が出る。新弾が遅い『遊戯王デュエルターミナル』ですら4ヶ月ごとの新弾ペースである。 **評価点 -車両チョイスはマニアックであり、80系といった子供はまず知らない車両も。 -車両ごとに肩書きがあるのだが、かっこいい。 --EF81+24系トワイライトエクスプレスは豪華な旅路の案内人(コンシェルジュ)など。 **総評 「筐体が余ったから何か別のものを作ろう」で適当に作った感が否めないゲーム。 そもそもアトラスは業務用から撤退宣言をしていた筈なのだが…?