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jubeat saucer - (2013/05/30 (木) 20:19:40) のソース

//**当記事は現在記事移転議論スレにて記事の移転が提案されています
//↑提案してから誘導してください。ちなみに、いまそれらしき過去ログがあるのは「意見箱」です。
// ロケテストに関する記述を余談部分に移動。
// 分類がなかったので、仮分類として賛否両論ゲーにしました。
// 今後の展開次第では、黒歴史ゲー・クソゲーへの分類変更、ゲームカタログへの移転も考えられます(2012/12/27)

// 現在、意見箱で判定変更に関する意見を募集しています。判定変更に関する意見のある方は意見箱まで(2012/05/30)。

*jubeat saucer
【ゆびーと そーさー】
|ジャンル|音楽ゲーム|~|
|対応機種|アーケード|~|
|発売元|コナミデジタルエンタテインメント|~|
|稼動開始日|2012年9月25日|~|
|分類|&bold(){賛否両論ゲー(※ただし、後述する問題事項を肯定する人はほぼ皆無と注記)}|~|
|ポイント|他BEMANIシリーズからの移植曲多数&br()頻繁に訪れる楽曲追加の喜び&br()&bold(){それと引き換えに頻繁に訪れる楽曲削除の恐怖}&br()楽曲入れ替え以外は概ね好評なのに…|~|
|>|>|CENTER:''[[jubeatシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1931.html]]''|

**概要
音楽シミュレーションゲーム『BEMANIシリーズ』の人気作[[jubeat>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/460.html]]の5作目。~
前作まで頑なに他機種からの楽曲の移植を拒んできたjubeatであったが、ロケテスト時に&bold(){「saucerでは移植曲を入れる」「リクエストにも答えていく」}という発言をしておりユーザーを歓喜させた。~
それと同時に&bold(){「楽曲をどんどん入れ替えようと思ってます」}という発言もしており、一部のプレイヤーを不安がらせたりもしたが、定期的な楽曲追加が予告されており危惧するプレイヤーは少なかった。…が、この入れ替えシステムが最悪の形でプレイヤーに襲い掛かる事となる。

**問題点
***収録楽曲の「入れ替え」に関する問題点
事前のアナウンス通り、jubeat saucerでは毎月一日に楽曲の&bold(){入れ替え}が行われるようになった。しかし、その「入れ替え」システムにおいて、楽曲の削除を中心に、以下のような問題点が多く指摘されている。

// 以下の全項目が「度を越した量の楽曲削除」にぶら下がっていたので、項目ごとに分けてみました。不十分なところもあると思うので、調整して下さい。

-度を越した量の楽曲削除
--まず、稼動前の収録曲発表で実に&bold(){82曲}((copious移行時の55曲より多い。なお、過去にはDDR5thからMAXに移行する際、「5thで収録されていた122曲全てが削除」され、MAXでは隠し曲を含めて完全新規の42曲のみになったという事例がある。))もの大量の削除が行われる事が判明。多くの曲が版権曲であるが、jubeatでは&bold(){今まで削除されたことのなかったKONAMIオリジナル曲も15曲削除}されており、前述の入れ替えシステムと相まってユーザー達は大きな不安を抱いた。
//---仕方がないと思われていた。ただ、中にはJimmy Weckl(上高治巳)、kors k(斎藤広祐)、Des-ROW(右寺修)など人気アーティストの楽曲も混じっていた。
//↑下のアーティスト名羅列と同じ理由でCO
--そして、毎月の「入れ替え」であるが、そう呼ぶからには当然一部の楽曲は消えてしまうのだが、&bold(){追加される楽曲とほぼ同じ数だけ削除される}((追加される楽曲には「復活曲」があるために、実質的には削除曲数のほうが多いのだが…))というとんでもないルールとなっている。ひと月に追加される楽曲数はおよそ20曲程度。それと同時に20曲程度の楽曲が削除される事となる。
//---身内であるはずのあさき((BEMANIシリーズに楽曲を提供する人気コンポーザー。彼が手掛けた楽曲「Lead Me」「幸せのかたち」も削除されたが、後者は「いまだけ楽曲」として復活した。が、4月時の入れ替えでまた消える羽目に…))からも「なんでそんなことすんの?」と言われてしまう程のトンデモルールである((BEMANI Backstage 第30回配信分での発言))。
//これはほぼジョークで、公式でこういった発言を発信することは普通に考えてありえない。
--他のBEMANI機種では次回作移行時の楽曲削除はあっても、アップデートでの楽曲を削除はほとんどなく、毎回のようにこれだけの曲数を削除するのは当然ながらありえない事である。
//Rb colletteのSpring移行時に版権削除があったので手入れ
-KONAMIオリジナル曲の削除
--版権料の問題もある為、版権曲を消すのはまだ仕方ないと言える。((他の音ゲーでも真っ先に削除対象に上がるのは版権曲。IIDX以外の機種でオリジナル曲を消すことはほとんどない。))しかし、基本的には版権料が発生しないはずのKONAMIオリジナル楽曲も容赦なく削除している。
//どの機種においても言えることだが、コナミ所属のアーティストであってもJASRACに楽曲の権利委託をしている場合もあるので、オリジナル曲だから必ず版権料が必要ない=削除対象にならないというわけではない。
---逆に、楽曲の収録期間の自由度が高まったことで、従来の「稼働終了まで」という形では版権料などの都合上収録できなかったような曲が登場することも期待されたが、版権曲の曲数が少なくなったり、これまで以上に他機種に近いラインナップになっている現状では、ほぼ実現されていないと言える。
---jubeat saucerでは、オリジナル曲は&bold(){旧曲を含めほぼ全てが解禁の必要な「隠し曲」}扱いであるが、それでも削除対象となっており、「せっかく解禁したのにすぐに削除されてしまう」「解禁できないまま削除されてしまった」という事態になりかねず、特にbistro saucerの旧曲枠が削除予定曲になってしまった場合には、それを承知で解禁を進めるかPASELIでの楽曲チェンジを迫られることになる。旧曲の解禁が終わっていないような、初心者・ライトプレイヤーにとっては特に厳しい仕様である。
// saucerより、以前のデフォ曲とe-PASS解禁曲もbistroでの解禁が必要になったので「全て隠し曲」と記述
// ↑「恋とキングコング」は解禁不要だったので「ほぼ」と追記。細かい点だけど、必要以上に貶めることがないよう書きました。
-「復活曲」の問題点
--「入れ替え」の名を冠しているだけあって、楽曲は削除される一方ではなく、入れ替え時に削除されていた曲が追加曲として復活したり、オリジナル曲は後述の「いまだけ楽曲」としても復活している。
---特に「いまだけ楽曲」での復活について、そんな事する位なら最初から消すなという意見が多い。更に、この枠で復活を果たした曲が再削除されることも少なくなく、皮肉にも看板に偽り無き「いまだけ」楽曲となってしまっている。
//そして、3月度の入れ替えでは、「いまだけ楽曲」で復活した曲((「Icicles」「あいのうた」「STARLIT DUST/スティルに捧ぐ」の3曲))が早々に削除される事となっており、まさに、看板に偽り無き「いまだけ」楽曲となってしまった。
//↑下へマージ
---入れ替え時の復活について、入れ替えが回を重ねるごとに新曲(特に版権曲)が少なくなりつつあることもあり、「復活曲で曲数を水増ししている」という批判もある。
---e-AMUSEMENT GATEでリクエストを受け付けており、その結果を考慮する旨の発言もある。しかし、後述の通り復活の基準が不明であり、リクエストの結果が実際にどこまで考慮されているのかも疑問である。
//---前作までで(knit→copious移行時に)削除された楽曲の復活を期待する声もあったが、2013年4月度現在でも一度もこれらの曲が復活したことはない。再収録リクエスト(eAMUSEMENT上で可能)においてリクエスト楽曲の制限はされていないが、あくまでも"入れ替え"であるからなのかこれらの曲をリクエストしても反映される気配はない。
//↑していない…はず
//2013年5月度に「Kick It Out」が復活しました
-楽曲の削除基準の不明瞭さ・調整不足
//基準発表後についての記述をマージし、発表前後である程度時系列順にし、この項目は削除についてのみに絞りました
--稼働当初、削除される楽曲の選定についてのスタッフ側からの明確な情報発信は、jubeatの売りの一つであるマッチング((なお、曲も譜面難易度も同一でなければいけないREFLEC BEATとは違い、こちらは曲だけで良いため、1人もマッチングしない可能性は低い。))を重視して収録楽曲の選定を厳選している旨がオリジナル曲用再収録リクエスト項目の説明欄に記載されている程度であった。特に、選定基準については、楽曲のプレイ回数を考慮の対象にしている可能性が高いと受け取れる内容の発言程度しかなかった。それでも、「Polaris」や「キルト」などの人気曲だろうが、「GIGA BREAK」や「[E]」などのボス曲だろうが、故人や被災地に捧げる曲であるはずの「スティルに捧ぐ」「erectro perceful」だろうがバッサリ削除され、その度に多くのファンを嘆かせてきた。
//---削除曲のコンポーザーの中には泉陸奥彦、星野奏子、小野秀幸、猫叉Master(佐藤直之)、L.E.D.(角田利之)、PON(渡辺大地)、Qrispy Joyboxなど人気アーティストも多く、さらに次回の削除予定の中にはjun(辛島純子)、すわひでお、96(黒沢ダイスケ)、劇団レコード(広野智章)、常盤ゆうなどさらに多くのアーティストの楽曲が含まれている。
//要するにコナオリはほぼ全曲って事なんだから↑で十分
//-REFLEC BEATや[[SOUND VOLTEX]]がやりすぎな程に楽曲を追加し続けている(("当たり前"だがこの2作品はオリジナル楽曲の入れ替えなどしていない。))為、どうしてjubeatだけこのような仕打ちなのか疑問が残る。
//--なお、REFLEC BEATの最新作も楽曲入れ替えを予定しているが版権曲のみと公表されている。
//--&bold(){jubeatとREFLEC BEATのスタッフを入れ替えてくれ}という声まで上がる始末。
// 根本の問題としては、16個のパネルで選曲・譜面難易度選択・カスタマイズ・決定を行わなければならないというハードウェア上の制約もあると思われるが…。
---初回の入れ替えから、saucer稼働時に追加され、間もなく選曲率一位となった版権曲「千本桜」((初音ミクを使用したVOCALOID曲。ボカロ全体から見ても指折りの人気曲であり、iOSアプリのjubeat plusでは絶賛配信中である。))を、&bold(){わずか20日で削除する}という暴挙に走っている。あまりに前例が無く、信じがたい出来事だったためか、「作曲者がコナミに高額の版権料を要求して関係がこじれたのが原因」という根も葉もない噂が流れてしまったほどである。((のちに作曲者がtwitterにて「停止の予定が無い旨を公式から正式に受け取った」「コナミと揉めたわけではない」と発信しており、噂は否定されている。実際、jubeat plusでの配信は継続されている。))((遅れて10月上旬に東アジアで稼働したsaucerには最初から楽曲が入っておらず、「歌詞が戦前・戦中を想起させる」「ジャケットのデザインが旭日旗を意識させている」などの海外への配慮、という説が有力となっているが、公式側からの発表がないために真相は藪の中である。))
//プレイヤーの意見など全く反映していない事も伺える。
//↑収録時期が考慮されていない点でも言及するため、脚注ではなく本文に曲名を書いています。「意見を反映していない~」は他でも十分言及されていると思うのでCO、逆に作曲者の名誉に関わる事態になった点は本文で書くべきかと
---オリジナル曲でも追加間もない曲が削除されており、2012年11月度には同年3月追加のAPPEND TRAVEL楽曲が削除。更に、あの悪名高いイベント『ギタ・ドラ・jubeat大夏祭り』(2012年8月開始)で追加された曲に至っては、2013年1月度に2曲、2月度に5曲削除、3月度には1曲削除予定で、イベント開始後半年ほどで10曲中8曲が削除対象に挙げられる事態に。(APPENDも新作と捉えれば)他BEMANIシリーズで言う「一発削除」((楽曲が、収録された次のバージョンの稼働時に削除されること。なお、近年のBEMANIシリーズでは1年1作ペースであり、「一発削除」であれば収録期間はほぼ1年にあたる。))に相当すると言えるが、オリジナル曲の一発削除は他機種では滅多にない((例として、IIDXの過去10作では「I'm In Love Again -DJ YOSHITAKA REMIX-」の1曲のみであり、その曲もボーカルの権利切れが理由と推測されている))。
//収録期間で言えば、後者はたった4ヶ月での削除である(解禁の手間を考えると実質もっと短い)。
---削除される曲は比較的低難易度(EXTREMEがレベル8以下)の曲が多い((オリジナル曲が比較的多く削除されるIIDXでも同じような傾向があり、フルコンボ・高スコアを狙いやすい低難易度よりも狙いにくい高難易度曲の方が、その達成のためプレイ回数を重ねられやすいという点からも理由の一つとして説得力を持つ。))。しかし、高難易度曲が対象外になるということでもなく、2012年11月度ではEXTREME譜面がLv9ながらフルコンボ・エクセレント最難関とされる「Crosswind」、続く2013年1月度にはEXTREME譜面がLv10の「GIGA BREAK」が削除され((当然、Lv10楽曲の削除は、KONAMIオリジナル曲としては初の事態である。版権曲ではcopious稼働時の「Kick It Out」の例がある。))、2月度には「ギタ・ドラ・jubeat大夏祭りのテーマ」「Shining Wizard」「Devil Fish Dumpling」とEXTREME譜面Lv10が3曲も削除されてしまった。
---2013年2月度には、ついに「千本桜」以外のsaucerでの追加曲も削除((「愛」「GO」「RIGHT NOW」「風一揆」「NIGHT FLIGHT」「我が麗しのバレンシア」の6曲。いつかされるのではと囁かれていたが、それが実現してしまった形となる。))された。対象のうち、「NIGHT FLIGHT」「我が麗しのバレンシア」は解禁が必要なオリジナル曲であり、稼働中にオリジナル新曲が削除される」という「一発削除」どころではない更なる異例の事態に。その後も次々と新曲が削除され、4月度の入れ替えでは「Vanity」が、同曲が収録されたサントラ発売4日後に削除予定という事態になっている。
---2013年1月度の入れ替えでは、''2012年12月に消えた楽曲が3曲も復活''している((「SOS」「元気でやってるのかい?」「Universe Universe」の3曲。うち後者2曲は4月度の入れ替えでまたも削除。))。これほどの短期間で復活させるならば、削除の必要はなかったのではないだろうか。人気だったために早期に復活できたとも取れるが、それほどの人気がある曲も消されてしまうような削除基準であるということになる。更に、2013年3月度の入れ替えでは、「いまだけ楽曲」で復活したオリジナル曲((「Icicles」「あいのうた」「STARLIT DUST/スティルに捧ぐ」の3曲))が早々に削除される事となってしまい、復活曲の選定の甘さと合わせてさらなる批判を呼んだ。
--上記のように、対象楽曲の発表や入れ替えの実施のたびに、削除基準の不明瞭さを中心に批判が集中したためか、2013年3月度の入れ替えで、過去削除されたオリジナル楽曲用に再収録リクエスト項目が楽曲リクエストに設置された(後述)。また、その説明欄で、「オリジナル楽曲は、ヒットチャート上位50曲に入らなかった楽曲から、LEVEL、作曲者のバランスを考慮し入れ替えを実施しております。」とある程度の削除基準が示され、その不明瞭さへの批判について収束が図られた。
---しかし、オリジナル楽曲にはEXTREME譜面がLv10である楽曲が40曲以上あり、それ以外の特に人気のある曲の存在や、毎月の新曲が6曲程度あることを考えると、「上位50曲」というボーダーラインでは、選曲に多少の偏りが出ただけで、ある程度人気がある曲でも削除候補に挙げられかねない、という指摘もある。
---前述の通り、オリジナル曲のプレイには解禁を要するため、単純にヒットチャートを基準にしただけでは、解禁している人数を考慮することはできず、その曲を解禁した人数が少なくプレイ「できない」が故に、削除対象になるケースもありえる。多少の考慮はあるかもしれないが、saucer新曲ですら削除対象に挙がるのはそのせいではないか、との指摘も。
---「LEVEL、作曲者のバランスを考慮」とあるが、小野秀幸氏の楽曲が次々と削除されたり、更には4曲ともEXTREME譜面がLv10である96氏の楽曲が、3曲削除された状態で更に残る1曲も削除予定曲として発表されていること((その削除前に1曲復活予定ではあるが))などを挙げ、「まったく考慮していないのではないか」という批判を生むことに。
//--楽曲ごとのスコアはe-AMUSEMENT GATE((KONAMIが運営しているWebサイト。Web上でゲームデータなどを確認できるサービス。))で確認できるが、削除された楽曲はスコアさえも確認する事が出来なくなる((スコアデータそのものが削除されるわけではないので、楽曲が復活した際には以前のスコアが反映される。))。
//消えた曲のスコアが見られた機種は今までにも存在しない。
-復活曲の選定基準の不明瞭さ
--復活曲の選定基準も同様、稼働当初は不明であり、楽曲が「いつ削除されるのか」分からない上に、「復活できるかどうか」分からないために、削除基準の不明瞭さをより際だたせることとなった。
---特に、2013年3月度には「いまだけ楽曲」で復活した曲が削除されており、これほどの短期間で削除するならば他の曲を復活させるべきだったのではないかという批判を生んだ。復活させたところで思ったよりプレイされなかったのかもしれないが、そうだとしても復活曲の選定が甘かったということになるだろう。
--前述のとおり、2013年3月度の入れ替え時に、オリジナル楽曲用の再収録リクエスト項目が楽曲リクエストに設置され、「上位10曲は次回の楽曲入れ替え時に反映され」るようになった((リアルタイムでその時の上位15曲が閲覧可能。))。
---この再収録リクエストは、1日1回は無条件で投票可能、1プレー毎に再度投票することができるというシステムであるが、プレーの度に投票権を得る仕組みに対しては「AKB商法と同じ」という批判がある。
---また、上位(特にボーダーギリギリの11位まで)の票数差が不自然なまでに少なく、票数の伸びに怪しい動きが見られることも多々あり、「票数を調整しているのではないか」という疑念も生んでしまった。
-ゲーム性・システムとのミスマッチ
--jubeatでは、他の各種音楽ゲームよりも全曲(全譜面)クリアの敷居が低く、高難易度譜面でも満点(EXCELLENT)の獲得もやはりそれなりに敷居が低く、むしろそれが最終目標の1つとなるという特性がある。
---無論他ゲームと比較してのことであり、高スコアやEXCELLENT達成は必ずしも容易ではなく、プレイヤーは当該譜面を何度もプレイすることになるし、成功時の達成感も醍醐味である。しかし、この入れ替えシステムの下では、スコア更新を狙っている曲がいつ削除されるかわからず、削除されることになれば、達成しても曲が消えデータも見られず、達成できなければ挑戦の機会が奪われてしまうことになる。
--譜面傾向や難易度ごとに、「練習曲」が挙げられ、特に初級者プレイヤーにとっては上達の足がかりとなりうるものであるが、楽曲が次々と入れ替わってしまうせいで、練習効果が特に期待できるような曲でも削除されかねない。
--TOTAL BEST SCORE(全曲全譜面のベストスコアの合計)のランキングが導入されているが、次々と楽曲が削除され、満足に全譜面のプレイ・スコア詰めができない中で、それを前提とするようなシステムを導入するのはいかがなものか。
-入れ替えシステムに対する、スタッフの理解しがたい発言
--そんな入れ替えシステムを導入した理由をスタッフは次のように語っている。
---
   「やはり楽曲は少しでも多く収録したいんですよね。楽曲配信に関しては、やっと実現できたというところです。これで楽曲を増やして、さまざまなニーズに応えれるようになりそうだなということが見えました。しかし、その反面、一曲一曲の良さが目立ちにくくなってしまったり、選曲する時の足かせになってしまったりするという問題も出てくるんですよね。消えるという選択肢はかなり悩んだのですが、ゴールを目指すゲームではなく常に変化し続けて、飽きないゲームを作りたいという思いもあり導入を決断しました。より楽曲の一曲一曲をみんなで楽しめるように、常に「今」一番熱いラインナップが収録されている状態にして、いつ遊んでも面白い『jubeat』にしていきます!」(saucer稼働前のアルカディア2012年10月号掲載のディレクター・まっする氏のインタビューより抜粋)
---
   「毎作新規楽曲を追加してきたこともあり、今に至るまでに楽曲がどんどん増え続けてきました。もちろんそれはとても良いことではあるのですが、楽曲が多過ぎてユーザーの皆さまが、どれをプレイしたらいいか分からなくなるといった一面もあるのかなと思います。また、今後もすごいペースで楽曲を追加していく予定ですが、今度は収録曲のボリュームが今までを遥かに凌ぐものとなり、飽和状態となり得ます。こういった事態を避けたかったというのが楽曲入れ替えシステムを導入した経緯ですね。」(アルカディア2012年12月号掲載のサウンドディレクター・ショッチョー氏のインタビューより抜粋)
//↑出典を2ch jubeatスレで見付けたので書いておきました、何月号とか分かる人は補完お願いします
//家にあったので追加・若干の修正をしました。
---「楽曲の一曲一曲をみんなで楽しんで欲しい」と考えているはずなのに、ユーザーが楽しみたい楽曲を削除するのはもはや矛盾以外の何物でもない。
---「一曲一曲の良さが目立ちにくい」「どれをプレイしたらいいか分からなくなる」という点については、ゲームシステムやイベントなどである程度梃子入れが可能であろう。後述の「チャレンジ楽曲」を一本化してしまう一方で、楽曲を削除することで改善を図ろうというのは、あまりにも消極的な選択肢ではないだろうか。
---曲が次々と削除されてしまうせいで、逆に「この曲が今あるのか」「今どんな曲が残っているのか」ということが調べないとわからない状態となってしまい、逆に「選曲する時の足かせ」となっている、という事態も招いている。
---他BEMANI機種では総収録曲数・新規収録曲数の多さもウリの一つにしており((リフレクでは3作目にして既に300曲近く収録されており、pop'nも遂に4桁の大台を突破した。SDVXでは頻繁に楽曲追加アップデートが行われており、ほとんどの曲が大衆向けでないにも関わらず日に日に作品の評価が上がっている。))((なお稼働途中の楽曲削除はその他の機種でもあるものの対象になる曲数は少ない。リフレクのSpring移行時では一部の版権曲が削除されたが、同時に追加された曲数は版権曲だけでも大きく上回っており、今後のシーズン変更時でもそういう方針になると思われる。))、jubeatでも前作copious以前ではそういう路線であった。にも関わらず、今作からは「曲を追加するのはいいが、総数が多すぎてしまう」と否定的に捉えられており、ユーザーのニーズとまるっきり乖離した発言である。
--稼働当初から楽曲の削除基準が明確に示されていない中で、2013年1月度の入れ替え対象曲の発表前に「入れ替え対象の楽曲はまだ検討中であり、この週末のプレー回数が結果を変えるかも」というツイートが行われ、プレイヤーの怒りを買った。
//これ結局変わったの?変わってないならその旨書いてもいいと思う
//↑発表前のツイートなので、実際に削除対象が変わったかどうかは中の人じゃないと分からない
//---削除されてしまった楽曲のコンポーザーやボーカリストに対しても失礼な話である。
//理由の無い削除自体は他BEMANIでも恒例なんだからこんな記述までは不要だろう。
//--前作でも指摘された初心者・ライトプレイヤーを無視したような仕様が健在。
//---追加される楽曲のほとんどは、bistro sauser(プレーしたポイントを解禁したい楽曲に貯めることで解禁するシステム)で解禁する必要があり、最初からプレーできるわけではない。しかも、楽曲解禁の期間である1ヶ月を過ぎると、&bold(){解禁対象楽曲がすべて入れ替えられ、それまでに貯めたポイントもすべて無効}になる。追加されたのとほぼ同じ曲数が削除されるため、たまにしかプレーしないプレイヤーにとっては、月が変わる度に選曲できる曲数が激減してしまう。
//『ほとんどがbistro』では無い。毎月版権の総数もほとんど変わらないから最低でも初期選択できる曲数はそんなに減ってない。たまにしかプレーしない人でもBOXなりマチランで伝導引けばすぐ曲数増やせる面は評価点では?
//---旧曲でも、KONAMIオリジナル曲の大部分は解禁が必要だが、その楽曲がいつ削除されるか分からない状況の中で、解禁を行わなくてはならない。
//↑「オリジナル曲は基本隠し」ということを前提に上に移動
//---削除対象に低難易度の曲が多い一方で、追加される曲は比較的高難易度の曲が多く、初心者にとっては安心してプレイできる曲が次々減っている。
//初心者ならBASICやればいいだけの話では?
//↑そういう問題ではない。上級者でも低レベルEXTREMEを渇望する声は多い。
//↑2 高難易度曲はBASICから難しいことが多いし、今作はBASICのLv7やADVANCEDのLv9がかなり多い。
//↑1-2 版権側は初心者にとって”まとも”な難易度設定、BSCLv7を数曲解禁できる程度プレーしてたらLv7ぐらいならなんとかなる人が大半。
//   低レベルEXTに関しては「なんで黄色で満足できないんですか」というところ、歯抜けが嫌だというのはまだわかるんだが俺ツエーしたい趣旨のことをほざいてたのが本スレに居たからなんとも。
結局、今プレイしたい曲が楽曲入れ替えシステムのためにプレイできないというのが、根本的な問題である。

***その他の問題点
-本作も、難易度の調整が一切行われていない。
--レベルに対して簡単すぎ・難しすぎの曲が多々あったにも関わらずまるで変更なし。ユーザーからの指摘も無視。
---いまだけ楽曲で、EXTREMEが詐称だとの声がかなり強い「あいのうた」((ripplesで唯一3段階も降格しLv7になったが、6個同時押し・縦4個同時押し交じりの8分ラッシュ・後半の混フレ地帯などが存在し、Lv8でも上位であるという声も。))が復活したが、レベル変動はなかった。
--新曲の中にも、適当すぎる難易度設定が多い。
--他BEMANI機種では新作稼働時に難易度調整があり、pop'n・リフレク・SDVXに至ってはアップデートでも行われている。現行作で「全く手入れされていない」のはjubeat saucerのみである。

-前作で4パターンあった「チャレンジ楽曲」が廃止・統合され、「きょうのフルコンチャレンジ」というシステムになった。毎日設定される楽曲をプレイしフルコンボを目指すという仕組みで、1回しか挑戦できないようになっている。
--このチャレンジ中の背景がきわめて明るいせいで画面が見づらく、一発勝負の緊張感という趣旨以上に難易度を上げてしまう要素となっている。
---コンボを切った時点で通常の背景に戻るため、意図的に最初のマーカーを見逃して普通にプレイする、という意見も。
--挑戦する譜面難易度は自由で、フルコンボできなくても「チャレンジ楽曲」の恩恵は多少得られるが、BASIC譜面すらフルコンボが厳しい初心者にとっては、前作の「チャレンジ楽曲」のようなメリットは殆ど無くなっていると言える。
--未解禁楽曲が対象になった場合も選択可能になるが、前作とは異なり、伝導対象外の曲はチャレンジ挑戦時の1回しか選択できない。翌月に伝導解禁できるようになっているとはいえ、解禁が進んでいないプレイヤーにとっては未解禁楽曲を遊ぶチャンスが奪われた形となった。
--毎月楽曲の入れ替えが行われる都合で仕方ない面もあるが、対象が その月に追加されたライセンス曲→その月に削除される曲→その月に追加された(隠し)オリジナル曲 の流れでほぼ固定化されてしまっている。そのため、チャレンジ楽曲を通してそれ以外の曲にスポットが当たりにくくなってしまい、前作までのような「アーティストの誕生日」「祝日・記念日」などを元にした意図ある選曲も少なくなってしまった。

-コインを入れるタイミングの突然の変更。
--本作より、e-AMUSEMENT PASSをかざし認証を済ませ、プレイモード(通常プレイ or BOX)を選択して初めて、コインを受け付ける仕様となっている。
//連続してコインを入れる事により続けてプレーを行ういわゆる「連コイン」行為対策と思われる。
//---しかし、筐体側で対策したところで、結局は注意する人がいなければ連コインはできるので意味が無い。
//↑おそらく連コ対策というよりはロケテ仕様をそのまま引用したのではないかと…仰るとおり対策としてはほぼ意味を成していないので
---この仕様は後述する「jubeat terminal」に対応したものと思われる(ロケテストではターミナルで予約番号を入力していない場合、現在のようにコインを受け付けるタイミングが遅かった)が、肝心のターミナルがお蔵入りになってしまったため、不可解な仕様だけが残った形に。
//--本作より、一度e-AMUSEMENT PASSをかざし認証を済ませた後でないとコインを受け付けない仕様となっている。連続してコインを入れる事により続けてプレーを行ういわゆる「連コ」行為対策と思われる。
//ふつうのとBOXのを選んでから(PASSをかざすのよりももっと後)じゃなかったっけ?
//↑それで合ってる。認証終了後に投入してた人も弾かれるので問題になってるのではないかと
--これについて事前のアナウンスが全くなかった為、初プレイ時に何度コインを入れても戻ってきてしまう光景が各所で見られた。
--コナミの専用電子マネーであるPASELI使用者にはあまり関係の無い事であるが、他のゲームにおいては「コインを入れる事はゲームの最初に行う」というイメージが強いため、初心者に対しての配慮がなされてないという声もある。

-スタッフブログがsaucer稼働と同時に更新停止してしまった。
--現在はe-AMUSEMENT GATEと公式Twitterでのみの情報提供となっているが、ブログにも告知を書いて欲しいと思う人は多い。
--頻繁にアップデートが行われるようになった今作こそ必要だと思うのだが…。
--前作で炎上が起きたり、コメントの質が低かった事によりブログ更新停止となったのではと指摘されている。とはいえ、炎上の原因は[[ゲームシステム>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/1514.html#id_5d3c0b33]]にあり、スタッフが作り出しているわけだが。

-デフォルトマーカーの判定の見辛さ。
--前作の、copiousでもかなり見辛い(慣れたらそうでもないらしいが)と悪評高かったデフォルトマーカーであったが、今作は更に判定を見極めるのが難しくなっている。((パーフェクト、グレート(本作にはグッドが2つあるが、良い方は便宜的にグレートと呼ばれている)のエフェクトがほぼ一緒に見えるため、思った以上にスコアが伸びないといった現象が多発する。同じく見づらい花マーカーが上級者向けマーカーと言われているのもそれが一因。))更に、デフォルトの背景設定と相俟って、見辛いことこの上ない。完全にこれからjubeatを始めようという人の敷居を高くしているという意見が大多数。
--ripples、knitと良質のマーカー(これらのバージョンから始めた人が、現在でも使い続けていることが多く、完成度の高さが窺える)が新規ユーザーを増やすことに一役買ったのに、どうしてもっと動作確認をしなかったんだろうと言う声がある。

-bistro saucerイベントにおける問題
--bistro saucerとは、選曲終了後に行われる楽曲解禁のイベントであり、プレイ後に獲た食材で作った料理をグルメイツと呼ばれるキャラクターに振る舞うというものであるが、稼働時に行われた9~10月と比較して、11月~2013年1月の食材パーセンテージ上昇率がかなり鈍くなっているとプレイヤーの多くから指摘がある。
//要は露骨なインカム稼ぎである。
---これに対する救済措置としてか、2013年2月にはその日の最初のプレーに限り料理とは別途でパーセンテージが上昇する「はらぺこボーナス」が登場。1日に1回でもプレイすれば以前より早く解禁できるようになった。好評だったためか3月以降も継続されている。
//---3月には「ワン!ぱく!すくすく月間」と称し旧作の楽曲・2月以前のbistro曲の解禁が早くなる。この様にキャンペーンで救済を行ってくれるのはうれしい事ではあるが今更感も否めない。
//どんなにヘタクソプレーでも1クレ1曲解禁出来る程緩和されてたんだから問題どころか普通に良イベントだろう。
//施行されたのでコメントアウトを外しました。
--また、解禁後に余った食材・料理は冷蔵庫に保管されるが、全曲解禁後の場合、シーズンをまたぐことになるためそれらの質が劣化し上昇率がやや下がる。
--ただし、今回のイベントは解禁に必須というわけではない。

**評価点
***楽曲入れ替えのメリット
-過去作では極端に少なかった楽曲追加が毎月行われるようになった((過去作では半年毎に1回、年に2回程度。他機種と比較すると極端に少なかった。))。
--結果として、2013年4月度入れ替え時までの追加曲は、実に118曲(版権曲42+オリジナル曲76)に上っており、copious(APPEND除く)で追加された59曲(版権曲42+オリジナル曲17)を既に越えている。さらに、オリジナル曲だけで言えば、APPENDも含めた36曲を超える曲数が追加されていることになる。音ゲー1作の追加曲数としてはトップクラスに多い。
--「いまだけ楽曲」に至っては、設定開始後は週1曲、ないしはそれ以上のペースで追加が行われている((とは言っても、12月、2013年度1月においてはその大半が復活曲なのだが…))。
--楽曲の削除さえあれど、毎月(毎週)新たな曲をプレイできるのはやはり大きい。

-&bold(){BEMANIシリーズ他機種からの楽曲移植も、頻繁に行われるようになった。}
--初代の楽曲追加時以来の移植曲収録であり、実に4作ぶりとなる。
--jubeatに他機種からの移植がない一方で、jubeatからの移植はかなり積極的に行われており((一例を挙げれば、copious APPEND収録のLv10譜面を持つオリジナル曲28曲のうち、実に半分の14曲が他機種へ移植され、残りの大部分である10曲が他機種との同時収録で、jubeat独自のLv10は僅か4曲という状況であった。))、他機種への楽曲移植のたびにプレイヤーからは落胆や羨望の声が上がっていた。
--移植対象も、稼働したばかりのIIDX20 tricoroやREFLEC BEAT collete、本稼働前のpop'n Sunny Parkからのスピード移植を敢行する一方で、初代drummania、KEYBOARDMANIA 3rdMIXからBEMANI初期楽曲の移植もあるなど、幅広い。
--ただし、これに関しては「色んな機種をプレーしている人にとって新鮮味がない」というデメリットも存在する。近作、BEMANI機種間での版権曲共有・オリジナル曲移植の傾向が強いのでなおさらである。しかしながら、jubeatは他のBEMANIシリーズと比較して譜面構成が特殊であるため、IIDXからポップンミュージック(またはその逆)への移植のように、代わり映えのない、新鮮味が少ない譜面になるケースは極めて少ない。
//しかし、4月以降の移植曲はあまり評判が良くない。というのも一時期ブームを築いた楽曲を、既にブームが過ぎ去ったにもかかわらず持ってきた感があり(5月ラストのREDZONEが代表例)、移植をするにも少しひねった楽曲を移植するREFLEC BEATやjubeat plusと比較されて批判が噴出するようになってきた。

-移植曲だけでなく、書き下ろしの新曲の評価もこれまで通り高い。
//3月はCafe de Tranのイベントのため独占新曲無し。5月に至ってはコナミオリジナルがほぼすべて移植曲であり(5月唯一のjubeat初出に『とってもとっても、ありがとう。』があるが、正確にはひなビタ♪からの出典のため純粋なjubeat書き下ろしとは言い難い)、入れ替えによるメリットである新曲の追加も疑問視されつつある。

-版権曲については、jubeat独特のチョイスが影を潜めつつある一方で、plus専用曲のAC移植による収録が比較的精力的に行われており、更に2013年5月には、初のLv10版権曲「Kick It Out」がcopious稼動時以来の復活を果たしている。
//KIO復活は十分な評価点かと

***システム
-判定方法の見直しが行われた。
--微細な入力を無視するようになり、暴発(押していないパネルの誤反応)が少なくなった。
--しかし、稼働当初はこれが過剰に働いてしまい、無反応が多発する事態が起こった。現在はコンボが続くなら微細な入力でも反応する仕様となっている。

-[[前作>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/1440.html]]で不評だった楽曲の解禁方法がknitの形式に近い仕様に戻された。
-フルコン時の演出が派手になり、見栄えがするものとなった。
--フルコンやEXCを達成した瞬間、フラッシュがパネル全体に起こり、より達成感と充実感を満たすものとなっている。

***解禁
-今作にも料理をテーマにした解禁イベント「bistro saucer」があるが、前作までと違いこれを全く無視しても全曲解禁させることが出来る。
--bistro saucerの内容は1ヶ月で入れ替えとなり、入れ替えられた曲は旧曲と同じように伝導解禁出来るため。
--伝導解禁=どういう方法であれプレーさえすればプレー終了後に獲得出来るのだから、一番楽な方法である「持っている友達と対戦プレー」しても良いし、ランダムマッチングで引き当てるのを待っても構わない。「きょうのフルコンチャレンジ」で選曲するのも確実。
--要するに「お金を掛けて、時にはやりたくもない譜面をやってようやくポイントが貯まる」解禁の流れを脱し、それが嫌なら多少待ってでも別の方法を取れる。
---とはいえ、そちらの場合もランダムで引き当てる運、もしくは曲を持っている友達+2台以上のjubeatが稼動している店舗が必要ではあるが。

-新たに「いまだけ楽曲」が登場。期間中に対象曲を&bold(){1度でも}プレイすれば解禁するシステムである。
--期間中にプレイ出来なくても、前作以前の旧曲と同じく伝導解禁できる。
--期間中のプレイも伝導と見なされるため、解禁済みのプレイヤーも伝導ボーナスを得やすい。

-特に旧曲を持っていないプレイヤーにとっては、前作より断然、曲を獲得しやすい仕様となっている。
--旧曲を持ってくるグルメイツが子供か犬となっており、1~2プレイで簡単に解禁できるようになっている。
--批判意見の多い楽曲入れ替えも、選択楽曲の絶対数が増えていないため、前作と比較してランダムマッチングで当たりやすくなっている。
--フルコンチャレンジや今だけ楽曲に復活含めた旧曲も来るため、一度プレイするだけで伝導される。また、プレイ時にBOXを選択するとフルコンチャレンジ曲が20に増えるため、その中から未解禁曲を出しやすい。
--以前のbistro saucer曲も1~2ヶ月で旧曲扱いとなり、以上の方法で解禁可能。
--とにかく前作のように、ローカルマッチングを除くとUFO((copiousでの旧曲解禁方法の1つ。何が解禁されるか一切わからない上、楽曲を持ってくる確率が低かった。))やランダムマッチングなど完全な運要素によって楽曲を獲得するしかない、という理不尽な仕様を思えば「bistro saucer」において1~2プレイで確実に旧曲を1曲獲得できる、解禁速度が上がったのは評価点。
//↑違うと思ったのでコメントアウト。フルコンチャレンジもBOXも前作でいう今日チャレここチャレ、今だけチャレンジにあたるシステムにすぎないので真新しいところは何もない。選択曲数が20に増えてはいるので多少は評価はできても目を見張るような"非常に"評価できるものではない。相変わらずPASELIで貢がせているという批判は拭えていないので。
//↑一番酷かったのはUFO、「何が解禁されるか分からない状況」で「(今作の旧曲解禁に必要な)1~2クレ分で飛んできた」らかなり運が良かったわけで。そもそもいまチャレは「スコア記録」が残ってないと選出されなかった(=いくらPASELIをつぎ込もうが表示すらされなかった)んだからその理屈はおかしい。
//↑2ぶっちゃけ旧曲の解禁はフルコンチャレをやらなくても1,2プレーで解禁できますけど。むしろPASELI使って毎回フルコンチャレやると、その分食材が余りすぎてしまって、逆に損をする可能性もある。一回で解禁できるのは1曲だけですので。そういう意味では、貢ぎとはいえないと俺は思う。

--流石に連動曲は伝導出来ないものの、マッチングランダムやフルコンチャレンジでも抽選されるため、IIDXやREFLEC BEATのようにローカルの友達にやらせてもらえなくてもプレーするチャンスがある。

***カスタマイズ・e-AMUSEMENT
-アップデートを含めて、これまで一貫して4色だった背景色が7色に増えた。

-前作で好評だった称号機能が更に強化された。
--基本的なシステムは前作から変わっていない。詳しくは[[copious>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/1440.html]]のページを参照されたし。
--12月1日より「きょうの称号」と「きまぐれ称号パーツ」機能が追加。
---前者は何もしなくても毎日一つずつ使用できる称号が増えるというもの。12月2日以降にゲームデータを作った人も全ての称号を使用できる。
---後者はe-AMUSEMENT GATE上のボタンをクリックする事で、ランダムに称号パーツが獲得できるというもの。
---また、bistro saucerで全楽曲を解禁すると、代わりに称号パーツがひとつ、「必ず」手に入るようになった。前作のようにPASELIを支払って一気にゲットすることはできないが、今作に称号パーツが解禁条件の楽曲はないため、あまり気になるものではない。
--その代わり、筐体上で称号の設定が出来なくなり、カスタマイズも含めてe-AMUSEMENT GATE上でのみ行う事が出来るようになった。称号のセットのせいで順番待ちが伸びる事が無いので一概に問題点とも言えないが。

-e-AMUSEMENT GATEでグルメイツ以外ほとんどの機能を無料で利用できるようになった。
--過去作では、大会開催など一部の機能を使用する際は月315円の有料コースへの加入が必須であった。
--前述の称号カスタマイズも無料で出来るようになった。
--楽曲一覧で、前作までは筐体上でのみ確認できた、「フルコンボ済みかどうか」が確認可能になった。

**総評
-jubeatでは以前から「定期的な楽曲追加」「移植曲の収録」を渇望するプレイヤーが多かった。しかし、&bold(){スタッフはそれに対し「楽曲入れ替え」という非常に歪んだ形で答え、プレイヤーの怒りを買う結果となった。}

-そもそも、音楽ゲームにおける「楽曲」というものは、ゲーム性やイベント運営と同様に、システムの根幹に関わる非常に重要な要素である。事実、楽曲の大量削除が行われた「[[GUITARFREAKS 7thMIX & drummania 6thMIX」>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/1582.html]]や「DDRMAX -Dance Dance Revolution 6thMIX-」の評価は(楽曲削除だけが原因とは言えないが)決して高い物とは言えず、繰り返しの楽曲削除を伴った本作も同様に厳しい評価を受けるのは必然であろう。
--大量削除を伴った前述の2作品については、逆に言ってしまえば「どんなに削除されても、稼働時に生き残った曲はその作品内では削除されない」という事であり、残った楽曲やその作品で新たに登場する楽曲を楽しむことも出来た。しかし、この「楽曲入れ替えシステム」では毎月の入れ替えにより、「稼働時に生き残った楽曲」に加え「その作品で新たに登場した楽曲」さえもその作品内で事実上削除されるようになってしまっており((もちろん、逆に「稼動時に削除された楽曲」や「今まで削除された楽曲」が復活する可能性もあるのだが))、ある意味前述2作品の稼働時の悲劇が毎月繰り返されているとも言える。

-毎回の削除の明確な基準も不明で、アンケートによる復活曲の要望がどの程度反映されているかも全く見えない現状、プレイヤーは自分の好きな楽曲がいつ削除されてしまうのか、いつ復活するのかが全く分からず、不安が生まれる状態となってしまった。
//総評を強化したかったので書きました。普遍的な事を書いたつもりですが異論等あれば編集して下さい

-「入れ替え」で消えてしまうこともあるためか、楽曲の解禁については相当に楽になっており、時に「貢ぎ」とすら揶揄されるような昨今の音ゲーのそれとは一線を画する。特に、メインの解禁イベント(bistro saucer)については、次の月まで待てば伝導解禁可能になり条件が大幅緩和される、という抜け道が用意された形となった。
//-一方で、昨今の音ゲーではほとんど避けて通れない『解禁』『貢ぎ』については異常に楽な作品であると言える。前作で猛威を振るった条件隠しを完全撤廃し、少ない楽曲に対し莫大なポイントを要求されたメインの解禁イベントについては「別にやらなくても構わない」という抜け道が用意された。
//↑「解禁しても消える」可能性があるのが最大の問題なわけで、解禁自体楽になったところでその問題の解決策になったわけでもないし、掛け値なしに評価するのもなんかしこりが残る。連動イベントについてはAPPEND TRAVEL以上に複雑化しているわけだし。
//↑2 「貢ぎ」って解禁条件のキツさへの揶揄だし、「やらなくても構わない」じゃなくて「急がなければ楽に解禁可能」ということじゃないかと思うので書き換えました。

-楽曲の追加・移植自体は好評である。それにも関わらず様々なコミュニティでスタッフに対する罵声が飛び交っているのは、このお粗末な入れ替えシステムのせいであるのは間違いない。((事実、「入れ替えさえなければ良作なのに…」との声が多い))。本作のキャッチコピーは「いつでも、おいしい」であるが、それとは真逆のシステムを用意するとは如何なものであろうか。

**余談
-ロケテストでは「jubeat terminal」というプレー予約が出来るターミナルを設置していたが、本稼働では廃止された。
--ゲームセンターで順番待ちに混乱をもたらす可能性が指摘されていた為、廃止して正解だったと言える。
--ただしロケテストに限っては好評であり、これからもロケテスト限定で設置して欲しいという声もある((ロケテスト時は1店舗に普段では考えられない数のプレイヤーが一気に集まるため、1プレイのために数時間(休日だと最大で半日くらい)待たなければならない場合がある。ターミナルで予約しておけば並び続ける必要がなくなり、順番が来るまでの時間で他のことができるため。))。
-他のBEMANI機種と同様、本作でもe-AMUSEMENT Participation((筐体価格の値下げの代わりに、店舗側がプレイ料金の一部をKONAMIに支払うシステム))が導入された。
--それに伴い、本作では1クレジット3曲固定となり、前述の料金のため50円1クレジットの設定が困難となったことと併せ、大部分の店舗では100円3曲設定での稼働となり事実上のプレイ料金の値上げとなった。
---PASELIを使用した場合には、曲数を5曲まで選ぶ事が可能で(上限は店舗ごとに指定)、1曲当たりのポイントも変更可能なため、事実上の100円4曲以上の設定も可能であるが、設定している店舗は少ない。
--なお、pop'n musicやREFLEC BEATの最新作でも同システムが導入されたものの、(店舗側がKONAMIに支払う料金が変わるが)4曲設定も可能になっており、jubeatよりも自由度が高くなっている。
-前々作・knit~前作・copiousでの人気を受け、筐体自体の小回りがきくこともあってか、本作稼動時に新規導入や増台を行った店舗も多い。そのため、実際のプレイヤー離れの影響以上に「空いている」事が多くなってしまい、失敗作とのイメージをより強くしてしまうこととなった。