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バクマツ☆維新伝 - (2013/01/04 (金) 15:52:01) のソース

*バクマツ☆維新伝
【ばくまつ れぼりゅーしょん】
|ジャンル|ローグライクRPG|#amazon()|
|対応機種|プレイステーション・ポータブル|~|
|発売元|アクワイア|~|
|発売日|2010年6月25日|~|
|定価|本編無料|~|
|分類|''クソゲー判定''|~|
|ポイント|課金しても低ボリューム&br「基本無料だから」という甘え&br|~|

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#contents(fromhere)
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**概要
幕末を舞台にしたローグライクRPGで、『トルネコ』や『シレン』に近い。~
基本ゲーム部分は無料で、アイテム課金でゲーム拡張という家庭用ゲームにおける「フリー・トゥ・プレイ」スタイルの先駆けとなった作品。~
そういう意味では評価されるべき作品かもしれないが、肝心の出来があまりにも…。

**問題点
-有料DLCを導入しても尚薄い内容
--本作はゲーム本体は無料であり、その部分は体験版レベルの内容しかない。それは「とりあえず無料で試して、良かったらお金を払って遊んでほしい」という意図であると思われる。それ自体は特に大きな問題ではない。
--課金をしても「無料体験版から有料体験版になった」という程度の変化しかないのが問題なのだ。
--フルセットで2,200円の廉価DLCパックが期間限定で配信されたが、内容を考えればそれでも高すぎる。
-劣悪なシステム
--育成には道具合成が必須であるのに、道具袋は合成素材が充分持てず、倉庫もストック量の上限が少ない。
--ピンポイントで「次はこの装備を作ろう」と決めた場合、目的の素材以外はすべて捨てていく覚悟が必要になる。
--DLCで拡張は可能だが、不便さは最後まで消えない。
-難度設定が大味
--全体攻撃と個別攻撃の威力差が曖昧だったり、毒ダメージがやたら大きかったりとにかく練りこみ不足。
-あまり好感のわかないキャラクター達
--ロリロリな沖田におかまバーを経営する桂など、どこを狙っているのか今一つわからないキャラ設定。
--個別イベントにさえ有料DLCが必須となる。

**評価点
-「フリー・トゥ・プレイ」
--新しいゲーム概念を持ち込んだ意欲や発想は、評価を受けるべきだと思われる。
--これで内容が伴っていればよかったのだが。

**総評
作りこみの低さやボリュームのなさなど、問題点が目立つ作品。~
ローグライクRPGはやりこみ要素の多い名作が多いため、さらにクソゲー感が際立つ。~
いくら本編無料とはいえ、そこだけ遊んで「課金してもっと遊びこもう」と思うユーザーは少なかったのではないだろうか?