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ジーキル博士の彷魔が刻 - (2010/09/16 (木) 13:51:43) のソース

*ジーキル博士の彷魔が刻 
【じーぎるはかせのほうまがとき】
//読みは「ほうま」で合ってます
|ジャンル|アクション|&image(563406_80427_front.jpg,http://www.tea4two.jp/product_info.php/products_id/722/,width=160)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売元|東宝|~|
|開発元|アドバンスコミュニケーション|~|
|発売日|1988年4月8日|~|
|分類|''クソゲー判定''|~|
|ポイント|何故ゲームにした?&br()市民に執拗に妨害を受けるジーキル博士&br()プレイヤーがハイド氏に変貌必至|~|
**概要
-小説『ジキル博士とハイド氏』をモチーフとしたアクションゲーム…と思われる''よく解らないゲーム''。&br()システムそのものを抜き出せば斬新で、面白そうとすら思えるが、説明不足のため投げ出したプレイヤーが多い。
--そもそも原作がゲームとして需要不明な題材なのだが・・・[[『タッチ』を%%強引に解釈して%%唯一ゲーム化>CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE]]した東宝が強引にやっちゃいました。
**問題点
-主人公・ジーキル氏が市民や爆弾魔の妨害を避けつつ教会へと向かうのが目的。&br()妨害によるストレスが一定以上になると、モンスターをビームで駆逐するハイドモードに移行する。
--クソゲーと言われる原因のひとつが、ゲームオーバーの条件が解りづらいと言うもの。&br()ハイドモードではジーキルモードで進んだ距離以上に移動(強制スクロール)すると死んでしまうので、それまでに一定量のモンスターを退治しなければいけないのだが、攻撃方法が「上+B」と少々解りにくく、元よりジーキルモードの難しさもあって初めてプレイした人なら大抵はすぐにゲームオーバー条件を満たしてしまう。
--また、このゲームオーバーの演出(落雷に打たれる)があまりに唐突に出現するため、プレイヤーには何が起こったか解らず、&br()妨害にキレたジーキル氏が、突然変身して突然雷に打たれる謎のシーンにしか見えない。
---なお、詳しいルールは[[ここ>http://mythos.jp/~master/houmaga/]]を参照すると解りやすい。
-市民の妨害(敵の攻撃)は''町ぐるみでジーキル氏を殺しにかかっている''としか思えないほどに凶悪且つ執拗で、&br()特に最終ステージの猛攻は''鬼''と言う表現がぴったり。プレイヤー自身がハイドモードに突入してしまうことうけあいである。
-エンディングは2種類あるが、ハイドモードへの移行を極力避けるとバッドエンドになる。&br()早い話が''グッドエンディングのほうが簡単に到達できる''。
-他にも歩くのが遅い、当たり判定が解らない、曲数が少なく後半になっても変わらない(雰囲気は良い)と、クソゲーの要素を手堅く押さえる。
-クソゲーレビュー番組AVGNでおなじみのジェームズ・ロルフ氏はこのゲームを扱った回にて、''「ポン''(ピンポンゲーム)''の方がマシだ」「このクソに近づかないでくれ」「1円であっても買うもんじゃない」「プレイするな」「エミュでもやるな(≒貰ってもやるな)」「粉々に叩き割れ」''と散々な評価を下している。&br()また同番組の他のラインナップと見比べても、かなり放送時間が短い(「やりたくないから」と言う理由)。
--肝心のゲームプレイ時間も2分あるかどうか、というほど短い。かつてやったときあまりの意味不明ぶりにトラウマが出来てしまったようだ。

&nicovideo2(http://www.nicovideo.jp/watch/sm5393327)