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小公子セディ - (2012/06/24 (日) 21:07:43) のソース

*小公子セディ
【しょうこうしせでぃ】
|ジャンル|クイズADV?|&image(img55260796.jpg,http://www.otakaraou.com/product/568,width=160)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売元|フジテレビ&br()フジミック|~|
|開発元|グラフィックリサーチ|~|
|発売日|1988年12月24日|~|
|分類|''クソゲー判定''|~|
|ポイント|家庭教師の本気&br()これ小公子セディでなくてもよくね?|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
-世界名作劇場シリーズの一つである人気アニメ『小公子セディ』をゲーム化したもの…だが、非常に勇み足を感じるアドベンチャーになっている。

**問題点
-ストーリーはいわゆる''原作レイプ''。アニメの面影は無い。
--セディを教育せんとする家庭教師チェンバレンの魔の手から逃げつつ母を探す。ただし話の内容よりも家庭教師の方が目につく。

-タイトル画面での選択肢が「''はじめまして''」「''おかえりなさい''」と言う無駄なオリジナリティ。解りづらい。

-コマンドリストの「はなす」の次は「''フルート''」「''またあした''」とこれも無駄にオリジナリティがあり、且つ解りづらい。
--人と話すときも「フルート」のコマンドを選べる。

-キャラドットが異常なほど下手。
--しかし一部のバストアップ絵は逆にクオリティが高い。

-スマッシュTVばりにワラワラと沸く''家庭教師''(RPGで言う敵)の群れ。しかもかなり足が速い。
--家庭教師に捕まると"おべんきょう"(クイズ)をさせられる。誤答してもペナルティは無いが、正解しないと逃げられない。
---内容は[[無駄に本格的>http://www7.plala.or.jp/BigFire/KawakamiSho'sRoom-003-2.htm]]。難易度高し。
---''たまにクイズの成否関係無く家に連れ戻される。''鬼か。

-内容がいわゆるお使いの連続。家庭教師の件もあり非常に苦痛である。

-背景の草むらから、全くのノーヒントでフラグアイテムを見つけなければいけないシーンがある。『さんまの名探偵』で言う「たけちゃんの写真」並の難度で、しかもシナリオ進行上プレイヤーに背景を調べさせるような手引きは為されていない。&br()「きっとバグでクリアできないんだ」と判断したプレイヤーもいた程で、多くのプレイヤーが脱落したことは想像に難くない。
-何故か武器屋という施設があり、商品のラインナップに「''ロトのつるぎ''」「''まほうのたて''」等が置かれている。よくエニックスに訴えられなかったものである。

**総評
「襲いかかる大量の家庭教師をやり過ごしながらマップをしらみつぶすおつかいゲー」という聞くだけでも疲れる『名作劇場』に失礼な典型的なクソキャラゲー。~
家庭教師を取り除くだけでもはるかに快適なゲームになっただろう。その分今以上にスカスカなってしまうのはご愛嬌。

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