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美食戦隊薔薇野郎 - (2012/02/28 (火) 13:15:02) のソース

*美食戦隊薔薇野郎
【ぐるめせんたい ばらやろう】
|ジャンル|ベルトスクロールアクション|~|
|対応機種|スーパーファミコン|~|
|発売元|ヴァージンインタラクティブエンターテインメント|~|
|開発元|フューパック、ウインズ|~|
|発売日|1995年9月29日|~|
|分類|''バカゲー''(システム自体は良作)|~|
|ポイント|奇をてらった回復手段&br()濃すぎる世界観バカゲー&br()&bold(){アツい}|~|

**概要
-「ぐるめせんたいばらやろう」と読む。
-スーパーファミコン後期を彩る、ファイナルファイト型の横スクロールアクション。
-超兄貴シリーズなどで知られるWINDが開発。企画したのは「カルドセプト」や「[[ケツイ~絆地獄たち~]]」などのキャラデザインで有名な斉藤智晴。
-ややボリュームは少ないものの、本作は操作性が快適なアクションゲームで完成度は高い。様々な技や凝ったグラフィック、アツいBGMなどがゲームを彩っている。
-だが超兄貴をさらに味付けしたような世界観とシステムが、このゲームをバカゲーたらしめている。

**キャラクター
-主人公
--3人の主人公が選べるが、どいつも顔、筋肉共に無駄に濃い。
--Aボタンは''ポージング''。しかも十字キーを組み合わせれば無駄に多くのパターンが見れる。
-敵
--超兄貴を思わせるマッチョ
--美少女アンドロイドやバニー
--キャラデザはアレだが意外に手強い「もあい」や「バーナー」
--もはやデザインも設定も電波としか思えない「ヨダレ」「でんき」など盛りだくさん。
--各ステージのボスはどれも個性派揃いで一見の価値あり。おかげでラスボスの影が薄い。

**システム
-料理システム
--このゲームは敵を倒すと食べ物を落とすが、これらを取っても体力はごく僅かしか回復しない。
--ステージの合間に「ディナータイム」があり、取ってきた食べ物を組み合わせる事で料理を作り、それを食べる事で体力が回復するのである。
--キャラクター毎に好物メニューが決められており、意外とメニューの選定は考えさせられる。
--食べ物の組み合わせによっては納豆アイスのような奇妙なものも出来上がる。なかでもキノコ+キノコで出来る''毒キノコ''を食べるとライフが''-999''と極端に減る(次のステージではライフ0の状態でプレイが開始される)。
--その他の食べ物として、''プロテイン''が存在する。説明不要であろう。
-&bold(){ポージング}ボタンが存在する。
-難易度設定が「ヌルい」「ふつう」「''アツい''」。もちろん最高難易度は「アツい」

**難点
-難易度がヌルい
--雑魚敵は数が少なく、攻撃頻度が低く、攻撃力も高くない。ボスもそれほど強くなく、この手のジャンルに慣れたプレイヤーならさほど苦労せずにノーミスクリアが出来てしまう。
-演出が地味
--道中は代わり映えの無い背景が延々と続き、ステージギミックの類も一切無い。
--場面が切り替わる時は静かにブラックアウトする。ステージクリアのときでさえ何の演出も無くブラックアウト。

**その他
-とりあえず全5ステージをクリアすると、主人公達は敵の本拠地と共に星になってしまう。
--だが、難易度を「アツい」にすると180度展開が異なる驚愕のエンディングが拝める。
-裏技として、オープニング画面で歌詞を出したり、敵キャラを操作してプレイできるなど、変なところに力を入れている。
-なぜか[[ウィキペディアの項目>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E9%A3%9F%E6%88%A6%E9%9A%8A%E8%96%94%E8%96%87%E9%87%8E%E9%83%8E]]がアツい。
-作品自体は決してメジャーではないものの、未だにアツいコアなファンを有する異色のアクションといえる。
-出荷本数が少なく、SFC界のプレミアソフトとして知られる。
-購入時のアンケートはがきの「何故購入したのか」という質問に対して何故か一番上に「''間違えた''」という選択肢が存在する。