※修正中 -この記事は『スペースレイダース』をベースとするクソゲー判定記事となる予定です。(管理人裁定による) //『SPACE RAIDERS』プレイ経験者による記事名及び構成変更大歓迎。 #contents() //記事名変更後用の基本情報表例 //*SPACE RAIDERS //|ジャンル|シューティング|&amazon()| //|対応機種|プレイステーション2&brゲームキューブ|~| //|発売・開発元|タイトー|~| //|発売日|2002年12月19日|~| //|定価|【GC】5,040円&br【PS2】6,090円|~| //|分類|''クソゲー判定''|~| //|ポイント|3Dグラフィックのスペースインベーダー&br中身が時代に合ってない&br価格が中身に合ってない|~| //|>|>|CENTER:''[[スペースインベーダーシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/899.html]]''| ---- *SIMPLE2000シリーズ Vol.52 THE 地球侵略群 SPACE RAIDERS 【しんぷるにせんしりーず ぼりゅーむ52 ざ ちきゅうしんりゃくぐん すぺーすれいだーす】 |ジャンル|シューティング|&amazon(B0001TXQBK)| |対応機種|プレイステーション2|~| |発売元|D3パブリッシャー|~| |開発元|タイトー|~| |発売日|2004年5月20日|~| |定価|2,100円(税込)|~| |分類|''クソゲー判定''|~| |ポイント|『SPACE RAIDERS』の廉価版&br「地球防衛軍」ではないので要注意&br凄いのはムービーだけ?|~| |>|>|CENTER:''[[SIMPLEシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/220.html]]''| **概要 2,000円とは思えぬ奥深いアクション性ややりこみ要素から、SIMPLEシリーズでも屈指の知名度を誇る『THE 地球防衛軍』シリーズ。~ 本作はそんな同シリーズ…とは全く何の関係もない別物のSTG『SPACE RAIDERS』の廉価版である。 //↓ここからスペースレイダース叩き台----------------- ***SPACE RAIDERS(スペースレイダース)について |&amazon(B00006WLIK)|&amazon(B00007HMVQ)| 『SPACE RAIDERS』は、タイトーが2002年12月19日にPS2・GCで発売したSTG。~ 『スペースインベーダー』25周年の記念作品として制作された。~ 人間をプレイヤーキャラクターに据え、キャラクターやステージのグラフィックを3Dで描いている。ゲーム性は''スペースインベーダーとほぼ同様''である。 -つまり、最終ステージ以外は''平行移動しかできない''。要はトーチカが人間に、シェルターが街中の障害物に変わっただけ。 --敵は一定数倒すたびに新たに配置されるため、オリジナルに比べてテンポが悪い。 --それでも各ステージのボスは弾幕シューティング並みの攻撃を仕掛けてくる。こちらはパワーアップアイテムが少しあるだけ。 --視点だけは敵の状況によって自動変更される。 -キャラクターを三人から選べるが、ムービーが少し変わるだけで(あってないような)ストーリーに違いはない。 -そして苦労してラスボスを倒すと…(ネタバレ注意)「&color(white){敵の増援部隊が主人公抹殺のために地球へ集結する}」というあんまりなエンディングを迎える。苦労させといてそういうオチか。 -''ゲームモードは2つ、難易度変更不可''という潔さ。コンティニューは無限。 …等々、GC版5040円/PS2版6090円という定価に見合う内容ではなかった。 //**総評 //スペースインベーダーがクソゲーという訳ではないが、本作について言うなら、2002年にこの内容でフルプライスはキツい。テンポの悪化や薄いストーリーが悪目立ちし、満足に褒められる点の無い単調なゲームとなった。~ //同じ記念作品なら『スペースインベーダー・アニバーサリー』を買う方がずっとお得で幸せになれるだろう。 //↑スペースレイダース叩き台ここまで----------------- **問題点 -2002年時点でも「褒められない出来」とされたスペースレイダースから特に内容の変更を加えないまま、価格だけ引き下げて発売されたのが本作。問題点もほぼ据え置きである。 -最も問題なのは、「地球防衛軍」と名前が似ていて紛らわしい事。 --公式ページやパッケージ裏に小さく記載されてはいるのだが、当時は続編などと間違えて買ってしまったという声も多く聞かれた。そのため、本来無関係のはずの地球防衛軍関連スレで本作がネタにされる事もあった。 --D3パブリッシャー側に何らかの意図が有ったか無かったかは定かでないが、ある種のタイトル詐欺と言える。 --さりげなく「軍」ではなくて「''群''」。 **評価点 -CGクリエイター・青山敏之氏の手掛けたOPムービー''だけ''は高く評価されている。 --逆に「OP詐欺」という意見も多い。店頭やネットの動画で騙された人間もいるとか。 --ちなみに、どこからどう見ても『インデペンデンス・デイ』である。ちゃんと「戦闘機で特攻」するシーンまである。 **総評 元のゲームの問題点をほぼそのまま引き継いだ結果、SIMPLEシリーズ中においてもSIMPLEすぎるゲームとなっている。~ そのため同シリーズの特徴である価格の安さが強みにならず、力の入ったOPムービーも裏目に出てしまった。~ 間違って本作を買ったEDF隊員は口をそろえて叫ぶ。「''罠です!''」 ---- **外部リンク -珍しいWIREDのレビュー「インベーダー・ゲームの現代版『スペースレイダース』レビュー」 --http://wiredvision.jp/archives/200405/2004052105.html --SIMPLEで出る前から評判が良くなかったことが分かる。 -「現代用語の予備知識」ゲームにパクられた映画のはなし 「インデペンデンス・デイ」 --http://www.geocities.co.jp/Hollywood/6404/eiga/i.html#iday-sprd --問題のムービーの画像が見られる。出来は確かにいい。 -プレイ動画 #region(ニコニコ動画) &nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/sm946099) ラストまでを攻略。頑張ったプレイヤーをどん底に落とすエンディングムービーを含む。 #endregion **余談 -同じようなタイトルでも、同じSIMPLE2000の『THE 宇宙大戦争』はゲーム性・ネタ双方で頑張っていてそれなりに評価を得ている。 -本物の続編『[[THE 地球防衛軍2>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/595.html]]』は、翌年2005年7月28日に発売された。内容についてはあえて語るまい。