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真・聖刻 - (2012/01/18 (水) 03:23:13) のソース

**真・聖刻 [#n6617346]
【ら・わーす】
|ジャンル|RPG|&amazon(B00006LJS8)|
|対応機種|スーパーファミコン|~|
|発売元|ユタカ|~|
|開発元|Jフォース|~|
|発売日|1995年4月21日|~|
|定価|9800円|~|
|分類|&bold(){クソゲー判定}|~|
|ポイント|フルプライスで売ってほしくないボリューム&br()原作的に黒歴史&br()''レベルを上げて物理で蹴る「しかない」''|~|

**概要
TRPG『ワースブレイド』や小説『聖刻1092』シリーズと同じ、中世的な世界に巨大ロボットである「操兵」が闊歩する世界を舞台とする「聖刻」シリーズの新展開として、このゲームを中心として小説(全3巻)とドラマCDと平行する形で世に出た。~
つまりキャラゲーなのだが、パッケージも説明書も関連作品についてはまったく触れておらず、そもそもキャラゲーだと気付かなかった人も少なくない。~
キャラデザにTVアニメ『[[美少女戦士セーラームーン>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1107.html]]』の只野和子を、メカデザインには『[[エルド>絶対無敵ライジンオー]][[ラン>元気爆発ガンバルガー]]』シリーズのやまだたかひろを起用するという、鳴り物入りの企画であった。

小説のあとがきで、作者は「ゲームもこの本と同時期に出ているはずなので、早く遊んでみたい」と語っていたが、現在、この企画の存在自体がシリーズの黒歴史となっているらしい。~
全てこのソフトが尋常ではないクソゲーだったからである。
-なお、物語の舞台である''「アハーン大陸」''という名前を嘲笑っているレビューもあるが、この点は原作からしてそうなので仕方ないのである…。
--正確には''「ア・ハーン」''と中黒点が入る。

**評価点
-敵キャラ及び攻撃アニメのグラフィック。迫力はある。
--尤も、それ以外のグラフィックは全てダメなのだが。

**問題点
***シナリオ面
-ストーリーは小説版のそれを端折っただけ(''膨らませたのではない'')で、ゲームならではのアレンジは無い。
--本筋に関係ないイベントやダンジョンも1つも無い。ただ小説の物語を追いかけているだけ。ミニゲームなども無い。
--町の住人達の台詞は、殆どがゲームに関係ない世間話。そういうのこそ削れよ。
--小説またはTRPG版を知らないと理解できないような展開や専門用語などがドカドカ出てくるが、ゲーム中にも説明書にも解説などは一切ない。
---例えば「聖刻石」が散りばめられた「仮面」は「操兵」(巨大ロボ)の動力部なのだが、そういった説明が無い。
--最初の町の酒場で、パーティが客の1人