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SIMPLE2000シリーズ Vol.33 THE ジェットコースター - (2013/03/18 (月) 15:00:47) のソース

*SIMPLE2000シリーズ Vol.33 THE ジェットコースター
【しんぷるにせんしりーず ぼりゅーむ33 ざ じぇっとこーすたー】
|ジャンル|シミュレーション|&amazon(B00009MDCM)|
|対応機種|プレイステーション2|~|
|発売元|D3パブリッシャー|~|
|開発元|びんぼうソフト|~|
|発売日|2003年7月24日|~|
|定価|2,000円(税抜)|~|
|分類|''バカゲー判定''|~|
|ポイント|ゲーム自体の出来はそこそこ良い&br()プレイヤー次第で恐ろしいコースターが作れる&br()殺される乗客&br()プリセットのコースターも恐ろしい&br()&bold(){楽死んじゃおう☆}|~|
|>|>|CENTER:''[[SIMPLEシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/220.html]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
正確にはSIMPLEシリーズオリジナル作ではなく、ドリームキャスト用ソフト『ジェットコースタードリーム』『ジェットコースタードリーム2』の実質的続編。『~ドリーム2』をベースとし、いくらかのシステム強化を図ったバージョンアップ的位置付けにあたる作品である。

ゲームの大まかな概要はジェットコースターを設計、走らせていかに高い評価を出すか、というゲームである。他のアトラクションを設置してお客さんの反応を見る、研究費を払って新しいアトラクションやジェットコースターを開発する等の経営要素もある。SIMPLE化したからといって手は抜いていない。

また、自分が客となって園内を歩き回ることもでき、この状態の時は他の客と会話したり、店で売っている物を買ったり、アトラクションに乗る事もできる。((ただしあくまで「客」というためか、わざわざチケット売り場まで行ってチケットを買う必要がある。))

**バカゲー要素
-しかし、プレーヤーはやがて自然に''「いかに危険なコースターを作ってお客を殺すか」''を競うようになる。((一応ジェットコースター設計のルールはあるが、「決められた範囲と高さの中で設計する」、「逆走しないように設計する」「脱線しないように設計する」ということぐらい。))
-律義にX・Y・Z軸方向に乗客に作用する加速度計算がおこなわれ、それに伴う乗客の状況が人数で表示される。
--「気持ち悪くなった人」「ゲロ吐いた人」「失禁した人」「失神した人」「記憶喪失になった人」そしてあまりのGに吹き飛んで「''行方不明になった人''」の人数が表示される。
---「気持ち悪くなった人」「ゲロ吐いた人」「失神した人」はともかく、遊園地用のジェットコースターを作成するゲームで何故「行方不明になった人」「失禁した人」「記憶喪失になった人」のようなとんでもない項目があるのかは謎である。((ちなみにこのような人々が増えても評判は悪くなるどころかむしろ良くなる))
--乗客が行方不明になるたびコースター上から人が減っていき、全員吹き飛ぶと、無人のコースターだけが戻ってくる。ちょっとしたホラー。
--しかも、吹き飛ばされてバラバラと落ちてゆく観客がちゃんとグラフィックで表示される。ここまでくるともはやパニック映画である。
-バグ技として''走行中に乗り物を脱線させバラバラにする''というトンデモ現象を編み出す事も可能。
-近年動画サイトで無茶なコースター動画が公開されて一部でその名を知られるようになった。
--たいてい明るい音楽が乗っていることが恐怖感を倍増させる。
--余談だが、このゲームに使われている音楽は全て版権フリーの素材曲(有料)であるため、Flashや同人ゲームのBGMとしても良く使われている。
---代表的な作品は、あの『ひぐらしのなく頃に』(PC版)。この事実がこのゲームのホラー要素をより一層盛り上げている。
--ジェットコースターの上で人が次々に飛ばされていく様子はまるで公開処刑のようである。
-制作元は真面目に作ったのかもしれないが、結果的にバカゲーとなってしまった…''と思ったら、[[公式デモがこんな有様>http://www.nicovideo.jp/watch/sm23713]]''であった。&brどう見ても危ない設計のコースターが普通に出てくる、「20Gのシビれる快感」などと''客を殺す気満々''の発言((一般的な大型ジェットコースターでかかる重力加速度は3~5G前後。F1ドライバーや戦闘機乗りなどの本職の人間でも9G程度が限界で、それ以上のGが掛かった場合死は免れ得ない。))を平然とするナレーションなど突っ込みどころ満載。
--ちなみに、プリセットのコースターが700種類程度存在するが、ほとんどが乗客全滅レベルの危険コースター。明らかに狙って作っている。
-この手のゲームは、現実にあり得そうなものを無難に再現してもおもしろくないので、ある意味、ゲームならではの正しい遊び方と言えるだろう。''現実にあり得たとしても絶対に乗りたくないが。''

**余談
-開発元の[[びんぼうソフト>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B3%E3%82%93%E3%81%BC%E3%81%86%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88]]は''社員がたった一人''のゲーム会社。もちろん日本で一番小さいゲーム会社である。
--技術は確かなものであり、海外のゲームも製作している。
-フリーウォーク時に自動販売機を調べ続けると資金無限増殖ができる。((ただし一回調べるごとに1Gなので実用性はほぼない。))
--遊園地のギフトショップではなぜか「ジェットパック」が販売されている。

**外部リンク
-[[THE ジェットコースター>http://dic.nicovideo.jp/a/the%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC]]
--ニコニコ大百科内の記事
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