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グルーヴ地獄V - (2012/09/03 (月) 01:45:43) のソース

*グルーヴ地獄V
【ぐるーぶじごくふぁいぶ】
|ジャンル|(自称)''クソゲー''|&amazon(B000069TQR)|
|対応機種|プレイステーション|~|
|発売元|ソニー・ミュージックエンタテインメント|~|
|開発元|オーパス・スタジオ|~|
|発売日|1998年1月8日|~|
|分類|''バカゲー判定''|~|
|ポイント|自称クソゲー、中身は確信犯的バカゲー|~|

**概要など
-グルーヴ地獄Vは音楽ゲームのシリーズであるSweepstationシリーズの第二弾として発売された。タイトル通り、今作のみミュージシャンの電気グルーヴがプロデュースしている。
-プレイヤーは「バイトジゴク」と呼ばれるミニゲームをこなしてお金を稼ぎ、そのお金でガチャガチャをして音ネタ(フレーズ)を集め、音ネタを組み合わせることで自分の家(ゲーム中では「ジタク」と呼ばれる)=ミキサーモードで音楽制作ができる。音ネタはもちろん電気グルーヴによるテクノなフレーズばかり。音楽性としては電気グルーヴのアルバム「ORANGE」や石野卓球のソロ作品に近い。
-ジャンル「クソゲー」を自称するだけに、ミニゲームは時代を逆行したかのような極端にシンプルなものしかない。ポリゴンで描かれたボールペンに次々とキャップを着けるだけの、文字通りの作業ゲーである「ボールペンコウジョウ」、ファミコン以前のゲームのような絵と音の「キノコ or DIE」、マリオ風のキャラを操作するチキンレース「崖レース」、電子ゲームのサイモンのパロディの「クサイモン」など。
--しかし、クソゲーと自称している割には地味にハマれるミニゲームもあり、本来の意味で「クソゲー」と呼べるかどうかはかなり疑問である。
-ちなみにピエール瀧が「崖レース」で元々予定していた名前は「スーパーマリ岡64歳」だそうである。流石にダメだった様だが。
-電気メンバーのゲームにおける担当は石野卓球・まりん(砂原良徳)は音ネタ制作、ピエール瀧はミニゲームのプロデュースとなっている。
-キャラクターデザインは電気グルーヴ作品にも関わりの深い田中秀幸で、今回もキモかわいいムードを出している。
-意味不明な「V」、サラリーマンがトラックにはねられるOPなど全編に漂う不気味な雰囲気、キャラクターの不条理なギャグ台詞など、電気グルーヴのファンにとってはいつものことであり、好意的に受け入れられた。
-ミキサーモードの意外に本格派な作りと中毒性の高いミニゲームの数々でターゲットである電気ファンのみならずバカゲー愛好者にも評価は高く、狙って作ったバカゲーの数少ない成功例とも評価されている。
-元々生産数が少なかった事もあり現在は中古値が高騰しプレミアソフトとなっている。
-ロード中の画面で旅客機がビルに激突して墜落するシーンが描かれ、911テロ事件を予言したのではないかと言われた。
-グルーヴ地獄Vのミニゲーム要素のみを抜き出し、新たなミニゲームを追加した『[[バイトヘル2000]]』が、2005年12月22日にPSPで発売された。
--ミキサーモードはごっそり削除されたものの、ミニゲームの種類が劇的に増えている。後にBEST版やDLC版も発売された。