**遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX Card ALMANAC 【ゆうぎおうでゅえるもんすたーずじーえっくす かーどあるまなっく】 |ジャンル|カードアルバム|&amazon(B000RF38FC)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|コナミデジタルエンタテインメント|~| |発売日|2007年8月9日|~| |定価|2625円(税込)|~| |分類|''クソゲー判定''&br;貧弱で使い勝手の悪いデータベース&br;完全にカードのオマケ|~| *概要 ゲームではなく、遊戯王カードのデータベース。この2006年までのカードのデータが収録されているのだが・・・。 *問題点 -膨大な量のカードのデータが収録されているが、検索方法がブースターパックごとに調べる「ブースターパック検索」と、モンスターや魔法が五十音順に並べてあるだけの「カード別検索」しか存在しない。検索したいカードの名前を入力して検索、というようなことも出来ず、モンスターの種族ごとに調べることも出来ないため、カードを調べるためのデータベースであるにも関わらず、調べたいカードを調べることが非常に困難である。 -「ブースターパック検索」ではカードのイラストが表示されるのみで、カードの説明文は「カード別検索」からしか調べることが出来ないという謎仕様。 -カードの説明文の漢字の部分にはご丁寧に平仮名も括弧書きで書かれているが、これが非常に読み辛い。 --例えば上の文をこの本作風に書くと以下のようになる。~ 「カードの説明文(せつめいぶん)の漢字(かんじ)の部分(ぶぶん)にはご丁寧(ていねい)に平仮名(ひらがな)も括弧書(かっこが)きで書(か)かれているが、これが非常(ひじょう)に読(よ)み辛(づら)い。」 --ちなみにコンボリストには何故か一切ルビが振られていないという中途半端さ。 -コンボリストでコンボが見れるが、コンボの説明と使用するカードの名前しか見れず、肝心のカードの効果が分からない。そのカードの効果を見ようと思うと、「カード別検索」からカードを探し出すことになる。 -青眼の白龍などイラストが何種類もあるカードがあるが、本作には同じ名前のカードにはイラストが1種類しか収録されていない。また、レアリティの違いに関しても一切記述がない。 --例えば青眼の白龍ならスターターボックスの項目にあるカードもEXの項目にあるカードもBEGINNER'S EDITION 1の項目にあるカードも、本来ならすべてイラストが違うがすべて同じイラストのカードとして収録されている。 -所有しているカードを見分けられるようにカードにマークを付けることができるが、ただマークを付けるだけで、マークをついたカードだけ集計するなどの機能はない。またマークを付けた後、セーブする必要があるが、セーブをするにはオプションまで戻ってそこでする必要があり、非常に面倒である。 *総評 -データベースであるはずなのだが、調べ辛い・読み辛い・データが不完全と、データベースとしての体をなしていない。ネット環境があるなら、イラストは見れないものの遊戯王Wikiを使用した方が遥かに使い勝手が良い。 -本作も遊戯王のソフトにありがちな、カードのオマケと言われても仕方のない出来である。 --なお、本作のオマケで付いてくる『ブリザード・ドラゴン』というカードは強力なカードで高値で取引されている。場合によってはカードの値段がソフトの値段を上回ってしまい、本当にソフトがオマケの状態になってしまう。