*ラッシング・ビート 【らっしんぐびーと】 |ジャンル|ベルトスクロールアクション|~| |対応機種|スーパーファミコン|~| |発売・開発元|ジャレコ|~| |発売日|1992年3月27日|~| |定価|8700円|~| |分類|''バカゲー判定''|~| |ポイント|パクリゲー?&brゲーム自体は普通|~| ジャレコ発のベルトスクロールアクションゲーム。雰囲気がカプコンの名作ベルトスクロールアクションのファイナルファイトに近い……というか、ファイナルファイトのパクリとまで揶揄される作品。 ストーリーとしては、麻薬組織を探っていたルポライターの妹が組織に捕らわれてしまい、それを救うべく刑事である兄リック・ノートンとリックの父親代わりであるダグラス・ビルド巡査部長が組織に殴りこみをかける…というもの。 *特徴 -ゲームとしては難易度もそこそこで遊びやすい。 -パクリと揶揄されるだけあってゲームシステムはファイナルファイトに近い。ただ、本作独自の特徴として&bold(){『怒りモード』}が存在。これはある一定のダメージを受けることによって一定時間無敵になり攻撃力が上がるというもの。 *問題点(というか、変な点) -まず、プレイヤーキャラは前述したとおりリックとビルドの二人。リックはファイナルファイトで言うコーディーのようなバランス型キャラであり、ビルドはパワー型。 --だが、このリックが&bold(){どことなく容姿もコーディーにそっくり。} --さらに、ビルドの方は真っ赤な制服に警防という外見がこれまた&bold(){ストリートファイターシリーズの悪役・ベガに酷似している。} -その他にも、離れると&bold(){竜巻旋風脚}らしき技を放つ雑魚。&bold(){その名も『リュウ』………いいのか?} -そしてエンディング。ラスボスである道着姿の男・キンタークを倒した際、突如現れる妹が開口一番&bold(){「もうやめて!お兄ちゃん!その人は私たちのお父さんなの!」}……龍虎の拳? --と、このように意図したのか偶然なのかは不明だが、こうした事例からパクリゲーと揶揄される原因となっている。 -ストーリーやステージ表記には漢字と平仮名とを使用しているが、漢字のフォントが少ない。 --特にステージ名が『スタジアムの死とう』、『決せん!ジョウカルけんきゅうじょ』などと中途半端に漢字を使用しているせいで何処となく滑稽に見える。 *補足 -人気が出たのかシリーズ化され、後に第二作目『ラッシング・ビート乱 複製都市』、第三作目『ラッシング・ビート修羅』が発売されている。