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Zelda:the Wand of Gamelon & Link:the Faces of Evil - (2011/10/22 (土) 09:30:23) のソース

**Zelda:the Wand of Gamelon/Link:the Faces of Evil [#qee2fe92]
【ぜるだ:ざわんどおぶぎゃめろん/りんく:ざふぇいしずおぶいびる】
|ジャンル|アクションRPG|&image(gamelon_evil_sealed.jpg,width=160)|
|対応機種|CD-i|~|
|発売元|フィリップス|~|
|発売日|1993年10月10日|~|
|分類|''擁護不可能のクソゲー判定''|~|
|ポイント|''原作殺害レベルのゲーム仕様+クソ作画''&br()任天堂の中で最も暗く深い黒歴史&br()とにかくゲームとしての問題点だらけ&br()役立たずなアイテム&br()最悪レベルの操作性&br()下手したらゲーム進行不可|~|
|>|>|CENTER:[[ゼルダの伝説シリーズ関連リンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/487.html]]|
**概要
-フィリップスが任天堂の許諾を得て製作・発売した。対応ハードは世界で4番目に売れてない「CD-i」&br;邦題をつけるとするならそれぞれ『ゼルダ:ギャメロンの杖』と『リンク:邪悪なる者達』となる。
-リンクの冒険同様横スクロールアクション。システムは二作品ともほぼ同様で、言わば姉妹品的関係。
**問題点
-その出来は凄まじくクソなことで悪名高く、ゼルダ・任天堂史上1、2を争う黒歴史。他メーカーに製作許可を与えたはずがこのアリサマだったのかよ!&br;バーチャルボーイが赤子に見えるくらいのどす黒さだが、ドマイナーハードのアメリカでしかそんな売れてないので、知っている日本人は僅かで、その殆どがアメリカの情報から知れ渡った件が多い。特にジェームズ・ロルフ氏の超激怒レビューで知った人も多いことだろう。
--崩壊というレベルを通り越した''&color(blue){「MUSASHI-GUN道-」や、「KOF2003」のアッシュも真っ青};なクソ作画のキモいアニメムービー''(参考 [[1>http://www.sara.to/sigure/game/g15/index.html]]、[[2>http://www.sara.to/sigure/game/g17/index.html]])。
-『邪悪なる者達』デモ画面ではリンクがやたら軽い口調で「''クールだろ?''」発言。イメージ崩壊もいいとこである。
-説明書は''チラシと揶揄された[[アンサガ>アンリミテッド:サガ]]のそれがマシに見える''酷さ。あらすじと商標登録しかない。
-大半の操作で2ボタンを使わねばならず、混乱を招く温床に。
--CD-iはゲーム中では十字キーを除くと1ボタンと2ボタンの二つしか使えないため操作が煩雑になっている。ファミコンで例えると両方ともマイクなしの2コンのようなものである。
---たまに3ボタンのコントローラーがあるが、「1+2同時押し」に相当するだけなので本ゲームでは意味がない。&s(){そんなゲーム機でアクションRPGをやらせようとしたのが間違いだったのでは?}
--ステータス画面とドアを開く操作が同じなので、ドアから離れないとアイテム変更などが出来ない。
--上記操作が↓+2ボタンなので、しゃがみながらアイテムを使うことも勿論出来ない。
-アイテムやルピーは剣で刺さなければ回収できない(触れるだけでは駄目)ため、テンポが悪化。
--ルピーは買い物だけでなくアイテムを使った時にも減る為、終始ルピー回収の作業を強いられる。後者では更にアイテムが多く余計面倒に。
-10発投げないと岩一つ壊せない爆弾の弱さ。グレランより弱い。
-ランタンが必要な暗転エリアは他シリーズと違い完全に真っ暗。油が切れたら何も見えずお手上げ状態。
--なんと、屋外にも暗転場所がある。これ何て皆既日食?
-ランタンは数秒で効果が切れる為その都度ステータス画面を開き選択しなければならない。ストレスが溜まりまくること必至。
-事前にランタンを選択して暗転部屋に入っても発動しない為、面倒だがドアから離れて再度選択しなけれならない。
--完全に真っ暗なので落とし穴の場所がどこにあるか分からない。ドアから離れたら落とし穴に落ちてアウト、ということもある。&br;ランタンがドアの前で使えたらこんなことにはならなかっただろうに。
-ロープは消費アイテムかつステージ中での補充も出来ず、''足りなくなったら詰み確定。''店で再補充する羽目になる。&br;普通にステージ中で補充してもいいのでは?
-曖昧なグラフィックのせいで、道順や地形がかなり判り辛い。
-雑魚戦では毎度のように苦行を強いられる。
--人に剣を振ると会話になるのだが、敵が重なっていた場合会話の方が優先されてダメージを与えられず戦闘の邪魔。&br;会話時のクソアニメと相俟ってストレスが二重に溜まる。
--敵はこちらの攻撃範囲外から近づく事が多く、その癖こちらの剣のリーチは非常に短い。その為、攻撃が非常に当て辛く、刺し違えるのは当たり前。
--敵の半数位は小型。そのせいで高度を合わせないと攻撃が当たらない。
--[[デスクリムゾン]]同様無敵時間が無く、一度敵にぶつかると延々とダメージを受け続けごっそり体力を削られる。
--プレイヤーの眼前に敵がいきなり現れる事もある。無論避けようが無い。
--このように雑魚は一人倒すのも一苦労なのに、''ボスは一撃で簡単に倒せる。''しかも撃破時のアニメは発狂モノ。
-AVGNのジェームズ・ロルフ氏は、このクソ要素満載のクソゲーを締めくくるにあたり、「''生ゴミや使用済みタンポン、ゲロが詰まった超臭いゴミ袋''」と例えた。言い得て妙である。
**評価点
-評価点はアニメ以外の画面と音楽だけという悲劇。ただ、音楽はゼルダらしくない。
**その後の展開
-フィリップスはその後、94年に『Zelda's Adventure』(『ゼルダの冒険』)というクソゲーを投下。CD-iのゼルダ3部作を合わせれば''糞々のトライフォース''が完成。黒歴史を通り越して闇歴史かもしれない。&br;というか、今作を開発したスタッフはオリジナルのゼルダを遊んだことがあるのだろうか?
**余談
-アメリカでは、Youtube poopのネタとして有名。
--主にラスボスの「You Must Die!」とかリンクとゼルダと王のやりとりが有名である。
-ニンドリ2011年12月号で紹介された。