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無敵王トライゼノン - (2012/05/16 (水) 02:26:40) のソース

*無敵王トライゼノン
【むてきおうとらいぜのん】
|ジャンル|アドベンチャー|&image(trizenon.JPG,width=160,http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005OUQS/ref=sr_1_15)|
|対応機種|プレイステーション|~|
|発売元|マーベラスエンターテイメント|~|
|発売日|2001年3月15日|~|
|分類|''クソゲー判定''|~|

*概要
-同名ロボットアニメ作品のキャラゲー。
-オリジナルストーリーのアニメ2話が収録されており、アニメが流れている最中にボタンを入力してゲージを保つというLDゲームのような内容。
--タイミングよくボタンを押す以外に、連打や一定時間押し続けるといったものもある。
-途中、いくつかのミニゲームをプレイすることになる。ミニゲームの成績に応じてゲージが回復する。セーブはミニゲームの後に行える。
-本編をクリアするとミニゲームを遊べるモードが解禁される。

*収録ミニゲーム
-ダンシング暁!
--踊っている3人のキャラクターの頭上にボタンとタイマーが表示される。タイマーが0になる前に方向キーでスポットライトを移動させ、ボタンを入力していく。
-艦長命令! 食料調達ゲーム
--簡易魚釣り。タイミングよくボタンを押し、ボタン連打することで釣り上げることが出来る。
-ピコピコアタック!!
--ボタン8つを使って行うもぐらたたき。
-熱血! 燃えるコブシでまきを割る!!
--まきが倒れる前にタイミングよくボタンを押すと薪を割り、方向キーでキャラクターを移動させてキャッチする。
-15パズル
--クリア後に出現するミニゲームその1。劇中から抜き出したいくつかの絵柄からパズルを遊べる。
-戦闘シミュレーター
--クリア後に出現するミニゲームその2。トライゼノンを操作し、パンチや指ミサイル、必殺技を駆使して次々出現する敵と戦っていく見下ろし視点の3Dアクションとなっている。ザコを30体倒すと出現するボスを倒せばクリア…なのだが。

*問題点
-ボタン入力のタイミングがかなりシビア。また、入力前に警告音が鳴るのも合わせてアニメ本編にまったくと言っていいほど集中できない。クリア後アニメのみを鑑賞するモードもない。
--一応、ボタンの順番は決まっているため憶えればクリア可能。
-ミニゲームの内容も単調なものばかりであり、すぐに飽きてしまう。
--そのくせ回復するゲージも微量。
「戦闘シミュレーター」について。
-グラフィックはお世辞にも良いとは言えない。ロボットは生ポリゴンで形状も違和感があり、背景は黒い背景に「闘魂」「熱血」「冷静沈着」などの文字が浮かぶだけ。
--ボスキャラはザコを巨大化しただけ。せめてゼノンノーヴァ((ライバルメカ))とか…
-ザコの攻撃が激しすぎてクリア困難。一度に出現する数は3体だが、1体1体が連続で弾を撃ってくる。ダメージは微量だが無敵時間がないのでライフがどんどん減っていく。
-一方、こちらの攻撃は…
--パンチからの3連コンボは途中で敵が横に逸れていくため当てるのが非常に困難。
--遠距離攻撃である指ミサイル、ブーメランは両方とも使用中は移動できなくなるうえ射程も短く、ダメージはきっちり受ける。''はっきり言って罠。''
--ゲージを溜めて発動するパワーアップも技が変化するだけ。一応「トライサイクロン」((ちなみに原作にこんな技は存在しない。見た目もくるくる回転しながら体当たりするだけ。))なら一撃で倒すことも可能だが、パンチ同様はずれる場合がある。そしてダメージは通常通り受ける。
-一応、回復アイテムがあるものの、出現時間が非常に短く回復量も微量。出る確率も低い。存在する意味があるのか。
// 再プレイしました

*評価点
-アニメ部分は原作のスタッフが製作しているため、原作と変わらないクォリティ。まぁ圧縮の関係でブロックノイズだらけなのだが。

*総評
-キャラゲー=クソゲーを体現しているタイトルの1つ。
-収録されている話はTVシリーズのDVDに高画質版が収録されているので、ファンであってもこのゲームを買う価値は皆無。
--そのためかゲオですら中古販売価格が180円のPS最安ランクという有様。
[[プレイ動画(AmebaVisionへ飛びます)>http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=882614]]

*余談
-初回版(次回出荷があったのかは不明)にはドラマCDが付属した。内容は主役3人がキャラクターを紹介するだけ。オリジナルストーリーなどは一切収録されていない。
-ゲームボーイカラーでもゲームが出ており、こちらは劣化スパロボ風のシミュレーションRPG。内容はお察しください。
--こちらにもドラマCDが付属したが、内容は上記CDで紹介されなかったキャラを紹介するだけ。
-余談だが、原作であるTVアニメ版の方も劣悪な作画とひたすら空回りするギャグ要素などにより多くのアニメファンに「クソアニメ」の烙印を押されている。後にブレイクする福山潤の初主演作であり、その他のキャストも林原めぐみ、真田アサミ、椎名へきると声優陣はやたら豪華な作品だったのだが…。
--『魔装機神サイバスター』((1999年に放送されたTVアニメ版。原作ゲームの設定が全くと言っていい程汲まれておらず、まさに原作レイプとしか言い様のない内容。作画クオリティも著しく低い))と並んでスパロボファンに「こいつは参戦しなくていい」と言われる作品の代表格となっている。