*ゲームブックDS 鋼殻のレギオス 【げーむぶっくでぃーえす こうかくのれぎおす】 |ジャンル|ゲームブック型アドベンチャー|&amazon(B002R59HJ6)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|ブロッコリー|~| |開発元|日本アートメディア|~| |発売日|2010年1月28日|~| |定価|5040円|~| |分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|戦闘は減ったがその代わりに判定が増加、しかもそれに失敗で即ゲームオーバー&br()携帯アプリにも劣る快適さで選択肢の難易度も高め&br()やっとの事でエピローグまで辿り着くとそこで必ずフリーズする&br()あまりにもお粗末なユーザーサポートの対応&br()|~| **概要 『[[ゲームブックDS ソード・ワールド2.0]]』に続く、ブロッコリーの『ゲームブックDS』シリーズ第二弾。富士見ファンタジア文庫「鋼殻のレギオス」のゲーム化。 -イラストなどはアニメ版に準じている。 -プレイヤーは主人公・レイフォンとしてツェルニでの日々を過ごす事になる。 **問題点 -相変わらず説明書は説明不足である。 --レイフォンが使う「剄技」の効果などについての説明もされていないため混乱を生ずる。 -前作に比べて戦闘の頻度は減ったが、その代わりに判定ポイントが増加し、その判定に失敗するとバッドエンドになる事もざら。 --特に第4章の最後には「判定で8以上の目を出さないとバッドエンド直行」というシーンが3回発生し、クリアするのは選択肢より運が求められる理不尽仕様。 -セーブデータは前作より1つ増え2つになったが、それでも第3章の選択肢地獄を乗り切るには足りなさ過ぎる。 -誤字・脱字・誤変換の嵐。主人公レイフォンの名前も「レンフォン」と間違えられる事は多く、真面目にテストプレイをしていない事が丸分かり。 -そしてこのゲーム最大の問題は''「エピローグまで行くと必ずフリーズして、エンディングに辿り着けない」''という事である。 --エピローグに入ったのも束の間、スタッフロールに至る直前で突然にフリーズして復帰不可能になる。 --ブロッコリーも公式HPでバグの件についてコメントは出したが、「ユーザーサポートにご一報を」とコメントしただけであり、「バグ修正版と無償交換いたします」などとは言っていない為、回収も修正も期待する事は絶望的。 ---2010年9月になっても未だ対応一つないので売り逃げる気満々といえる。少しは[[Infinity]]の潔さを見習え。 **総評 -「ゲームブックDS」シリーズの中で唯一「エンディングに辿り着く事が出来ない」という致命的なバグを抱えてしまったため、ただでさえ低い評価をさらに貶めてしまった。 -思えばブロッコリーもここ数年「プリンセスコンチェルト」「クロスワールド~見知らぬ空のエターティア」「トゥルーティアーズ」のPC一般向け3部作の失敗、「Gift~Prism」の移植での失敗などでゲーム製作の評価を落としているが、その失敗が行き着く形になったわけである。 --そして「鋼殻のレギオス」自体アニメもクソ、ゲームもクソとクソ尽くしの作品となった。声優仕事選べ。 **余談 -後に『ゲームブックDS』シリーズの続編として「[[ゲームブックDS アクエリアンエイジ Perpetual Period]]」も出たが…そちらの評価は該当ページを参照。