*スーパーロボット大戦MXポータブル 【すーぱーろぼっとたいせんえむえっくすぽーたぶる】 |ジャンル|シミュレーションRPG|&amazon(B0002FQAT8)| |対応機種|プレイステーション・ポータブル|~| |発売元|バンプレスト|~| |開発元|トーセ|~| |発売日|2005年12月29日|~| |定価|5040円|~| |分類|''劣化移植判定''&br()企業問題ゲーム&br()7.2.怠慢によってゲーム性が損なわれた場合|~| |ポイント|ロードが激増&br()難易度調整はHP一律1.5倍|~| |備考|PSP the Bestは2007年6月28日発売/2940円|~| |>|>|CENTER:''[[スーパーロボット大戦シリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/287.html]]''| -『[[スーパーロボット大戦MX>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/568.html]]』のPSP移植版。スパロボシリーズ初のPSP作品となる。 -戦闘シーンでのキャラの表情パターンの削除、ローディングの増加などPS2版から多くの要素が劣化。隠し要素の新規追加もなし。 -具体的に例を上げるとシナリオで一回ボイスが入ると一瞬止まったり、戦闘シーンの声の挿入にズレが生じるといった問題が発生(PSPがディスクから読み込む)。 戦闘画面移行のロードも長く、BGMが先行して流れて戦闘画面に入るには最低でも10秒かかる。 --この反省を踏まえたのか、後に発売された『スーパーロボット大戦Aポータブル』では、ロードはかなり早く改善された。ただ、携帯機ならではの快適性とボイスの両立のためか、戦闘シーンでのキャラの表情パターンが1パターンのみという点はそのままで批判されている。 ---改造によりメモリースティックから起動するとAポータブルと同等異常の処理速度になるとの報告が入っているが、もちろん違法なのでやってはいけない。権利関係の問題でDL版発売は可能性が低いのが惜しまれる。 -また、家庭用機からの移植作品であるため、システムは携帯機向けに最適化されておらず、どこでもセーブやボタンの左側集中操作といった機能は未実装である(会話中のセーブは可能だが、敵ターンでのセーブは不可能)。キーレスポンスも悪い。 -評価されてるのは新規に主人公機の乗り換えシナリオが追加されてる事と、お気に入り登録が3作品に増えた事、BGM変更機能の3点。 -またPS2版での難易度の低さを指摘されたのか敵が強化されているが、ただ単にHPが1.5倍にされただけ。特にラスボスはHPが60万とシリーズ最高レベルの高さなので時間がかかる。 **総評 -元になるPS2版の出来が基本的に良かったため(難易度以外)、劣化が目立つ作品となってしまった。 -遊べない出来ではないが、時間と環境が許すならPS2版をお勧めする。 -PS2第1弾のIMPACTといい、ハード最初の作品は何がしかの問題があることが多い。次世代では改善して欲しいところ。