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2010年10月18日 締 切 新聞論評 学籍番号 1914032 氏名 篠崎丈
1.新聞情報:
2.要約:
チリ北部の鉱山落盤事故で閉じ込められた33人の救出劇が、14日の生還後もなおたたえられている。成功の要因はいくつもあるが、地下600メートル超まで救出用トンネルを掘り進んだ技術は専門家の間でも評価が高い。(98文字)
3.論評:
救出はチリ政府が全面的に主導し、国営鉱山企業コデルコが技術的に指揮した。今回のトンネル貫通に成功したのは「T130」と呼ばれる掘削機械である。チリの掘削専門会社が保有していたものを現地に運び、米国から派遣された技術者が作業に当たった。
今回のトンネル技術は、地下深くに穴を通すこと、人を乗せた救出用カプセルを往復させること、これらの作業を短期間でなし遂げるなどの条件が整わないと救出はかなわなかっただろう。深い穴を掘るだけであれば、世界トップクラスの技術を持つ日本企業でも対応できると考えられたが、人やカプセルが通り抜けられる直径70センチメートルとみられる縦穴となると、決して容易ではない。ここが世界的偉業と評価されているようだ。
私も速報で救出を見ていたが救出者はみな元気そうでなによりだった。また、今回の事件を映画化しようという案がある。地下での生活がどんなものだったか興味があるのは事実だ。(396文字)
4.コメント
2010年10月18日 締 切 新聞論評 学籍番号 1914032 氏名 篠崎丈
1.新聞情報:
- 見出し:チリ救出600メートル超の地下トンネル、直径70センチ高い技術
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2010年10月18日
- 面数:11面
2.要約:
チリ北部の鉱山落盤事故で閉じ込められた33人の救出劇が、14日の生還後もなおたたえられている。成功の要因はいくつもあるが、地下600メートル超まで救出用トンネルを掘り進んだ技術は専門家の間でも評価が高い。(98文字)
3.論評:
救出はチリ政府が全面的に主導し、国営鉱山企業コデルコが技術的に指揮した。今回のトンネル貫通に成功したのは「T130」と呼ばれる掘削機械である。チリの掘削専門会社が保有していたものを現地に運び、米国から派遣された技術者が作業に当たった。
今回のトンネル技術は、地下深くに穴を通すこと、人を乗せた救出用カプセルを往復させること、これらの作業を短期間でなし遂げるなどの条件が整わないと救出はかなわなかっただろう。深い穴を掘るだけであれば、世界トップクラスの技術を持つ日本企業でも対応できると考えられたが、人やカプセルが通り抜けられる直径70センチメートルとみられる縦穴となると、決して容易ではない。ここが世界的偉業と評価されているようだ。
私も速報で救出を見ていたが救出者はみな元気そうでなによりだった。また、今回の事件を映画化しようという案がある。地下での生活がどんなものだったか興味があるのは事実だ。(396文字)
4.コメント