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{2011年11月21日 締 切 新聞論評 学籍番号 200814036 氏名 [山田太郎]]}
1.新聞情報
2.要約:
政府はTPP交渉参加へ向けた関係国との事前協議への準備に着手した。まずは米国が重視する牛肉の輸入制限や郵政の業務範囲、自動車市場の3分野に対応する。その後、さらに必要な分野ごとに人員・組織を増強する見通し。(101文字)
3.論評
日本政府は、米国との交渉に意気込んでおり、21分野に渡るTPP対象の中の3分野である「牛肉・郵政・自動車市場」に対してまずは交渉に尽力すると言っている。しかし、日本国民の何人が日本政府に期待をしているのだろうか。野田首相の独断でTPP参加表明かと思うと、その後の4日に突然のTPP不参加の可能性も醸し出した。発言に責任を持たぬリーダーに国民はついていけるのかと言うと、甚だ疑問だ。
そして、一番懸念される問題が「日本政府の交渉力」である。TPPはモノの貿易の自由化だけでなく、金融や知財、人の移動の自由化など様々な領域に渡る。一般的に考えると異文化や憲法を持つ国家間は破綻するはずだ。この条件はどの国家共に同じはずだが、条件が対等となるかは、日本が参加国と主張し交渉する力があるかどうかだろう。主張の出来ない、弱い国が対等に扱ってもらえる訳がない。ちなみに、日経はコラムでTPPでは米国は郵政問題を出してこないと語っているが、今回の記事では米国は郵政に関心があると出ている。(425文字)
{2011年11月21日 締 切 新聞論評 学籍番号 200814036 氏名 [山田太郎]]}
1.新聞情報
- 見出し: TPP交渉 対米布陣
- 新聞名:日本経済新聞 日刊
- 発行日:2011年11月19日
- 面;2面
2.要約:
政府はTPP交渉参加へ向けた関係国との事前協議への準備に着手した。まずは米国が重視する牛肉の輸入制限や郵政の業務範囲、自動車市場の3分野に対応する。その後、さらに必要な分野ごとに人員・組織を増強する見通し。(101文字)
3.論評
日本政府は、米国との交渉に意気込んでおり、21分野に渡るTPP対象の中の3分野である「牛肉・郵政・自動車市場」に対してまずは交渉に尽力すると言っている。しかし、日本国民の何人が日本政府に期待をしているのだろうか。野田首相の独断でTPP参加表明かと思うと、その後の4日に突然のTPP不参加の可能性も醸し出した。発言に責任を持たぬリーダーに国民はついていけるのかと言うと、甚だ疑問だ。
そして、一番懸念される問題が「日本政府の交渉力」である。TPPはモノの貿易の自由化だけでなく、金融や知財、人の移動の自由化など様々な領域に渡る。一般的に考えると異文化や憲法を持つ国家間は破綻するはずだ。この条件はどの国家共に同じはずだが、条件が対等となるかは、日本が参加国と主張し交渉する力があるかどうかだろう。主張の出来ない、弱い国が対等に扱ってもらえる訳がない。ちなみに、日経はコラムでTPPでは米国は郵政問題を出してこないと語っているが、今回の記事では米国は郵政に関心があると出ている。(425文字)
- ギリシャ -- (ギリシャ) 2011-11-20 12:40:01