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updated:2012-09-18 10:50:06 (Tue)
2012年9月17日締切 新聞論評 200914026 亀本啓介
1.新聞情報
- 見出し スマホで事故防止、損保各社、アプリ続々、運転分析や急接近警告
- 発行日 2012年8月6日
- 新聞社 日本経済新聞朝刊
- 面数 5面
2.要約
三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険、ソニー損害保険などの損害保険会社が相次いで交通事故を削減するためスマートフォン向けに応用ソフトを提供。自動車保険の収益増加を狙う。(91文字)
3.論評
損保各社が交通事故防止のためのアプリを提供する背景には、損保の中核事業である自動車保険の収益悪化がある。アプリで自動車事故を減らして保険金の支払いを抑える狙いだ。
提供するソフト・アプリの内容は、スマホが運転中の車両の揺れや発進・停止の緩急を感知して運転技術を分析・採点するソフト。交通事故が多発する地域を表示したり、一定間隔でアラームが鳴り居眠り運転を防いだりするソフト。荒っぽい運転をした場所やその時の運転席からの映像を記録し、確認できるアプリ。スマホのカメラで車両前方を動画撮影しておくと、前方車両と急接近した場合に警告音で運転者に知らせる追突事故を防ぐアプリなど多岐に渡る。
これらのアプリを導入すれば、自動車事故の数も時代に減っていくだろう。スマホの普及により、その活躍の場が次第に増えていくなか、更なる活躍が期待される。(346文字)
4.コメント