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2009年8月10日 締切 新聞論評 学籍番号1914082 氏名 上田聡
1.新聞情報
2.要約
第一三共は10日、11日から始める予定だった、ゼノテック・ラボラトリーズのTOBを、延期すると発表した。理由は、一部少数株主から株式の買い付け価格を不服とする証券上訴法廷への申し立てがあったためだ。(99文字)
3.論評
第一三共は、医療用医薬品の研究開発、製造、販売等をしていている会社である。その第一三共が、一部少数株主から株式の買い付け価格を不服とする申し立てがあったため、インドの製薬会社、ゼノテック・ラボラトリーズのTOBを延期した。ゼノテックとは、03年に設立され、抗がん剤や注射剤、バイオシミラーなど開発・製造している所である。TOBを表明していた第一三共は、革新的医薬品を創出することを理念として挙げていることから、その技術が使えると踏み、技術を取り入れることで今後の薬品作りに役立てたかったのだろう。
その第一三共だが、実は、第一三共自体はゼノテックの株を所持してはいない。インドの法令によると、上場企業の株式を15%以上取得した場合、20%を上限にTOBを実施することが課されている。ならばTOBを行う必要はなかったはずなのである。では何故、第一三共はTOBをしなければならなかったのだろうか。それは、第一三共子会社のランバクシーが、ゼノテックの47%の株式を保有していたからである。(子会社の株式は、親会社が間接保有すると決められている。)だから、第一三共はTOBに踏み込まなければならなかったのである。
株主は、買い付け価格の不服を申し立てているが、株の売買自体は否定的ではない。ただ、高く売りたいだけなのだ。今後、第一三共の株取得の意が揺らがないのであれば、これからは、その値段の折り合わせを話し合っていくことになるだろう。
4.コメント
2009年8月10日 締切 新聞論評 学籍番号1914082 氏名 上田聡
1.新聞情報
- 見出し 「印製薬会社への、TOBを延期、第一三共。」
- 発行日 2009年08月10日
- 新聞社 日本経済新聞、夕刊
- 面数 3面
2.要約
第一三共は10日、11日から始める予定だった、ゼノテック・ラボラトリーズのTOBを、延期すると発表した。理由は、一部少数株主から株式の買い付け価格を不服とする証券上訴法廷への申し立てがあったためだ。(99文字)
3.論評
第一三共は、医療用医薬品の研究開発、製造、販売等をしていている会社である。その第一三共が、一部少数株主から株式の買い付け価格を不服とする申し立てがあったため、インドの製薬会社、ゼノテック・ラボラトリーズのTOBを延期した。ゼノテックとは、03年に設立され、抗がん剤や注射剤、バイオシミラーなど開発・製造している所である。TOBを表明していた第一三共は、革新的医薬品を創出することを理念として挙げていることから、その技術が使えると踏み、技術を取り入れることで今後の薬品作りに役立てたかったのだろう。
その第一三共だが、実は、第一三共自体はゼノテックの株を所持してはいない。インドの法令によると、上場企業の株式を15%以上取得した場合、20%を上限にTOBを実施することが課されている。ならばTOBを行う必要はなかったはずなのである。では何故、第一三共はTOBをしなければならなかったのだろうか。それは、第一三共子会社のランバクシーが、ゼノテックの47%の株式を保有していたからである。(子会社の株式は、親会社が間接保有すると決められている。)だから、第一三共はTOBに踏み込まなければならなかったのである。
株主は、買い付け価格の不服を申し立てているが、株の売買自体は否定的ではない。ただ、高く売りたいだけなのだ。今後、第一三共の株取得の意が揺らがないのであれば、これからは、その値段の折り合わせを話し合っていくことになるだろう。
4.コメント









