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2009年10月13日 締 切 新聞論評 学籍番号1814103 氏名 兼安紘平
1.新聞情報
2.要約
フランス政府は農産物を原料とせず、農業廃棄物を基にした次世代のバイオ燃料の開発計画を承認した。この取り組みはフランス政府など官民一体となった取り組みで、5年間で約130億円を投じる。(90字)
3.論評
この新しいバイオ燃料が大量生産されれば、フランスにとってエネルギー政策の大きな前進と言える。フランスは世界有数の農業国であり、その食料自給率は100%を超え、40%の日本とは比べものにならない規模である。農業が盛んであればそれだけ廃棄物がでるのも当然で、それを利用しない手はないということなのだろう。農業廃棄物であれば、食料や肥料として利用できるトウモロコシやナタネなどを大量消費する従来のバイオ燃料よりもはるかに経済的だ。
私がこの取り組みを知って感じたことは、フランス政府と日本政府の差である。フランスは政府と原子力庁と民間の大手エネルギー会社が協力しており、研究費用は5年間で130億円にもなる。それに比べると日本は官民が一致団結しているのはあまり記憶にない。日本は分野が違えばあまり協力的にはならないのだろうか。しかし、これからの時代は官民が協力しエネルギー問題に取り組まなければ、世界から取り残されてしまう可能性が高い。官民が協力して新たな技術を生み出せれば、それが日本の知的財産になることだってあり得る。日本もマンガやアニメだけでなく、世界をリードする技術を生みだして欲しいものである。
(497字)
4.コメント
2009年10月13日 締 切 新聞論評 学籍番号1814103 氏名 兼安紘平
1.新聞情報
- 見出し:次世代バイオ燃料 仏、5年で130億円投資
- 発行日:2009年10月9日
- 新聞社:日本経済新聞、朝刊
- 面数:7面
2.要約
フランス政府は農産物を原料とせず、農業廃棄物を基にした次世代のバイオ燃料の開発計画を承認した。この取り組みはフランス政府など官民一体となった取り組みで、5年間で約130億円を投じる。(90字)
3.論評
この新しいバイオ燃料が大量生産されれば、フランスにとってエネルギー政策の大きな前進と言える。フランスは世界有数の農業国であり、その食料自給率は100%を超え、40%の日本とは比べものにならない規模である。農業が盛んであればそれだけ廃棄物がでるのも当然で、それを利用しない手はないということなのだろう。農業廃棄物であれば、食料や肥料として利用できるトウモロコシやナタネなどを大量消費する従来のバイオ燃料よりもはるかに経済的だ。
私がこの取り組みを知って感じたことは、フランス政府と日本政府の差である。フランスは政府と原子力庁と民間の大手エネルギー会社が協力しており、研究費用は5年間で130億円にもなる。それに比べると日本は官民が一致団結しているのはあまり記憶にない。日本は分野が違えばあまり協力的にはならないのだろうか。しかし、これからの時代は官民が協力しエネルギー問題に取り組まなければ、世界から取り残されてしまう可能性が高い。官民が協力して新たな技術を生み出せれば、それが日本の知的財産になることだってあり得る。日本もマンガやアニメだけでなく、世界をリードする技術を生みだして欲しいものである。
(497字)
4.コメント









