B海域大戦に参戦した「オーシア連邦島(サンタクロース諸島)」の中の人、ALEX視点の戦史となります。
細かいターン数などはおいといて、第○章をB海域大戦 ~すっぺ視点~に対応させながら書いていく形となります。
すっぺ視点の記事と食い違う個所もありますが、その場合大体こちら側の認識と捉えてokです。割と個人的な意見も多いので注意。

第一章

A海域統一前、同盟†Qualified.Class(以後QC)内部は割とのんびりしていた。盟約にも書いてあったが、QCはA海域での統一を目指していた。
大体2月頭頃、既にいくつかのアイテムを所有していた盟主、箱型の恐禍島のイリスさん(以後イリスさん)などからはB海域でΨ御伽の国の鬼が島率いるInternationalと争う必要性は特になく、Internationalと協力体制を築こうという話が出ていた。
ΨBaskerville島のレキュ氏とイリスさんとはリア友らしく、まぁどうとでもなるんじゃねと思っていた。 ぶっちゃけALEXは長くプレイできればどうでもいいのである。
そもそも島作り直すのも面倒だし、hakojoyのv01時代に一度統一メンバーになって以降、同じ奴が何度も統一してちゃつまらんだろうということでずっと反統一派であり、QCに加盟したのも他から誘われなかっただけなのであった。

余談だがs島(以後でんさん)がでんさんだというのはこの当時まだ疑っていた。でんさんといえば、外交が上手く、hakojoyのv02でも結構いいとこまで行ってた人である。*1
こんな狂ったプレイヤーじゃないだろ、何の冗談だ、と思っていたが、今にして思えばそれこそがでんさんの狙いであったのだろう。
実際、開戦後にトチ狂ったような言動をしながら味方を引っ張ってきたのである。その外交手腕には驚嘆するばかりだ。

第二章

2014年2月16日。
その日、QCが揺れた。どこからか包囲網が組まれているとの情報が飛び込んだのである。
中心勢力は∞空白同盟とのこと。そこに王子駅とかが合流したというのだ。ついでにこの頃A海域が統一された。
∞ 島の島主、すっぺと言えばhakojoyにて私が盟主の同盟とリア友である柊さんが盟主の同盟LIAを言葉巧みに騙し討ちにし、LIAを殲滅してしまったプレイヤーである。
この箱庭でも当初箱庭を引退したらしい柊さん(後のΩ島の島主)から誘われたとのことで近づいてきて、蓋を開けたらすっぺだったということで柊さんと共に爆笑させられたこともあり、またお前が首謀者かと呆れたものである。
こうしてInternationalとの協力はQC内部から外に話が出る前にご破算となったのだ。

B海域大戦 ~すっぺ視点~を見ていれば分かると思うが、実際は王子駅が主導で空白同盟中心というのは誤報だったようだ。

その直後にQCの日向みかん島の狼影さんからプレイ継続困難との連絡が入り、狼影さんのいとこが代理としてプレイすることになった。
ところが、一通りやり方を知っているらしい箱庭経験者のそのいとこはその後島を放置。
数日後、やっぱり何の返事もないので宣戦布告し、「やる気がないなら人口と経験値をこっちによこして消えろ」と記帳したところ、なんとその次のターン人口も経験値も一切抱えたまま放棄。
QCはたった4島となったのである。その後の展開から考えるに交代した後の日向みかん島では足手まといにしかならなかったであろう。
尚、「同盟員が放棄するときは人口と経験値を盟員に渡してから放棄させる」というのはhakojoyで名が売れていた(と自称しておく)同盟WARDOG及び後継同盟が盟約としていたことである。
勿論QCにそんな盟約はないが、どうせ捨てるのならリサイクルさせる。特に非難される謂れはないはずだ(という思考が罷り通るような戦争同盟なのがWARDOGであった)。
(開戦前放棄の為、戦史には名前がない)
今になってWARDOGでもあるまいし結構ひどいこと言ったなとは思う。

そんな私はその後開戦まで何をしていたかというと、小競り合いでまんまとノームとドリアードをすっぺに奪取されてしまったのである。784ターンの出来事だった。
その後ノームについては取り返している。

第三章

さて、そんなこんなで812ターンに15島から宣戦布告され、開戦したのだ。
ところで私は、実を言うと今回のような被布告側での防衛戦全敗という自慢にならない記録がある。
過程を見るなら孤立無援の状態で爆撃機80超と大和12くらいを送り付けられて爆撃機を追い返した後に寝坊して陥落だとか、最初から島数に5倍差があってどーすんだよコレなこともあったが、とりあえず包囲される側には何かと縁があったのだ。
イリスさんは15島から布告されたことで胸がキュンとしたとのことであったが、私とΣ平穏島のミコトさん(以後ミコトさん)は3倍差ならそこまで絶望的な数字でもないじゃん、いっそ全島布告で混沌とさせようぜとぼやいていた。後述の通り全島布告は阻止されている。
私の島の形も「どうせ今回も包囲されるんだろ、いい加減にしろ」といつも通りの防御重視である。結局本当に包囲されてしまった。
よって、今回私は指揮を取っていない。尤も、私の長年の箱庭経験による人脈もある程度指揮と士気に影響はするのだろうが。

それはそうと、布告直後に例の如く巻き込まれ属性のadirem島(以後ゆーりん)とv01からの結構ベテランで姉好きシスコンの平穏島から大戦お手伝いを願い出るとの連絡が入り、作戦会議に加わった。
この時私が何をしようとしていたかというと、迂闊に攻めてこられないようにする為の全島布告である。結局コマンド入力後に友軍を見つけたでんさんから怒られ、全島布告は廃案となった。
反統一側の誰だったかが布告してきたときの島コメが「カーニバルダヨ!」だったので全島布告で「コレガホントノカーニバルダヨ!」と返すつもりだったのだが、至極残念な思いをしたと記憶している。
adirem島のリア友であるイゼルローンは反統一側である清州にある島の保護下であったことやイン率などから友軍への勧誘はゆーりんより却下された。
他にもでんさんやイリスさんが連れてきた島が作戦に参加している。ありがとうございます。

ここまでのまとめ

友軍主戦力 本記事内の島主通称 特徴
†箱形の恐禍島 イリスさん この共有箱庭海戦の前身であるhakojoyのver03からやっているが(この中では)経験の浅い盟主。
潜伏していたベテランを見抜き同盟員とした、後のイリス教のイリス様。
†s島 でんさん hakojoyのver02からやっている、外交が上手く、自ら同盟を率いたこともある歴戦のベテラン。でーん。
†サンタクロース諸島
(オーシア連邦島)
ALEX 本記事筆者。すっぺ視点戦史ではアレンダー。hakojoyのver01統一メンバーで、以降も何度も同盟を率いた戦争大好きなベテラン。
堅固な島を築いては、圧倒的多数に囲まれて滅多打ちにされても喜んで逆襲したりしてくる変態。
†反則島 SKYさん hakojoyのver01からやっているベテラン。WARDOGなど何度かALEXの率いる同盟におり、割と仲も良かった。
Σadirem島 ゆーりん hakojoyのver01からやっているベテラン。しょっちゅう大戦に巻き込まれては共に友軍として共に戦った(そして大体一緒に敗戦の将になる)。
公式の戦史のコメントで両陣営に名前があるなどと言われているのは、当初反統一側に潜入してなんかやってたせい。誤記ではない。
Σ平穏島 ミコトさん hakojoyのver01からやっているベテラン。シスコンで有名。B海域参加僅か1ヵ月だが自らこの戦争の後方支援に志願した。
†日向みかん 狼影さん hakojoyのver01からやっているベテラン。開戦前に放棄している。




こうしてv01プレイヤーのゆーりんとミコトさんが作戦を立て、でんさんが外交に奔走し、同じくv01プレイヤーのSKY君と私が経験の浅い盟主と作戦に助言する形で戦争は始まった。
しかし敵は強大であった。hakojoyで強いプレイヤーを挙げろと言われれば迷わず挙げる、LIAの2人らしき島が敵勢に紛れ込んでいたのである。

しかし不可解なことに、元LIA盟主だったΩ島、強者の片割れの柊さんは私にだけ布告していなかったのである。
手抜いてんのかひぎぃちゃん(愛称)と言いたいところだったが、毎日(当時)25時くらいまで仕事をしているという彼のつぶやきを聞いて、今回彼はまともに参戦できないほど色々酷いのであろう、とその時は判断した。
この時既に最後の一隻、1人になるまで抵抗すると腹を括っていたのだが、結局私の島はそもそも最初から攻略目標にすらされていなかったと知るのは、終戦後のことである。
一応当時アイテムとしてノームを所有していたのだが、理由は知らない。

QC勢の士気は高く、連日50は軽く超えるようなログが流れていた。とてもではないがskypeのログを追いきれないのでここから先はログと私の不確かな記憶に頼ることにする。

818ターン、開戦。戦争の早期終結を目指してアイテム持ちのΨBaskerville島を攻撃しアイテム奪取をプランA、敵勢の中で一番無人化させやすそうなSPG島へ電撃侵攻し、海域から排除するのをプランC、なんか忘れたがやろうとしていた何かをプランBとし、開戦ターン前まで協議を重ねた結果、盟主不在の状態で最終的にプランBが選択されたものと記憶している。
しかし、その実行は叶わなかった。
10時を過ぎてもやってこなかった盟主のイリスさんがそのまま11時更新の開戦ターンに寝坊し、結局前夜に仮決定されていたSPG島攻略を強行せざるを得なくなったのである。

初戦、QCの予測では反統一側は最初に多数のアイテムを所有するイリスさんを速やかに殲滅し、戦略目標を達成した上で残りのQC盟員を叩き潰すものと考えられていた。
こちらはSPG攻撃と並行して残りの島からイリスさんとこに防空艦隊を派遣…するようになってた気がする。
同ターン、反則島に反統一側の対地艦艇が出現する。戦史によると26隻だ。これは即座に大したことねーな、本命は別だろうと判断された。
次ターンにはs島に、戦史によれば168機のフォートレスが現れた。これも海を受け尽くすには程遠かったこともあり、s島を中継して箱形にフォートレスを派遣し、s島に派遣されてきたQC側の防空戦力へ「やーい引っかかったw」とする為の囮だと判断されたのだ。
ところが、これはQCを馬鹿にする作戦ではなく、s島攻略を狙った正真正銘の本命だったのである。
移動していないフォートレスの群れを見て、海を埋め尽くす航空機なんて見慣れていた面々から「空飛ぶ2000億だ、落とせ」と指示を出して対応することとなったのである。
反統一側の連携はもうお粗末なもので、特攻艦艇が味方に特攻するような有様である。こっちが呆れるくらい酷かった。これなら向こうに誘われていても怒って飛び出していたであろう。

作戦の読みあいに失敗したQCはs島が大きく人口を削られ、酷い有様となっていたが、元よりQCは全滅覚悟、ゆーりんとミコトさんも作りかけの島だから惜しくはないと参戦していた。士気低下など深刻な問題ではなかった。
更にQCの士気低下が然程でもなかったのは次の言葉があったからこそだろう。
「イリスさん、資金いくらくらいありますか」「50兆です」レッドクリスタル万歳である。

第四章

3月2日。625ターンのことだ。s島を大量爆撃され、なんとか凌いだかと安堵しかけたところでそれは目に飛び込んできたのだ。
それは、本来有り得ないものであった。フォートレスは帰還したはず。 しかし、それを見たとき私は憤慨し、そして納得した。
「帰投-1ターン後」。そこにはそう書いてあったのだ。これはなんだ、まさかv01のように無限に飛び続けるのではないか。帰還せず爆撃し続けるフォートレスが現れたのであれば、最早悪夢としか言いようがなかった。
確認直後私は責任者出てこいと言わんばかりになちゅらる管理人のツイッターアカウントに突撃し、事実確認を行った。
これは前から知られていたバグか。対処法は。バグの悪用についてはどういう見解か。
バグの悪用云々については、無論このバグを利用してカウンターをかける心算だったからである。
結果、軍港の発進待ち解除でフォートレスは消滅し、恐れていた無限飛行は起きないこと、管理人からバグ利用を咎めることはできないこと、今回のこれで発生原因を特定し、次回修正予定とのことが判明したのである。
尚、この時私が考えていたのはこのバグをシュミットに応用してフォートレスを叩き落とす案であったのだが、後に先行移動持ちのシュミットでは同じ現象を起こせないと発覚した。尤も、判明した頃にはわざわざこのバグを使う必要性はなくなっていた。
まぁ、LIA(MIA)が指揮しているのならバグ利用くらい平然とやってきてもおかしくないのである。
使える手段は使う、知らなかったお前が悪いとも言われそうだ。
しかし、こちらがこのバグに憤慨したように、反統一側にもこれに怒った人物がいたのだ。
このバグ利用を指示したΩ島が図り違えたのは、自らが指揮した味方が勝利に手段を選ばないLIAのような面々ではなく、これを混乱なく成功させるほどの意思統率もできていなかったというただ一点なのだろう。

第五章

こうして反統一側は勝手に崩壊のトリガーを引いた。元より士気と連携ならこちらが優っていて、数で勝っていた反統一側は突如烏合の衆と化した。
LIAならやって当然の作戦で突如敵勢が大量離脱を始め、首をひねる羽目になった。とりあえずこの時初めて、私は今大戦に勝利の道筋を見出した。
戦列を乱した敵陣への反抗が、この時始まったのだ。
目標は残りのアイテムを持つΨBaskerville島。奇襲でシルバークリスタルを奪取し、破壊力2倍攻撃数2倍、ついでに射程延長と最早手を付けようがない超戦力となった。以降、イリスさんの艦艇を主軸に作戦が進んでいく。こんな奴をまともに相手させられるのは御免こうむる。
この頃元LIAの片割れ、hakojoyなら知らない奴はモグリの島さんことスピラ島が私の島に対地艦隊で攻撃を開始していた。しかし、相棒のΩ島は未だにこちらへ宣戦布告しておらず、陸地に多少被害は出たものの、攻め手を欠いて撤退していった。
ただ1島にほとんどのクリスタルが集中し、暴風のように敵艦隊を次々撃沈していく様子を見て、私はあることを思い出していた。
――ああ、そういえばv01で要塞トマト島のベジさんも統一戦争終盤はこんな感じだったな、と。

その頃QC内部ではとある予定が通達されていた。この数日後、イリスさんと私が修学旅行で不在だったのである。(見れないとは言ってない)
まぁ修学旅行ではいろいろやったが、特に書く必要性もないだろう。修学旅行でやってきたイリスさんと、ちょうど修学旅行先付近に住んでいた私で、QCでBを統一しようと改めて約束したくらいである。
この頃には私の島には対潜10隻が常駐し、どこにメテオが出現しても数ターンで処理する環境が整っていた。
他の数島と共に自ら箱形に攻め込んできたΨBaskerville島であったが、クリスタルで強化された箱形艦隊に瞬く間に艦隊を沈められ、ΨBaskerville島はジン以外のアイテムを奪われる。
同時に戦意喪失していた御伽の国の鬼が島は誰からも救援されることなく無人化されて陥落。セレッソ大阪島からもまた奪われていたノームをイリスさんが奪取。いよいよ最後のアイテムを巡って決戦が行われようとしていたのである。
すっぺが行動を起こす直前、ΨBaskerville島のレキュ氏からイリスさんへ「ここからどうやってひっくり返せってんだよ(意訳)」と言われたようにレキュ氏には既に諦めムードであったが、その後すっぺがジンを奪っていった後、どう考えて放棄したかは私の知るところではない。

第六章

三流役者が主役を舞台から蹴落として主役に居座り、観客が白けた。人のことを言えるかは分からないが、まぁそんな感じだろうか。(筆者個人の感想です)

――すっぺが退避していたΨBaskerville島の艦隊を襲撃してジンを強奪し、すっぺ自身は中心部の海防を残して全ての海軍を破棄、籠城戦を始めたのである。

こうなると、こちらにできるのは連絡を密にしながら、海防を照準して防衛を抜きマグレの一撃が海防を粉砕するのをお祈りするだけである。
攻勢に出る海軍すら捨てての籠城とは見上げた精神ではあるが、なんともつまらない戦争になったものだ。他海域のプレイヤーも見てて面白くなかっただろう。
QC及びQC支援島による大和一斉派遣での奪取を狙うが、直後に大量のデコイが出現し、身代わりとなって沈んでいく。
この頃になると反統一側は最早まともな作戦も立てられなくなったのか、同士討ちを恐れてシュミットが飛んでくることはなくなり、ホーク中心となっていた。
大体このあたりでQC側としてこちらに協力していた‰Nepthune島が反統一側へ寝返り、こちらへ攻撃を開始。
しかし、QC盟員とメリダ島と平穏島とtaht雑島と他1名はskypeで、それ以外はでんさんから個別に指示を連絡する形となっていたため、離反させた反統一側にとっては残念なことに役立つ情報の流出は特になかったようだ。
最大値付近の破壊力を叩き出したホークによってイリスさんの霞が撃沈され、戦闘妖精島風(全くの余談だが、こちらの会議では紛らわしいということで戦闘妖精雪風と呼ばれることが多かった)にドリアードだったかノームが移動した。
NEET島が駐留していた島風にイリスさんが侵攻し、即座にアイテムを奪取。ノームを奪取していた島風へ、最初から駐留していたNEET島以外の援護が現れることはなかった。
この時、島風とNEET島の間で何かあったのか、島風が駐留していたNEET島の艦隊を攻撃し始め、特攻艦艇まで差し向ける事態となっていた。その後どうなったのかは確認していない。
反統一側では放棄島が更に増え、反統一側の一部では開戦直後の緒戦でまともな指揮ができず、反統一側の崩壊の一因となった王子島へ布告する島が現れるなど内戦も勃発し、最早まともに戦争をできる状態ではなくなっていた。

第七章

3月12日、夜。
この日、すっぺの島に軍港が建造される。また、普段作戦を立案し、取りまとめを行っていたミコトさんが風邪でダウン。
日付が変わるくらいまでミコトさんやゆーりんとですっぺの海防を潰すならQCの全大和+攻撃数2倍のイリスさんの大和を動員し、一斉に照準する必要があると前回と同じ大和による決戦を挑む方向で話が進んでいた。
ミコトさんからの連絡途絶後、代わりとして私が次のような作戦プランを立案した。

1.破壊しやすい軍港を餌にして、いい加減3時更新を予測してカウンターの機会を伺っているであろう反統一側の首魁、すっぺが軍港を破棄する前に軍港を粉砕し、ジンを奪取。
2.イザナミ島の協力により残り人口7万まで削ったものの、戦略眼に優れ、未だ各島と連絡を取り合っている節があるスピラ島をB海域から物理的に排除。
3.待機。帰ってきてなんかやる気十分のすっぺが黙っているはずがない、各自で警戒する。

結果、1のプランを採用し私とイリスさん、ゆーりんにでんさん、taht雑島さんですっぺへ全力派遣し、反則島のskyさんがカウンター空襲を警戒して箱形へシュミットを派遣する流れとなったのである。
細かい指示を出しつつイリスさんへ寝坊しないよう連絡するが時既に遅し。イリスさんは既に寝落ちしており、艦隊派遣すら未入力だったのである。
こうして、主力不在、怪しさMAXの艦隊が午前3時更新で大量の護衛シュミットと共にすっぺ島に出現した。翌日イリスさんがからかわれたのは言うまでもない。
次のターンには遅れてやってきたイリスさんの主力艦隊が、反統一側からは戦闘妖精島風からすっぺ島へシュミットが飛来した。怪しい艦隊だったのが逆に優先攻撃目標の判断を鈍らせたのだろうか。とにかく想定以下の反撃であった。
翌ターンの11時更新、すっぺが全海防を破棄しジンが消滅する。
QCはイリスさんの島へシュミットを送り付け、それを撃墜させて残骸を発生させてのクリスタル入手をもくろんだ。が、更新直前にシュミットでは2回攻撃で残骸ごと撃破してしまうことが発覚し、シュミット撃墜は私とskyさんの手に委ねられた。
15時更新で箱形の恐禍島へ派遣されてきたシュミットは全機射程外、代わりにゆーりんが私の島へシュミットを派遣することで残骸出現を目指すことで合意した。
が、19時更新で箱形の恐禍島にいたいのらからジンが出現。イリスさんが1島で全アイテムを揃えてしまい、約束していた「世界はQCでひとつになった」に失敗こそしたものの、ようやく終戦となったのである。
そしてイリスさんはイリス様として崇められた

総評(と言うには個人的すぎる何か)

思えば、開戦から終戦までいくつかのミスはあれどQC側は一貫して士気が高く、skypeの作戦指揮所で1日何の書き込みもないということは一度もなかったと記憶している。
QC盟員も盟主自身を除けば歴戦のベテランであると言え、それを見抜いて潜伏していた我々をスカウトに現れたイリスさんの観察眼は確かだったと言えるだろう。友軍も私のツテで参謀的立場にベテラン2名の勧誘に成功し、他のメンバーもレスポンスがよかったし、陣営内の雰囲気もギスギスとは無縁だった。

対して反統一側はすっぺ視点の記事を見れば察せるように当初から士気も低く、初手で速やかにアイテム奪取という戦略目標を達成できる箱形の恐禍島狙いではなく人口狙いでs島を攻撃して失敗に終わるという戦略ミスと出だしの躓き、更に連携も上手く行かず、フォートレス派遣バグによる陣営崩壊という致命的な作戦ミス(私個人としては作戦のミスというより意思統率の不徹底と連絡不備によって友軍が錯乱した末に自殺したようなものだと思っているが)までやらかし、指揮官の王子駅が事態収拾もせずに指揮を放棄、大量の戦線離脱、後半になると作戦会議に誰もこなかったという。よくこれで反統一戦争やる気になったなと言える。
最初からΩ島かスピラ島が指揮してりゃ勝てたんじゃねーの、という気がしなくもないが、Ω島が最後まで私に布告してこなかったように多忙で本気を出せず、上記のように元々の士気が低いと来てはいささか怪しい。
というか、「空中分解していく軍に耐えられずすっぺに指揮権を移譲」とはもう論外じゃなかろうか。王子駅といえばhakojoyでも度々戦史に出ていた名前だが、圧倒的優勢での指揮経験しかなかったのか、それとも指揮も初めてだったのか。松姫氏がフォートレスバグの直後に放棄して責任を取ったように見えるのと比べれば、最後までやる気もなく残っていた王子駅とは雲泥の差である。とにかくよくぞここまで戦線崩壊させてくれたものだ。
ここまでこちらに好条件が揃っており、またグリーン及びレッドクリスタルによって資金食糧の心配がなくなったことで初めて天秤がこちらに傾き、結果海域統一を達成できたものと信じている。*2

個人的に不満だったのはずっと今か今かと待ちかまえていたのに最後まで私の島に大規模攻勢がなかったことである。緒戦でs島に現れた爆撃機の群れがうちにやってきていたら間違いなく大喜びしていたであろう。
あとすっぺは戦力的に大したことなかった私の何がそんなに怖かったのか、後で出頭するように。


892ターン、B海域は統一されました。QC側として参戦してくださった全てのプレイヤーに心から感謝を。ありがとうございました。
反統一側の方は王子駅の茶番に振り回されたようでお疲れさまでした。



盟主より声明

下記はQC盟主イリスさんからの声明である。
私だけがぼちぼち書いていても信憑性にかけると思われる可能性がある(私主観の記事に信憑性もへったくれもないと思うが)ので、ここに掲載しておく。
◆実際改竄などは一切ない◆ごあんしんください◆

この度は B海域大戦 Q.C側としてのご参加頂き、ありがとうございました。今回の結果は、皆様のご協力あってのものだと思います。
私にとって、この戦争の間に得たものは とても大きいです。よくミスをし、一番迷惑をかけたのも私かと思います。
しかし、それを責めず励まして頂けたことを私は心より嬉しく感謝しました。
数が足りず、同盟内だけではどうにもならなかった時に助けに来て頂いた島の方々。戦いの中、増えていく仲間。とても感動しました。
戦術面でも、未だ未熟な私の案も取り入れ考えて頂きそれを少しづつ修正して作戦にまで持って行って頂けた時、すごく嬉しかったです。
他にも外交面、考え方などを正面から見ていてとても勉強させて頂きました。
毎日寝る間を惜しんで開かれた作戦会議、一人一人がお互いをカバーし合って手に入れた勝利、私は忘れないです。
この勝利は戦争に関わった皆様と共に手にしたかけがえのない記録、思い出です。
私はこの戦争を、皆様と共に戦った2週間を忘れません。本当に、ありがとうございました!!


お知らせ

2014/3/29に東京で第一回なちゅ庭オフ会(第八回くらいhakojoyオフ会)が実施されました。(終了済み)
興味がある方は主催の柊さんなり誰かなりに連絡取ってみればいいんじゃないでしょうか。尚筆者は行けませんので詳細は知らないです。


関連リンク
B海域大戦 ~Q・Cvs統一阻止連合~----この戦史の公式ページ
B海域大戦 ~すっぺ視点~----この記事の別視点その1
B海域大戦 ~王子駅視点~----この記事の別視点その2
イリス教公式ページ----混沌の箱庭界とB海域に癒やしをもたらされた偉大なる女神、イリス様を信仰するイリス教の公式ページです。


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最終更新:2017年06月18日 21:40

*1 尚、S海域終盤ででんさんが管理人預かりになったことで同じキーアイテムを所有していた私の島が統一戦争の主戦場の1つとなった

*2 まぁ負けたら負けたで、いやぁ強かったなぁ!とさっぱりしていそうではある。少なくとも私は大体そうなっていた