【用語名】 |
ビッグルーフ・シャシャート |
【読み方】 |
びっぐるーふ・しゃしゃーと |
【分類】 |
地名?/施設名 |
【備考】 |
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- ページの登録タグ:
- ガルガルド魔王国 シャシャートの街 ビッグルーフ・シャシャート 商店 地名 建物 施設名 街尾火楽の店舗 食堂
【詳細】
シャシャートの街に作られた大型複合商店。ビッグルーフとは「大きな屋根」を意味する。
ショッピングモールや複合施設等の概念が存在しないことから、「店同士の屋根をつなげ、大きな店にする」といった発想からの命名と思われる。たぶん。
当初は屋台規模の
カレー屋のみの計画だったはずが、物理的な貨幣不足で
大樹の村へ滞納していた
ゴロウン商会の未払い金の一部を、
商会のお膝元である
シャシャートの街で土地購入と店舗建築に
1割還元付き(手数料に相当)で当てるという商会にとって破格な取引をした結果、
莫大な未払い分に相応しい敷地に複数の店舗等を抱する規模になってしまったもの。
これは、
村長がのんびり農家の世界の通貨や地価価値に詳しくなかった(村長の考えよりも金貨の価値が100倍以上、土地の価値が10分の1~20分の1だった)ことも影響している。
上記の未払い分以外に、副店長の1人の
マルコスに抱えきれないくらいの金貨の詰まった袋を渡したりもしている(241話)。
そのため、屋台などとは到底言えない規模となり、「ビッグルーフ・シャシャート」をカレー屋の店名とする予定だったのが、施設名へと格上げされることになった。
最初はカレー屋とミニボウリング施設のみであったが、カレーの品切れによって起きた騒動を村長が解決する際にひと工夫を加えた結果、カレー屋の売り上げに押されていた周辺の店も取り込んだ食の総合店へと変貌した。
この世界に無かったフードコート式を初めとする様々な最新鋭の取り組みが導入されたこともあり、良くも悪くも極度の注目を集めることとなる。
後に近所にできた
イフルス学園の存在の上乗せ(
マルーラが
イフルス学園の学食を担当)と、提供される料理の美味しさやカレー以外のメニューの増加によって、魔王国内外から多くの重要人物や貴族、果ては諜報員まで集まって虜にしてしまっている。中には港街なのに船員たちがこの店を気にいってしまった結果出航を拒否する、他の街で似たような事業を行うも失敗するといった問題も起きてしまっている様子。
基本的にはカレーの他、おでんなど庶民的(火楽基準)な食事と空間を提供している。
シャシャートの街の飲食店では一般的に有料で提供される衛生的な飲み水が、
マルーラでは無料で提供されている。
ビッグルーフ・シャシャート(
マルーラを含む)で働く従業員の仕事内容は警備員や清掃員などなど多岐に渡る。
マルーラでは開店当初から、それらの仕事を従業員全員の持ち回りでやっているが、一部に専門職を持つ者が居る(看板作製や調理、案内兼警備員)。
従業員は路上生活をしていた元少女に始まり、近所の主婦や
元貴族、元某国のお偉いさん、
元勇者など多岐に渡り、その数は1500人を超えているとも。
施設内の主な店舗
主な設備、施設
- フードコート(テーブル、イス、無料の飲み水)
- ボウリング
- 輪投げ
- 射的
- 舞台
- トイレ
専門職
職 |
主な内容 |
代表(格)キャラ |
備考 |
調理師 |
調理、新メニュー開発 |
マルコス |
四人の王の1人(王とは調理師長:シェフの事) |
カウンター |
注文受付、会計 |
ポッテ |
専用ウェイトレス服 |
看板描き |
館内地図、各店看板、メニュー絵 |
ラゼック |
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元々は公営資材置き場(夜間は宿無しの少女達が寝床としていた)だった土地。南北200m東西200mの四角形。
南と東の二辺が大通りに面しているものの一等地とは言えない場所だったが、
ビッグルーフ・シャシャートの規模とその内容によって人の流れが大きく変わった。
(ビッグルーフ・シャシャート周辺の土地価格が高騰したのはまた別のお話)
大通りを挟んだ南側の同サイズの土地へは
マルーラの従業員寮が用意されている。
男子寮、女子寮、子供寮の3棟。大浴場もあり、ビッグルーフ・シャシャートの
マルーラへの移動用に地下通路もある。
第一回ボウリング大会成績(公式)
優勝:ビッグルーフ・シャシャート常連客(実は
ホウの部下)
2位:不明
3位:
マーロン
※非公式な大会(日影者ボウリング大会など)も開催されている。
最終更新:2023年08月05日 22:42