【用語名】 |
ミスリル |
【読み方】 |
みすりる |
【分類】 |
素材/鉱石 |
【備考】 |
なし |
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- 素材 鉱石
【詳細】
加工次第で重量や硬度が変化する。
更に
魔力の増幅器として使われることもある。
アダマンタイトより価値が低いらしい。
過去に大量に消費されたため、枯渇状態となり、現在の産出量は極めて少ない。
代用品として
虹白銀が活用されている。
加工技術は一部の
ドワーフ(
エルダードワーフ)にしか伝わっていない。
第641話で巨大な
カラスによりもたらされた原石は
ドノバンへと託され、保温グラスやコルク抜きへと加工され、村の共有備品になった。
少しもったいないものになったようにも思えるが、ミスリルの主な加工先は剣、護符、指輪。
大樹の村にはミスリル製の剣を超える剣が複数あるためその劣化品をわざわざドノバン達が作る意味がほぼなく、指輪や護符は魔法の発動体として優秀だが扱える人間が少ない。
そして何よりミスリル製の護符や指輪は「大樹の村の後継者(次期村長)の指名」という政治的意味を持ってしまう。 火楽ならば子供全員に与えるだろうが、将来のことを考えるとお家騒動の種になってしまう。
そのような事態をドノバンは望まなかったため保温グラスやコルク抜きへと加工した。
ミスリルは希少金属ではあるが剣に加工した場合は(使用者の魔力を消費した)『切れ味の上昇』効果が付与されたちょっと良く斬れる剣でしかない。
そのうえにこの切れ味の上昇効果は魔法防壁の『守る力』や相手の魔力により減衰する。
なので強固な魔法防壁を常時展開している竜族、魔力が豊富な
吸血鬼や天使族や上級
悪魔族にも通用しない。
仮想敵として採用されやすい上級悪魔族に有効的で無いため剣の用途での加工は廃れた。
最終更新:2025年05月24日 19:29