夢現聖杯儀典:re@ ウィキ

如意笛のおかげでランサーになれました! お求めの方はピヨ彦堂まで!!

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匿名ユーザー

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『お前はもう28歳って事だよ』
『う、嘘でしょ!? 僕もう28歳!?』
 ギャグ漫画のノリで自らが暮らす世界をサザエさん時空だと勘違いしていたピヨ彦こと酒留清彦。
 だがそれは勘違いだと、お前と俺は出会って10年経っているぞという事実を突き付けたのは同居人のジャガー。
 ピヨ彦は思った、この就職氷河期にこれからどうしようと。
 ピヨ彦は思った、ギタリストになるなんて言ってられないんじゃないかと。
 ピヨ彦は思った


―――18歳の頃に戻ってやり直したいと―――



◆ ◆ ◆



 ピヨ彦はアパートの部屋の中で目を覚ました。最初は余りのショックに気絶したのかと思わず自分に呆れたが、その後違和感を覚えた。
「せ、聖杯戦争……?」
 自分の中に知らない記憶が紛れ込んでいるのである。だがピヨ彦は慌てない、いや正確にはそれほど慌てていない。ピヨ彦はこう考えた。
「そ、そふとくり~むの仕業かな?」
 しかしピヨ彦は自分でこの考えを否定する、何故ならさっきまでそふとくり~むの創始者と一緒に居たのだから、もうメンバーなんて残ってないはずだから。でもピヨ彦はこんな事が出来る存在を知らない。そんな風に思い悩んでいると
「安心しろピヨ彦、これはそふとくり~む関係ないぞ」
 声をかけてきた存在が居た。
 さっきまで自分一人だったはず、なんて疑念をピヨ彦は抱かない。何故なら自分は声の主を知っているから。
「ジャガーさん!」
 そう、声をかけてきたのはさっきまで一緒に居たジャガーだった。知っている人、それも頼りになる存在のジャガーと合流できたことはピヨ彦の中で大きな安心となった。
「良かった! ジャガーさんも居たんだ!!」
「ハハハ、相変わらず情けないなピヨ彦は」
「ひ、酷いなジャガーさん!」
「「ハハハハハハハハ!!」」
「しかしピヨ彦か……。でも安心しろ、お前は俺が守ってやるぜ!!」
 そのジャガーの発言にピヨ彦は思わず凍りついた。何かが、何かが致命的にずれている。とピヨ彦は感じた。
「あ、あのさジャガーさん?」
「何だピヨ彦」
「確認なんだけどさ、ジャガーさんってマスター?」
 ピヨ彦の確認、それは彼からすれば当たり前の事のはずだった。しかし、ジャガーの発言でそれは一気に覆る。



「いや、俺サーヴァントだけど?」
「え、ええ――――――――――――――――!!!?」
 ジャガーの返答に思わず吠えるピヨ彦。
 ピヨ彦はジャガーがサーヴァントという事実を受け入れきれず叫ぶ。
「サーヴァントって死んだ英雄がなるものなんでしょ!?」
「ピヨ彦が来たときには生きてるけど、俺だって生命なんだからいずれ死ぬし……」
「そ、それはそうだけど……」
 未来からの召喚。
 そんな聖杯戦争を知る魔術師なら驚愕しそうな事実に、ピヨ彦もまた別の理由で驚愕していた。
 無理もないだろう、さっきまで喋っていた10年来の付き合いの人間が未来では英雄です、などと言われてあっさり受け入れられるわけがない。
「ひょっとして俺が戦えないと思ってるな?
 これでも俺はジャンプアルティメットスターズでバトルキャラをやった男だぜ。心配は無用さ」
「や、やめようよそういう世界観を揺るがしそうな発言は」
 そこまで聞いてピヨ彦は肝心なことを聞いていないと気づく。
「ところでクラスは? キャスターとか?」
「ランサー」
「槍は!?」
「如意笛」
「あれ槍だったの!?」

【クラス】
ランサー

【真名】
ジャガージュン市@ピューと吹く!ジャガー

【パラメーター】
筋力C 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運A 宝具E

【属性】
混沌・中庸

【クラススキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【保有スキル】
獣人:E
人間以外の獣の血を引く存在が持つスキル。ランクが高い程獣に近い。
彼は20歳の誕生日に自身が猿の血を引く存在だと告げられるまで知らない位なので、最低ランクである。

楽器演奏:A++
演奏者に与えられるスキル、ランクが高い程腕前が高い。
ちなみに、ランサーは笛が有名だがギターもうまい。

【宝具】
『珍笛』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:0 最大補足:1
伸縮自在な如意笛、おもちゃっぽいひずみ8号などの変わった笛の事を言う。
サーヴァントとなった彼はどこからともなくこれらを取り出すことができる。
ちなみに珍笛という名前になっているが、それだけでなく普通の笛、それから何故かラーメンの入った器も取り出せる。

『私は笛の演奏者(パイプパフォーマー)』
ランク:- 種別:対人魔技 レンジ:??? 最大補足:???
これは宝具ではない、技術のみで神秘の域に達した演奏技術である。
彼の演奏は曲の情景を鮮明なイメージとして見せる、ギターのような音色を出す、更には守護霊のようなものまで出すことができる。
無から有を生み出すその演奏はまさしく魔法である。

【weapon】

【人物背景】
謎の笛吹き男で傍若無人。しかし人脈は広い。
笛の腕前は天才的なスター養成学校ガリクソンプロのふえ科講師。
しかしその正体は、悪の組織『そふとくり~む』の創始者の息子であり喋る猿の血を引く男だった。

【サーヴァントとしての願い】
笛を世界一の楽器にする



【マスター】
酒留清彦@ピューと吹く!ジャガー

【マスターとしての願い】
青春時代をやり直したい

【weapon】
なし

【能力・技能】
ギターがそこそこ上手い。
珍笛作りに関して天才的な才能を持っている。

【人物背景】
元はギタリストを目指すただの若者だった。
しかしそんなある日、謎の笛吹き男のジャガーに気に入られてしまう。その日から彼の振り回される日々が始まった。
ジャガーやその仲間たちと振り回されながら騒がしい日々を過ごす清彦。
しかし、彼は気づかない内に10年という歳月を過ごしてしまう。
彼は17歳の若者から28歳という中年一歩手前の存在になってしまったのだった。

【方針】
やり直したいとは思うけど流石に人殺しは嫌だ

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