【選べ】
【1.このままおとなしく諦める】
【2.藁にすがってでもやり直す】
.
当然、2だった。
病院の電話番号を押そうとしていた指を止め、そのままプッシュボタンの2番を押す。
周囲に漂っていた選択肢の数々が消滅し、それと入れ違いのように頭に数々の記憶が蘇ってくる。
早朝から自分を苛んでいた頭痛の原因。
この『聖杯戦争』に呼び出された理由。
周囲に漂っていた選択肢の数々が消滅し、それと入れ違いのように頭に数々の記憶が蘇ってくる。
早朝から自分を苛んでいた頭痛の原因。
この『聖杯戦争』に呼び出された理由。
確か、そうだ。神が『呪い』を解呪するために課したミッションを失敗した。
二度と『呪い』からは逃げられない、そう運命づけられた。
二度と『呪い』からは逃げられない、そう運命づけられた。
でも、諦めきれるわけがない。
一生このままなんて絶対に嫌だ。
だから青年は縋った。藁ほど細い最後の希望に。
一生このままなんて絶対に嫌だ。
だから青年は縋った。藁ほど細い最後の希望に。
(ああ、神様)
(できればチャラ神でも不倫神でも性悪神でもないタイプの神様)
(俺にやり直しのチャンスをください)
神頼み。
どうにもならない人間の、最後の手段。
理屈を放り投げて奇跡にすがった。最早それしか道はなかったから。
そうして気づいたらここに居た。
そしてルールを知った。
聖杯戦争がなんなのか。なにをしなければならないのか。
その先に何が待っているのか。そういったこの世界における常識の全て。
どうにもならない人間の、最後の手段。
理屈を放り投げて奇跡にすがった。最早それしか道はなかったから。
そうして気づいたらここに居た。
そしてルールを知った。
聖杯戦争がなんなのか。なにをしなければならないのか。
その先に何が待っているのか。そういったこの世界における常識の全て。
つまり、チャラ神でも不倫神でも性悪神でもないタイプの神様は青年の願いを見事取り上げてくれたのだ。
そして願いを取り上げる代わりに条件押し付けてきた。
戦って勝ち取るという条件を。
聖杯戦争、サーヴァント同士による戦い。
あまりに突拍子もない条件であったが、青年はだいぶ平静を保って居られた。
そして願いを取り上げる代わりに条件押し付けてきた。
戦って勝ち取るという条件を。
聖杯戦争、サーヴァント同士による戦い。
あまりに突拍子もない条件であったが、青年はだいぶ平静を保って居られた。
きっとこれは、いつかの『恋愛ゲーム』のようなものだ。
青年自身がEDに到達することでミッションへのやり直しの機会を得られるのだと。そう解釈したのだ。
そうしてひとまず納得して、周囲に目を向ける。来るべき初遭遇をクリアするために。
青年自身がEDに到達することでミッションへのやり直しの機会を得られるのだと。そう解釈したのだ。
そうしてひとまず納得して、周囲に目を向ける。来るべき初遭遇をクリアするために。
「それで、俺のサーヴァントは……」
【選べ】
突然、脳内に声が響く。
記憶を取り戻すきっかけになった、記憶の蓋をこじ開けた声。
その声が、いつもの様に声をかけてくる。選択を迫ってくる。
記憶を取り戻すきっかけになった、記憶の蓋をこじ開けた声。
その声が、いつもの様に声をかけてくる。選択を迫ってくる。
【1.イチゴパンツだけ身につけた、実はか弱い権藤大子さんをバーサーカーとして召喚】
【2.イチゴ味な雰囲気を身にまとった、実は超強い聖帝サウザーをライダーとして召喚】
「ええっ!? こっちで決めんの!?」
思わず叫んだ。
頭のなかにあった『「この」聖杯戦争の知識』では召喚に対する選択権はなく、この世界にマスター召喚された時に与えられるものだったはずだ。
だというのに。
そんな世界の理すら覆し、嫌がらせを行う物が一つ。
『絶対選択肢』。
何度も何度も、文字通り頭を痛ませてきた青年の『当たり前』。
これが出たならば、選ばなければならない。
頭のなかにあった『「この」聖杯戦争の知識』では召喚に対する選択権はなく、この世界にマスター召喚された時に与えられるものだったはずだ。
だというのに。
そんな世界の理すら覆し、嫌がらせを行う物が一つ。
『絶対選択肢』。
何度も何度も、文字通り頭を痛ませてきた青年の『当たり前』。
これが出たならば、選ばなければならない。
そして、選択肢の中に聞き覚えのある名前が1つ。
『権藤大子』。
彼が元居た世界でご近所に住んでいた体重三桁を誇る巨漢ツインテール五十路おばさん。
確かに存在感・威圧感はあるが、これから生死を共にする相棒が『いちごパンツだけの』『実はか弱い』『権藤大子さん』は色々ヤバすぎる。
一考の余地もなかった。
迷わず右手をつきだして、選択肢を掴む。
『権藤大子』。
彼が元居た世界でご近所に住んでいた体重三桁を誇る巨漢ツインテール五十路おばさん。
確かに存在感・威圧感はあるが、これから生死を共にする相棒が『いちごパンツだけの』『実はか弱い』『権藤大子さん』は色々ヤバすぎる。
一考の余地もなかった。
迷わず右手をつきだして、選択肢を掴む。
「2!! 2の聖帝サウザーってやつ!!」
あたりが光に溢れ、どこからともなく風が吹きすさぶ。
あまりの風圧に目を細め、再び視界が戻った時に『それ』はあった。
大きな、それこそ人間二人くらいなら軽々入るだろうトランク。
嫌な予感が列をなして除夜の鐘のごとく警鐘を次々鳴らしていく。
だが、踏みとどまれない。もう選択肢は選ばれてしまったのだから。
ゆっくり、ゆっくり、トランクを横倒しにして、止め金具を外す。
あまりの風圧に目を細め、再び視界が戻った時に『それ』はあった。
大きな、それこそ人間二人くらいなら軽々入るだろうトランク。
嫌な予感が列をなして除夜の鐘のごとく警鐘を次々鳴らしていく。
だが、踏みとどまれない。もう選択肢は選ばれてしまったのだから。
ゆっくり、ゆっくり、トランクを横倒しにして、止め金具を外す。
「うーん……シュウ様? もうシンの所についたのか?」
中に入っていたのは、筋骨隆々な成人男性。ご丁寧に『ライダー』というクラス名も見える。
そんな大男が、まるで幼児のようにパジャマに身を包み、幼児のように目をこすりながらマスターたる青年に話しかけてきた。
わかっていた。
わかっていたともさ。
絶対選択肢は○と×ではなく、×と××だ。
アタリ・ハズレから選ぶのではなく、ハズレ・大ハズレから選ぶ。
大ハズレが権藤大子さんだとするなら、聖帝サウザーと紹介されていた『ライダー』も純然たるハズレだ。
わかっていた。
わかっていたけれど。
それでも青年・甘草奏は、がっくりと肩を落とす他なかった。
そんな大男が、まるで幼児のようにパジャマに身を包み、幼児のように目をこすりながらマスターたる青年に話しかけてきた。
わかっていた。
わかっていたともさ。
絶対選択肢は○と×ではなく、×と××だ。
アタリ・ハズレから選ぶのではなく、ハズレ・大ハズレから選ぶ。
大ハズレが権藤大子さんだとするなら、聖帝サウザーと紹介されていた『ライダー』も純然たるハズレだ。
わかっていた。
わかっていたけれど。
それでも青年・甘草奏は、がっくりと肩を落とす他なかった。
十 十 十
「フハハハハハハ!!!! どーん!!!」
ライダーはカレーライスにミニカーをぶっ刺して高笑いをしている。
「おや、なんだ……? まさか、これは……水陸両用!! ぶぅーん!!! フハハハハ!!」
ライダーはミニカーにカレーの海を泳がせている。
「ハハ、ハ……? ……マスター、福神漬がないぞ。手抜きはやめてよね」
ライダーは素に戻ってこちらに問いかけてくる。
筋骨隆々な男がミニカーで遊んでいるってだけでも頭の痛くなる光景なのにそれ以降についてはもう信じたくもない。
信じたくないので、情報の整理に移る。
筋骨隆々な男がミニカーで遊んでいるってだけでも頭の痛くなる光景なのにそれ以降についてはもう信じたくもない。
信じたくないので、情報の整理に移る。
ライダーこと聖帝サウザーは能力的にはかなり恵まれたサーヴァントのようだ。
ただ一点、宝具である『その名はイチゴ味』によって呪いにも似た人格変換がなされていなければ、の話だが。
この宝具がある以上、かれはギャグ漫画やコメディ映画の主人公のような性格になり、すちゃらかなことをし続けるらしい。
ただ一点、宝具である『その名はイチゴ味』によって呪いにも似た人格変換がなされていなければ、の話だが。
この宝具がある以上、かれはギャグ漫画やコメディ映画の主人公のような性格になり、すちゃらかなことをし続けるらしい。
奏は真っ先に聖杯の獲得を選んだ。
もともとそのために来たのだ。そうやって動いてしかるべきだろう。
しかし、とライダーを見る。
これはあんまりじゃないか。こんなサーヴァントでどうやって戦えっていうんだ。
青年一人と、外見こそ屈強だが中身はやんちゃな少年のまま煌く未来に夢を馳せているような目をした聖帝一人。
負ける。まず確実に。
勝ち目があるとすれば一つ。宝具のうちの一つ、『天に将星の煌く時』が発動できた時だけだ。
どうやら令呪を使えば、このやんちゃ聖帝は一時的に超真面目モードになれるらしい。
説明を読む限りでは、超真面目モードのライダーはトランクで眠ったりミニカーで遊んだり歌ったり踊ったりはせずに、持てる力の全てを持って敵と戦うようだ。
ならば当然、今後の方針は一つ。
できるだけ令呪を温存、可能ならば令呪の数を増やしつつ重要な場面で超真面目モードを―――――
もともとそのために来たのだ。そうやって動いてしかるべきだろう。
しかし、とライダーを見る。
これはあんまりじゃないか。こんなサーヴァントでどうやって戦えっていうんだ。
青年一人と、外見こそ屈強だが中身はやんちゃな少年のまま煌く未来に夢を馳せているような目をした聖帝一人。
負ける。まず確実に。
勝ち目があるとすれば一つ。宝具のうちの一つ、『天に将星の煌く時』が発動できた時だけだ。
どうやら令呪を使えば、このやんちゃ聖帝は一時的に超真面目モードになれるらしい。
説明を読む限りでは、超真面目モードのライダーはトランクで眠ったりミニカーで遊んだり歌ったり踊ったりはせずに、持てる力の全てを持って敵と戦うようだ。
ならば当然、今後の方針は一つ。
できるだけ令呪を温存、可能ならば令呪の数を増やしつつ重要な場面で超真面目モードを―――――
【選べ】
【1.令呪を持って命じる。早速だけどライダー、焼きそばパン買ってこいよ】
【2.令呪を持って命じる。早速だけどライダー、自害しろよ】
「ねぇ今俺令呪を使いたくないって言ったよね!? 聞いてた!? いや、聞いてたから出したんだよね、こんな選択肢!!! あだだだだ!!!」
口を突いて出た悪態に引っ張られるように頭に鈍痛が走る。
躊躇はない。目の前に現れた選択肢を選ぶ。
鳥が空を飛ぶように。
魚が海を泳ぐように。
『絶対選択肢』が出たならば選ぶ。
それはもはや甘草奏にとっての常識。
そうしなければ、助からない。
だんだんと、万力に少しずつ力を込めていくように強くなっていく頭痛から逃れられない。
放っておけば死んでしまうのではないかというほどの痛みから開放されない。
躊躇はない。目の前に現れた選択肢を選ぶ。
鳥が空を飛ぶように。
魚が海を泳ぐように。
『絶対選択肢』が出たならば選ぶ。
それはもはや甘草奏にとっての常識。
そうしなければ、助からない。
だんだんと、万力に少しずつ力を込めていくように強くなっていく頭痛から逃れられない。
放っておけば死んでしまうのではないかというほどの痛みから開放されない。
頭を抑えている右手をゆっくり離して、ライダーに向ける。
魔力が流れ込み、令呪が綺麗な光を放ちだす。
その魔力に乗せて、絶対の命令権を持って放つ命令は一つ。
魔力が流れ込み、令呪が綺麗な光を放ちだす。
その魔力に乗せて、絶対の命令権を持って放つ命令は一つ。
「令呪を持って命じる。早速だけどライダー、焼きそばパン買ってこいよ!!!」
十 十 十
前略、聖杯戦争の神様この野郎。
俺の絶対選択肢は、聖杯戦争の地でも絶好調なようですよ。
早々。
俺の絶対選択肢は、聖杯戦争の地でも絶好調なようですよ。
早々。
そんなことを考えながら、奏はほんのり涙の味がする焼きそばパンを一口頬張った。
【クラス】
ライダー
ライダー
【真名】
聖帝サウザー@北斗の拳イチゴ味
聖帝サウザー@北斗の拳イチゴ味
【パラメーター】
筋力:E++(C+++) 耐久:A++(C+++) 敏捷:D+++ 魔力:E 幸運:B 宝具:E
筋力:E++(C+++) 耐久:A++(C+++) 敏捷:D+++ 魔力:E 幸運:B 宝具:E
【属性】
渾沌・中立
渾沌・中立
【クラススキル】
対魔力:EX
魔力に対する対抗力の強さ。
本来ライダーの対魔力はEランク相当であるが、人体そのものに影響する魔術・宝具は全て無効化できる。
対魔力:EX
魔力に対する対抗力の強さ。
本来ライダーの対魔力はEランク相当であるが、人体そのものに影響する魔術・宝具は全て無効化できる。
騎乗:EX
常に調子に乗っている。
常に調子に乗っている。
【保有スキル】
南斗鳳凰拳:-
南斗鳳凰拳の正統後継者である。
一子相伝の暗殺拳、北斗神拳と対をなす存在であり、その威力は近接戦において無比。
特殊な格闘技を極めて高い水準で打ち出せると同時に、筋力と耐久を一段階向上する。
南斗鳳凰拳:-
南斗鳳凰拳の正統後継者である。
一子相伝の暗殺拳、北斗神拳と対をなす存在であり、その威力は近接戦において無比。
特殊な格闘技を極めて高い水準で打ち出せると同時に、筋力と耐久を一段階向上する。
サウザー遺伝子:-
臓器の位置が左右逆になる内蔵逆位を引き起こす遺伝子の総称。ちなみに正式な学名である。
このスキルを持つ限り、人体に対して直接効果を持つ能力を全て無効化できる。
臓器の位置が左右逆になる内蔵逆位を引き起こす遺伝子の総称。ちなみに正式な学名である。
このスキルを持つ限り、人体に対して直接効果を持つ能力を全て無効化できる。
制圧前進:A
南斗鳳凰拳に構えはない、構えとは防御の型。その拳にあるのはただ制圧前進のみ。
自身の攻勢時に筋力・耐久を一段階上昇させる。
南斗鳳凰拳に構えはない、構えとは防御の型。その拳にあるのはただ制圧前進のみ。
自身の攻勢時に筋力・耐久を一段階上昇させる。
単独行動:E-
単独行動を行う。
ライダーは敵の本拠地に一人で遊びに行ったり女子供と一緒に誘拐されたり南斗六聖拳伝承者のうち五人で北海道旅行へ行ったりと拠点を離れる機会が多かった。
一人での外出の際にお弁当程度の魔力補佐を得られるが、マスター死亡後に長時間の現界は不可能である。
単独行動を行う。
ライダーは敵の本拠地に一人で遊びに行ったり女子供と一緒に誘拐されたり南斗六聖拳伝承者のうち五人で北海道旅行へ行ったりと拠点を離れる機会が多かった。
一人での外出の際にお弁当程度の魔力補佐を得られるが、マスター死亡後に長時間の現界は不可能である。
不退不媚不省:-
帝王の三訓。即ち『退かぬ、媚びぬ、省みぬ』の心。彼はどんな強敵相手だろうと決して逃走を選ばない。
ライダーが劣勢に立たされた場合、彼は宝具発動にかかる魔力を全て無視できる。そして鳳凰呼闘塊天を使い敏捷を三段階、筋力と耐久を更に一段階ずつ上げることが出来る。
ただしライダーがイチゴ味出典であるかぎりこのスキルが発動されることはない。
宝具『天に将星の輝く時』を発動すると一時的にこのスキルを取り戻すことが出来る。
帝王の三訓。即ち『退かぬ、媚びぬ、省みぬ』の心。彼はどんな強敵相手だろうと決して逃走を選ばない。
ライダーが劣勢に立たされた場合、彼は宝具発動にかかる魔力を全て無視できる。そして鳳凰呼闘塊天を使い敏捷を三段階、筋力と耐久を更に一段階ずつ上げることが出来る。
ただしライダーがイチゴ味出典であるかぎりこのスキルが発動されることはない。
宝具『天に将星の輝く時』を発動すると一時的にこのスキルを取り戻すことが出来る。
【宝具】
『その名はイチゴ味』
ランク:- 種別:- レンジ:1 最大捕捉:1
出典の最後に『イチゴ味』を付けることによってライダーの存在自体をギャグにする史上最狂の宝具。
この宝具の存在がライダーをライダーとして召喚するに至った。出典というサーヴァントの根幹をねじ曲げる『呪い』。
この宝具が解放されている限りライダーはギャグキャラと化して耐久をAランクまで向上させることが出来る。ただし筋力がEランクまで下降する。
そして行動や言動が支離滅裂になり、至高が短絡的になり、空気が読めなくなる上に精神的なスーパーアーマーを得る。ただし空気を読んだほうが笑える場合空気を読む。
この宝具は基本的に解放されている状態であり、発動に魔力を消費しない代わりに、宝具『天に将星の煌く時』の解放以外で自らの意志によって発動をやめることはできない。
『その名はイチゴ味』
ランク:- 種別:- レンジ:1 最大捕捉:1
出典の最後に『イチゴ味』を付けることによってライダーの存在自体をギャグにする史上最狂の宝具。
この宝具の存在がライダーをライダーとして召喚するに至った。出典というサーヴァントの根幹をねじ曲げる『呪い』。
この宝具が解放されている限りライダーはギャグキャラと化して耐久をAランクまで向上させることが出来る。ただし筋力がEランクまで下降する。
そして行動や言動が支離滅裂になり、至高が短絡的になり、空気が読めなくなる上に精神的なスーパーアーマーを得る。ただし空気を読んだほうが笑える場合空気を読む。
この宝具は基本的に解放されている状態であり、発動に魔力を消費しない代わりに、宝具『天に将星の煌く時』の解放以外で自らの意志によって発動をやめることはできない。
『時空を超えて顕れ出る凶刃(ターバンのガキ)』
ランク:E 種別:無差別 レンジ:1-99 最大捕捉:999
戦闘開始後、時々ターバンのガキが出現して誰かの太ももにナイフを刺して消えていく。
このターバンのガキの攻撃を受けたものは敏捷が二段階下がる。
一戦闘に何度も発動する上が、一度傷を付けられた人物は二度と標的にはならない。
さらにターバンのガキによって付けられた傷は戦闘終了まで消えることはなく、回復・治療も効果をなさない。
そしてこの宝具は50%の確率でライダー自身を傷つける。
ランク:E 種別:無差別 レンジ:1-99 最大捕捉:999
戦闘開始後、時々ターバンのガキが出現して誰かの太ももにナイフを刺して消えていく。
このターバンのガキの攻撃を受けたものは敏捷が二段階下がる。
一戦闘に何度も発動する上が、一度傷を付けられた人物は二度と標的にはならない。
さらにターバンのガキによって付けられた傷は戦闘終了まで消えることはなく、回復・治療も効果をなさない。
そしてこの宝具は50%の確率でライダー自身を傷つける。
『聖帝十字陵』
ランク:E 種別:固有結界 レンジ:99 最大捕捉:2
イチゴ味でお馴染みのいつもの場所を固有結界として再現できる。
この宝具自体にそれといった強化能力等はない。ただ、実家のような安心感を味わえる。
そしてこの宝具を発動している間に限り後述宝具『天に将星の煌く時』を発動出来る。
ちなみにこの宝具を発動すると、シュウ様やケンシロウ(リン・バット付き)、ターバンのガキや布切れの人が時々一緒に呼び出されることがある。
ランク:E 種別:固有結界 レンジ:99 最大捕捉:2
イチゴ味でお馴染みのいつもの場所を固有結界として再現できる。
この宝具自体にそれといった強化能力等はない。ただ、実家のような安心感を味わえる。
そしてこの宝具を発動している間に限り後述宝具『天に将星の煌く時』を発動出来る。
ちなみにこの宝具を発動すると、シュウ様やケンシロウ(リン・バット付き)、ターバンのガキや布切れの人が時々一緒に呼び出されることがある。
『天翔十字鳳』
ランク:E 種別:固有結界 レンジ:99 最大捕捉:10
何人も、天を揺蕩う羽を傷つけること叶わず。
南斗鳳凰拳唯一の『構え』を持つ奥義である。
この宝具の発動後10ターン以内に自身に向かって発動された攻撃を全て回避出来る。
たとえ因果を逆転させて『当たった』という結果を押し付ける宝具を発動しても、この宝具の効果を持って発動された宝具の効果をキャンセルするため絶対に当たらない。
ただし、『触れずに効果を発揮する』攻撃は避けられない。
ランク:E 種別:固有結界 レンジ:99 最大捕捉:10
何人も、天を揺蕩う羽を傷つけること叶わず。
南斗鳳凰拳唯一の『構え』を持つ奥義である。
この宝具の発動後10ターン以内に自身に向かって発動された攻撃を全て回避出来る。
たとえ因果を逆転させて『当たった』という結果を押し付ける宝具を発動しても、この宝具の効果を持って発動された宝具の効果をキャンセルするため絶対に当たらない。
ただし、『触れずに効果を発揮する』攻撃は避けられない。
宝具『天に将星の煌く時』発動中は効果が異なり、鳳凰のオーラを放つことができるようになる。
南斗鳳凰拳には落鳳破という技があるが、この宝具とあの技の見た目は似ていても本質的に異なる。
この宝具によって生み出された鳳凰のオーラは最初に触れた敵を一撃で殺すことが出来る。
『殺す』とは即ち極大ダメージによる致死、なので残機制キャラには有効打たりえない。
南斗鳳凰拳には落鳳破という技があるが、この宝具とあの技の見た目は似ていても本質的に異なる。
この宝具によって生み出された鳳凰のオーラは最初に触れた敵を一撃で殺すことが出来る。
『殺す』とは即ち極大ダメージによる致死、なので残機制キャラには有効打たりえない。
『天に将星の煌く時』
ランク:E 種別:覚醒 レンジ:- 最大捕捉:-
『聖帝十字陵』内で令呪一画を使うことにより発動が可能。
この宝具が発動された時、通常解除できないはずの宝具『その名はイチゴ味』を解除して彼は本来の自分を取り戻す。
ステータスが下記の状態になる。
筋力:C+++ 耐久:C+++ 敏捷:D+++ 魔力:E 幸運:B 宝具:E
『不退不媚不省』のスキルを取り戻し『天翔十字鳳』の効果を変更、更にターバンのガキ他イチゴ味のメンバーを全て一時的に消滅させる。
ランク:E 種別:覚醒 レンジ:- 最大捕捉:-
『聖帝十字陵』内で令呪一画を使うことにより発動が可能。
この宝具が発動された時、通常解除できないはずの宝具『その名はイチゴ味』を解除して彼は本来の自分を取り戻す。
ステータスが下記の状態になる。
筋力:C+++ 耐久:C+++ 敏捷:D+++ 魔力:E 幸運:B 宝具:E
『不退不媚不省』のスキルを取り戻し『天翔十字鳳』の効果を変更、更にターバンのガキ他イチゴ味のメンバーを全て一時的に消滅させる。
【weapon】
武器は不要。南斗鳳凰拳こそ至上の武器。
ちなみに召喚時にライダーが詰められていたトランクの中にミニカーや万国旗などの聖帝御用達おもちゃが入っている。
武器は不要。南斗鳳凰拳こそ至上の武器。
ちなみに召喚時にライダーが詰められていたトランクの中にミニカーや万国旗などの聖帝御用達おもちゃが入っている。
【人物背景】
ttp://bookstore.yahoo.co.jp/shoshi-176143/
ttp://bookstore.yahoo.co.jp/shoshi-176143/
【マスター】
甘草奏@俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している。
甘草奏@俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している。
【マスターとしての願い】
ミッションをやり直して『絶対選択肢』を消す。
ミッションをやり直して『絶対選択肢』を消す。
【能力・技能】
『絶対選択肢』
名付けたのは甘草奏本人。
既知の言葉を借りるならば『呪い』と称されるべき、常識に対して神がねじ込んだ勝手な理。
突如降って湧いたように選択肢が提示され、甘草奏にどちらかの実行を求める。そして甘草奏はそのうちのいずれかを実行しなければならない。
この選択肢に対して『選ばない』という決断は不可能。
選ばずに居ると頭痛が襲ってくる。最初は鈍痛程度だが、時間経過で脳みそをミキサーにかけられるような痛みに変わってくる。
そのまま時間が経過し続ければおそらく『死んだ方がマシ』レベルの痛みに変わるだろう。
そのため、甘草奏は選択肢のどちらかを確実に選ばざるをえない。
『絶対選択肢』
名付けたのは甘草奏本人。
既知の言葉を借りるならば『呪い』と称されるべき、常識に対して神がねじ込んだ勝手な理。
突如降って湧いたように選択肢が提示され、甘草奏にどちらかの実行を求める。そして甘草奏はそのうちのいずれかを実行しなければならない。
この選択肢に対して『選ばない』という決断は不可能。
選ばずに居ると頭痛が襲ってくる。最初は鈍痛程度だが、時間経過で脳みそをミキサーにかけられるような痛みに変わってくる。
そのまま時間が経過し続ければおそらく『死んだ方がマシ』レベルの痛みに変わるだろう。
そのため、甘草奏は選択肢のどちらかを確実に選ばざるをえない。
甘草奏による認識としては、『絶対選択肢』によって提示される選択肢は『最低なもの』と『それに輪をかけて最低なもの』の二種類が基本である。
ちなみに、神の与えるミッションの経過具合によって『絶対選択肢』は進化していく。
内容が一見どちらも『良いもの』に見えたり、選択肢の数が増えたりと様々。
ちなみに、神の与えるミッションの経過具合によって『絶対選択肢』は進化していく。
内容が一見どちらも『良いもの』に見えたり、選択肢の数が増えたりと様々。
この聖杯戦争における『絶対選択肢』について。
『絶対選択肢』とは上記の通り神がねじ込むことによって生まれた≒まず神の意思のもとにあるのが原則である。
しかし、一度『解除不可』とされた上で聖杯戦争に呼び出されたことにより『絶対選択肢』は創造主たる神の手を離れてしまう。
本来ならばある程度神の意志があったが、この地ではどのような場所でも選択を迫り、内容も多岐にわたる。
甘草奏の場合、今まで『絶対選択肢』は他者とのコミュニケーション上でしか飛び出さなかった(これはおそらく恋愛ゲームにおける対象との会話によるフラグ構築選択肢の再現)が、
この聖杯戦争では他者の関わらない行動の選択ですら飛び出すように(恋愛ゲームにおけるプレイヤーの行動選択によるフラグ構築も再現)なった。
そして、もはや神ですらこの選択肢を一方的にを消すことは不可能である。この『絶対選択肢』を消すのであれば聖杯戦争を終結させ、願いによって絶対選択肢に対して唯一強制力を持つ「ミッション」を再開する他ない。
『絶対選択肢』とは上記の通り神がねじ込むことによって生まれた≒まず神の意思のもとにあるのが原則である。
しかし、一度『解除不可』とされた上で聖杯戦争に呼び出されたことにより『絶対選択肢』は創造主たる神の手を離れてしまう。
本来ならばある程度神の意志があったが、この地ではどのような場所でも選択を迫り、内容も多岐にわたる。
甘草奏の場合、今まで『絶対選択肢』は他者とのコミュニケーション上でしか飛び出さなかった(これはおそらく恋愛ゲームにおける対象との会話によるフラグ構築選択肢の再現)が、
この聖杯戦争では他者の関わらない行動の選択ですら飛び出すように(恋愛ゲームにおけるプレイヤーの行動選択によるフラグ構築も再現)なった。
そして、もはや神ですらこの選択肢を一方的にを消すことは不可能である。この『絶対選択肢』を消すのであれば聖杯戦争を終結させ、願いによって絶対選択肢に対して唯一強制力を持つ「ミッション」を再開する他ない。
【人物背景】
神の呪いによって『絶対選択肢』を与えられた青年。
選択肢を選び続けて早幾日、学園内有数のショウジキナイワー系男子として『お断り5』に任命され有名になってしまったルックスはイケメンの青年。
そもそもは常識人であり、料理が得意らしい。恋愛に奥手だが恋愛ゲームをやり込む一面もある。
器量の良さも相まって中学時代はかなりの回数告白されたことがあるようだ。
高校においても『黙っていればいい男』という評価が彼の人となりをよく表している。
ただ、選択肢が関わるとその評価は一変。
『ねえ俺のパイオツ触ってよパイオツ』『リンチされる豚の鳴き真似十回』『そんなことよりパンツ見せてくれない?』『この場で「お前ら全員俺のこと好きだって言わせてやる」と宣言』などの選択肢を選び、それを人前で実行し続けた。
そりゃあ嫌われる。まあ嫌われる。良くてドン引き。クラスの女子には近寄ると身を引かれるレベルで嫌われている。
神の呪いによって『絶対選択肢』を与えられた青年。
選択肢を選び続けて早幾日、学園内有数のショウジキナイワー系男子として『お断り5』に任命され有名になってしまったルックスはイケメンの青年。
そもそもは常識人であり、料理が得意らしい。恋愛に奥手だが恋愛ゲームをやり込む一面もある。
器量の良さも相まって中学時代はかなりの回数告白されたことがあるようだ。
高校においても『黙っていればいい男』という評価が彼の人となりをよく表している。
ただ、選択肢が関わるとその評価は一変。
『ねえ俺のパイオツ触ってよパイオツ』『リンチされる豚の鳴き真似十回』『そんなことよりパンツ見せてくれない?』『この場で「お前ら全員俺のこと好きだって言わせてやる」と宣言』などの選択肢を選び、それを人前で実行し続けた。
そりゃあ嫌われる。まあ嫌われる。良くてドン引き。クラスの女子には近寄ると身を引かれるレベルで嫌われている。
参戦時期はいずれかのミッション終了時。それ以外は不明。
ただ、OADの時のようにこの聖杯戦争を「そういうエンディングを迎えなければならない世界」だと認識している。
ただ、OADの時のようにこの聖杯戦争を「そういうエンディングを迎えなければならない世界」だと認識している。
【方針】
絶対選択肢を消すためにある程度積極的に動き……たかった……
ライダーをどう扱うか、というよりライダーがどの程度自重するのかが決め手になる。
令呪を集めてここぞという時に聖帝サウザーを呼んで戦えばまだ勝ちの目はあるかもしれない。
絶対選択肢を消すためにある程度積極的に動き……たかった……
ライダーをどう扱うか、というよりライダーがどの程度自重するのかが決め手になる。
令呪を集めてここぞという時に聖帝サウザーを呼んで戦えばまだ勝ちの目はあるかもしれない。