リディア語

国際補助語の目標

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lidia

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21世紀初頭における国際語は英語である。
言語の普及は経済力と軍事力と人口によって決定される。言語自体に優劣の差はなく、優れた言語が広まるということはない。
人工言語は上の3つの条件をひとつも満たさないため、普及しない。現実にはどれだけ広めても限られた集団の符牒にすぎない。

人工言語は国際語にはなれない。国際補助語にしかなれない。
しかし国際補助語して広まるものもまた上の3つの条件を満たさねばならないため、人工言語は国際補助語としても普及しない。
エスペラントもリディア語も同様に国際補助語にはなれない。現在国際補助語になりうるのはピジンイングリッシュやご当地英語のような英語の亜種にすぎない。

従って国際補助語の目標は逆説的だが国際補助語になることではない。そこに目標を設定すると自動で失敗が決定されるためである。
リディア語の場合、事実は事実と認めた上で対処する。リディア語の目標は国際補助語でありながら広めることではない。
リディア語は異世界カルディアの中に存在する人工言語として作られた。人工世界の中の人工言語である。テレビの中のテレビのようないわゆるメタな存在を作ることで、世界に更なるリアリティを与える。それがリディア語の目標である。

なお、そのほかにいくつかの目標がある。
作者のseren arbazardは国内における人工言語の第一人者である。人工言語の2大派閥は芸術言語と国際補助語である。アルカは芸術言語である。
第一人者が芸術言語しか作ったことがないというのはよろしくない。国際補助語も作るべきである。
以前地球用にserixというアポステリオリの国際補助語を作ったことがある。アプリオリはない。ゆえにアプリオリの国際補助語を作る必要があった。
ちなみにアポステリオリの芸術言語はルティア語や凪語において既に制作済みである。

アプリオリ芸術言語:アルカ
アポステリオリ芸術言語:ルティア語、凪語
アプリオリ国際補助語:リディア語
アポステリオリ国際補助語:セリッシュ
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