ラノロワ・オルタレイション @ ウィキ
たいがーころしあむ
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たいがーころしあむ ◆EA1tgeYbP.
――当たり前の話ではあるのだが、素人が灯り一つない夜道、それも山道を歩こうとするのは無謀という他にない。
足元の視界さえおぼつかない中、それでも無理に夜の山道を進もうとするものがどうなるか、そんなものは最初から決まっている。
足元の視界さえおぼつかない中、それでも無理に夜の山道を進もうとするものがどうなるか、そんなものは最初から決まっている。
「……わあ!」
……ベしゃ。
……ベしゃ。
木の根か何かに足を取られたのか、一人の少女がバランスを崩して盛大にすっ転ぶ。
――少女の名前は逢坂大河。彼女の通う高校ではそれなりに名前の知れた有名人である。
――少女の名前は逢坂大河。彼女の通う高校ではそれなりに名前の知れた有名人である。
少女、いや大河が転んだのはもちろん当然の結果ではあるのだが、実のところ彼女に責められるだけの謂れはない。こんな夜道を彼女が無理にでも歩いていたのには理由がある。
理由の一つは彼女が目覚めた位置だ。
この舞台において彼女が最初に配置された位置はA-1、山頂。よりにもよって夜明けを待たずして消え去る場所である。
ただし、逆にいうと彼女がいる場所が消えるまで最低二時間の猶予があるということでもある。だから、彼女が転倒する危険を冒してまで
夜道を歩いていたのはもう一つの理由が大きい。
この舞台において彼女が最初に配置された位置はA-1、山頂。よりにもよって夜明けを待たずして消え去る場所である。
ただし、逆にいうと彼女がいる場所が消えるまで最低二時間の猶予があるということでもある。だから、彼女が転倒する危険を冒してまで
夜道を歩いていたのはもう一つの理由が大きい。
彼女が夜道を歩いていた最大の理由、それは参加者名簿に記されていた逢坂大河の知り合いたちの名前に他ならない。
「……いたた」
すっ転んでからややあって、のろのろと大河は身を起こした。転んだ拍子にぶつけた膝がよっぽど痛かったのかそのままペタン、と腰をおろす。
「……まったく、落ち着いて考えてみればみのりんはともかく、この私があのばかちーや竜児のために慌てる必要なんてどこにもないじゃない」
すっ転んでからややあって、のろのろと大河は身を起こした。転んだ拍子にぶつけた膝がよっぽど痛かったのかそのままペタン、と腰をおろす。
「……まったく、落ち着いて考えてみればみのりんはともかく、この私があのばかちーや竜児のために慌てる必要なんてどこにもないじゃない」
口に出してみることで自分でもその考えは間違っていないことのように思えてきた。
彼女が気がついたのは今から十分ほど前のこと。すぐそばに立っていた看板のおかげですぐに自分の位置がわかったのは幸運だったが、
星明りの下、次に取り出した参加者名簿に高須竜児、櫛枝実乃梨、そして川島亜美。この三人の知り合いの名前を見つけた途端に駆け出したのは、今になっては少々慌てすぎだったと彼女は思う。
星明りの下、次に取り出した参加者名簿に高須竜児、櫛枝実乃梨、そして川島亜美。この三人の知り合いの名前を見つけた途端に駆け出したのは、今になっては少々慌てすぎだったと彼女は思う。
少し落ち着いて考えれば実乃梨のようないい子を傷つけるような奴がいるわけはないし、川島亜美だって内面はともかく外面だけはいい。竜児だってまあなんとかやることだろう。
そうなると逆に自分が必死になって走り回って怪我をしたりしていたら、彼女達と合流した時にいらぬ気遣いをさせることになる。そう考えて、逢坂大河は少しだけ落ち着きを取り戻す。
そうなると逆に自分が必死になって走り回って怪我をしたりしていたら、彼女達と合流した時にいらぬ気遣いをさせることになる。そう考えて、逢坂大河は少しだけ落ち着きを取り戻す。
「……それにしても」
しゃがみこんだ姿勢のまま大河はぽつりと
「みのりんはともかく何でばかちーや竜児がいるのに北村くんはいないのかしら。あの二人なんかより北村くんのほうがずっと頼りになるのに」
彼女の片思いの相手にして、彼女の知り合いの中では最も頼りになる男性、北村祐作のことを口にした。
しゃがみこんだ姿勢のまま大河はぽつりと
「みのりんはともかく何でばかちーや竜児がいるのに北村くんはいないのかしら。あの二人なんかより北村くんのほうがずっと頼りになるのに」
彼女の片思いの相手にして、彼女の知り合いの中では最も頼りになる男性、北村祐作のことを口にした。
――そこへ不意に
「かはは、傑作だぜ」
いつの間に近寄ってきたのか、一人の少年が大河のすぐそばにいて声をかけてきた。
背はあまり高くない。染めて伸ばした髪は後ろで縛られており、覗いた耳には三連ピアス、携帯用ストラップなどが飾られている。
そしてそれより何より目を引くのは、その顔面に施された―禍々しい刺青だった。
いつの間に近寄ってきたのか、一人の少年が大河のすぐそばにいて声をかけてきた。
背はあまり高くない。染めて伸ばした髪は後ろで縛られており、覗いた耳には三連ピアス、携帯用ストラップなどが飾られている。
そしてそれより何より目を引くのは、その顔面に施された―禍々しい刺青だった。
「あんた、誰?」
いつのまにか近くにこられていたことに驚きながらも大河は、それなりに彼女を知る者が見れば驚くほど静かに少年へと問い掛ける。
いつのまにか近くにこられていたことに驚きながらも大河は、それなりに彼女を知る者が見れば驚くほど静かに少年へと問い掛ける。
だが、少年はその問いかけを無視して
「いや、あんたこういう場合はさあ、自分の知り合いがいないことを喜ぶべきであって、北村くんとやらがいないことを残念がるところじゃないだろ?」
そう言うと「傑作だぜ」と少年は笑った。
「いや、あんたこういう場合はさあ、自分の知り合いがいないことを喜ぶべきであって、北村くんとやらがいないことを残念がるところじゃないだろ?」
そう言うと「傑作だぜ」と少年は笑った。
――仮に逢坂大河の通う高校の生徒がこの光景を見たならば少年の無謀さに顔色を変えたことだろう。逢坂大河につけられたあだ名は「手乗りタイガー」。
彼女は手乗りと称されるほど小柄な体に、虎と呼ばれる凶暴性を秘めているのだから。
彼女は手乗りと称されるほど小柄な体に、虎と呼ばれる凶暴性を秘めているのだから。
「……そう、あんた今の私の独り言を聞いたんだ」
「何? あんた実はヤンデレとかいうやつ? 北村くんを殺したいほど愛してるとか? そういうのは俺――わあっと!」
「何? あんた実はヤンデレとかいうやつ? 北村くんを殺したいほど愛してるとか? そういうのは俺――わあっと!」
間一髪、唐突に身を起こした大河の突進を少年は横に飛ぶことでひらりとかわす。
「おいおい、なんだよあぶね―な」
「うるさーい! いいから今あんたが聞いたことは忘れろ! いや、この私が忘れさせてやる!」
「どうやってだよ」
「うるさーい! いいから今あんたが聞いたことは忘れろ! いや、この私が忘れさせてやる!」
「どうやってだよ」
呆れたような口調の少年に大河はカバンから彼女に支給されていた武器、真っ黒なマラカスをじゃらん、と取り出すと少年へと突きつける。
「こいつでおまえの頭をぶん殴れば記憶ぐらいは吹っ飛ぶでしょうよ!」
言うが早いが大河はマラカスを振りかざすと再び少年へ向けて襲い掛かる。
言うが早いが大河はマラカスを振りかざすと再び少年へ向けて襲い掛かる。
「!? おまえ、それ!」
「いいから! とっとと忘れて! 楽になれー!」
二度、三度。じゃらん、じゃららんと顔を真っ赤にした大河が振り回すマラカスを避けた少年は大きく後ろに距離をとる。
「いいから! とっとと忘れて! 楽になれー!」
二度、三度。じゃらん、じゃららんと顔を真っ赤にした大河が振り回すマラカスを避けた少年は大きく後ろに距離をとる。
「わーすーれーろ!」
「あ、わり。やりすぎちまった」
少年に対して追撃をかけようとした大河に向けて少年が唐突に謝罪の言葉をつぶやく。
それを疑問に感じることもなく大河がマラカスを振り上げた瞬間。すっぽ抜けたマラカスは闇の中へと飛んでいった。
――それを握っていた大河の右手と共に。
「あ、わり。やりすぎちまった」
少年に対して追撃をかけようとした大河に向けて少年が唐突に謝罪の言葉をつぶやく。
それを疑問に感じることもなく大河がマラカスを振り上げた瞬間。すっぽ抜けたマラカスは闇の中へと飛んでいった。
――それを握っていた大河の右手と共に。
「……え?」
「わりぃな。でもおまえがあんな物騒なもんで殴りかかってくるのが悪いんだぜ。ありゃどうみても罪口っていういかれたやつが作った……」
少年が何か喋ってはいたが大河の耳には入らない。
「わりぃな。でもおまえがあんな物騒なもんで殴りかかってくるのが悪いんだぜ。ありゃどうみても罪口っていういかれたやつが作った……」
少年が何か喋ってはいたが大河の耳には入らない。
「ああ……」
恐怖と共に体が震える。
「けどまあ心配はすんなって。ちゃんと止血はしといてやったからよ」
恐怖と共に体が震える。
「けどまあ心配はすんなって。ちゃんと止血はしといてやったからよ」
右手がなくなったというのに痛みはない。それどころか少年の言うとおり血だってほとんど流れてはいない。
「ああああ……」
――それが逆に途方もなく恐ろしい。目の前にいる相手は自分が気付く前に自分を殺すことができるということに大河は今気が付いた。
――それが逆に途方もなく恐ろしい。目の前にいる相手は自分が気付く前に自分を殺すことができるということに大河は今気が付いた。
「おいおい、大丈夫かよ」
「……わああああ!」
「……わああああ!」
じゃり、と少年が大河に一歩近付く。それが引き金となって大河は一心不乱に逃げ出した。
「夜道を走るとあぶねえぞー!」
そんな言葉は聞こえない。
そんな言葉は聞こえない。
(みのり、りゅうじ、きたむらくん。助けて! 助けて! たすけて!)
途中幾度か転倒しながらもひたすらにただただ自分を守ってくれるものの姿を求めて少女は闇をかけていく。
◇ ◇ ◇
「傑作だぜ」
走り去っていく少女にはもう目もくれず少年、零崎人識はそれほど離れていない所に転がっていたマラカスを拾い上げるとじゃらんと一振りすると自らのカバンへと仕舞いこむ。
見間違えようもない不吉な黒。罪口作の武器ともなればどのようなギミックが隠されていても不思議ではない。
「つーかこんな危ねえもんをほいほい配んなっーの」
走り去っていく少女にはもう目もくれず少年、零崎人識はそれほど離れていない所に転がっていたマラカスを拾い上げるとじゃらんと一振りすると自らのカバンへと仕舞いこむ。
見間違えようもない不吉な黒。罪口作の武器ともなればどのようなギミックが隠されていても不思議ではない。
「つーかこんな危ねえもんをほいほい配んなっーの」
零崎人識、理由なく人を殺す殺人鬼、零崎一賊でありながら今の彼に他人を殺す意思はない。かつて己の鏡面存在に対して「呼吸するために人を殺す」
とさえ言い切った彼がその意思を持たないのはとある人類最強とかわしたある約束のためだ。
とさえ言い切った彼がその意思を持たないのはとある人類最強とかわしたある約束のためだ。
「傑作つーか戯言だよなあこりゃ。冗談じゃねえって。あの請負人緊急避難とか認めてくれんのかね?」
ぶつくさとそんなことを呟きながら彼は何事もなかったかのように歩き出す。
すでに先の少女のことは彼の頭には残っていない。きちんと糸、支給品であるワイヤーを使って止血もしてある以上、別の誰かにでも襲われない限り少女が死ぬことはない。
自分から彼女に関わる必要もない。
「……大体あいつ、背低すぎだっつーの。俺の好みじゃねーし。俺と行動しようって言うならやっぱ170はないと」
ぶつくさとそんなことを呟きながら彼は何事もなかったかのように歩き出す。
すでに先の少女のことは彼の頭には残っていない。きちんと糸、支給品であるワイヤーを使って止血もしてある以上、別の誰かにでも襲われない限り少女が死ぬことはない。
自分から彼女に関わる必要もない。
「……大体あいつ、背低すぎだっつーの。俺の好みじゃねーし。俺と行動しようって言うならやっぱ170はないと」
そうして、とりあえず南に向かって歩きながら名簿に書かれていた知っている名前や自分の支給品のことを人識は考える。名簿にあった彼の知っている名前は幸か不幸か二つきり。
彼が欠陥機械と呼ぶ戯言使い、逆反対にして同一の鏡の向こう側、いーちゃんと《死線の蒼》こと玖渚友。
そして今、南へと向かっているのはその一人玖渚友を探してのことだ。
彼が欠陥機械と呼ぶ戯言使い、逆反対にして同一の鏡の向こう側、いーちゃんと《死線の蒼》こと玖渚友。
そして今、南へと向かっているのはその一人玖渚友を探してのことだ。
「確か《蒼》は誰かについてもらわないと極端な上下運動できねえんだよな……。つーか見殺しにしたら大将が夢枕にでも立ちそうだ」
ぶつくさとそんなことを呟きながら彼自身はほとんど知らない相手のことを探して手近な高所、天文台へと人識は向かう。玖渚友がそこにいない時は手がかりはないしそのまま街へと降りればいい。
「まあ、努力はしたってことで大将も勘弁してくれるだろ」
ぶつくさとそんなことを呟きながら彼自身はほとんど知らない相手のことを探して手近な高所、天文台へと人識は向かう。玖渚友がそこにいない時は手がかりはないしそのまま街へと降りればいい。
「まあ、努力はしたってことで大将も勘弁してくれるだろ」
――それに。
それに今もっとも玖渚友やいーちゃんより人識の興味をひくのは、彼のもつもう一つの支給品に記されていた名前だ。
ワイヤー以外に人識に支給されていた武器はナイフが10本1セット。
食器用のナイフなので切り合いには不向きだが、そのデザインは光ったり尖ったりしているものを集めるのが趣味で、刃物ならなんでもOKな人識をしてコレクションしておきたいと思わせる程素晴らしい。
ちなみにその支給品の説明書にはこう書かれていた。
それに今もっとも玖渚友やいーちゃんより人識の興味をひくのは、彼のもつもう一つの支給品に記されていた名前だ。
ワイヤー以外に人識に支給されていた武器はナイフが10本1セット。
食器用のナイフなので切り合いには不向きだが、そのデザインは光ったり尖ったりしているものを集めるのが趣味で、刃物ならなんでもOKな人識をしてコレクションしておきたいと思わせる程素晴らしい。
ちなみにその支給品の説明書にはこう書かれていた。
「礼園学園の食堂で使用されているパンきり用ナイフ。あの両儀式がコレクションに加え損ねた一品を特別に十本お付けします」
「両儀式ねえ、どんなやつかは知らねーがいいセンスしてるってとこは間違いないな」
かはは、と人識は笑う。彼、もしくは彼女とであった時にどうするかは出会ってみてから決めればいい。
かはは、と人識は笑う。彼、もしくは彼女とであった時にどうするかは出会ってみてから決めればいい。
「さてと、それじゃ一丁、殺して解して並べて揃えて晒しにいくか」
暗い夜道を少年は進む。恐れることなど何もない。何故ならばこの闇の中でこの少年より危険なものなどないのだから。
【A-1/山頂地点近辺/一日目・深夜】
【A-1/山頂地点近辺/一日目・深夜】
【逢坂大河@とらドラ!】
[状態]:恐慌状態、右手欠損(止血処置済み)、膝に擦り傷(行動には影響なし)
[装備]:なし
[道具]:デイパック、支給品一式(未確認ランダム支給品1~2個所持)
[思考・状況]
1:実乃梨、竜児助けて!
[備考]
※原作3~4巻まだ北村>竜児の時期からの参戦です。
※顔にマークのある人間(零崎人識)を危険だと思っています。
※人識の名前は知りません。
※彼女がどちらに向かったのかは次の書き手にお任せします。
[状態]:恐慌状態、右手欠損(止血処置済み)、膝に擦り傷(行動には影響なし)
[装備]:なし
[道具]:デイパック、支給品一式(未確認ランダム支給品1~2個所持)
[思考・状況]
1:実乃梨、竜児助けて!
[備考]
※原作3~4巻まだ北村>竜児の時期からの参戦です。
※顔にマークのある人間(零崎人識)を危険だと思っています。
※人識の名前は知りません。
※彼女がどちらに向かったのかは次の書き手にお任せします。
【零崎人識@戯言シリーズ】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:デイパック、支給品一式、礼園のナイフ10本@空の境界、七閃用鋼糸6/7@とある魔術の禁書目録、少女趣味@戯言シリーズ
[思考・状況]
1:とりあえず《死線の蒼》(玖渚友)を探して天文台へ。
2:ぶらつきながら《死線の蒼》といーちゃんを探す。
3:両儀式に興味。
[備考]
※とある約束のために自分から誰かを殺そうというつもりはありません。ただし相手から襲ってきた場合にまで約束を守るつもりはないようです。
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:デイパック、支給品一式、礼園のナイフ10本@空の境界、七閃用鋼糸6/7@とある魔術の禁書目録、少女趣味@戯言シリーズ
[思考・状況]
1:とりあえず《死線の蒼》(玖渚友)を探して天文台へ。
2:ぶらつきながら《死線の蒼》といーちゃんを探す。
3:両儀式に興味。
[備考]
※とある約束のために自分から誰かを殺そうというつもりはありません。ただし相手から襲ってきた場合にまで約束を守るつもりはないようです。
【少女趣味@戯言シリーズ】
戯言シリーズ番外編、零崎曲識の人間人間より。曲識が最期の戦いに挑む直前製作してもらった真っ黒なマラカス。
制作者曰く、広く正確に音階に表現できるように制作された「ちょっとしたグランドピアノ並み」のマラカスであると同時に打撃武器としても使用可能なだけの頑丈さを併せ持つ。
ただし、楽器として使おうと思うならけた違いの音楽センスが必要となる。
戯言シリーズ番外編、零崎曲識の人間人間より。曲識が最期の戦いに挑む直前製作してもらった真っ黒なマラカス。
制作者曰く、広く正確に音階に表現できるように制作された「ちょっとしたグランドピアノ並み」のマラカスであると同時に打撃武器としても使用可能なだけの頑丈さを併せ持つ。
ただし、楽器として使おうと思うならけた違いの音楽センスが必要となる。