ラノロワ・オルタレイション @ ウィキ

なんでもなかった話――(SHATTERED MEMORIES)

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なんでもなかった話――(SHATTERED MEMORIES) ◆EchanS1zhg



 【0】


『もう、あの夏の夜には二度と戻れない。全ては過ぎ去って終わってしまったことなのだから』


 【1】


ジージーと錆びたベルのような音で蝉が喧しく鳴いていた。
夏の日差しはとても強く、足元にはまるでぽっかりと穴が空いたみたいに黒い影が射している。
その真っ黒な影だけを見つめ、ただひたすらに歩いていた。
滝のように流れる汗を拭うこともせず、ただまっすぐに伸びる列車のレールに沿って今も歩いている。
レールとレールの間を、乾ききった枕木をひとつずつ踏みしめながら、そこに汗の粒を零しながらひたすらに歩き続けていた。

顔を上げて空を仰ぐ。
大空に浮かんだ灼熱の太陽から注ぐ光線を遮るものは一切無く、ぎらぎらとした刃のような光は全身に深く突き刺さった。
顔を歪めて呻き、また足元へと頭を垂れて、直射日光の中、自分が作った暗がりの中を歩き続ける。
それから、眉毛のデフェンスを抜きまぶたの上まで侵入してきた汗を拭おうとして、しかし腕が上がらないことに気づく。
いつからだろうか? 拭うことを諦め、また呻き声を漏らしそのまま歩き続ける。
痛みを通り越して感覚の鈍くなった足の裏で枕木をひとつひとつ踏みしめ、蝉の鳴き声に押されながら線路を辿る。

その辿りつく先に向かい、真夏の風景の中をひたすらに歩き続ける。
行く先にはまだなにも見えない。なにに向かっているのかもわからない。どうして向かっているのかも覚えていない。
ただ義務感のようなものだけがあって。そうしなくてはいけないという強迫観念だけがあって。
誰もいないのに。たった独りで歩いている。

――誰も?

そして、ふと後ろを振り返って――振り返るとそこには“誰”もいない。

誰も。誰も、いない。誰もいなかった。

おかしい。じゃあどうして歩いているんだろう? 自分のためじゃなきゃ、誰かのためじゃなかったんだろうか。
延々と続く線路の上で立ち止まる。
蝉の声は鳴り止まない。太陽も照り続けたままだ。来た道にも、行く道先にもなにも見えない。

本当にこれでよかったんだろうか? 本当に、本当にこれでよかったんだろうか……?

ぼくは、なんのためにここまで歩いてきたんだろう?




 【2】


「――――起きろ小僧」

大人の男の声に浅羽は薄く目を開く。
滲んだ視界の中に映るのは、父親がよく見ていた時代劇のビデオの中にいるような男の姿だった。

今さっきのは夢だったのだろうか?
あの陽射しの強さと蝉の声の五月蝿さはひどくリアルでとても夢とは思えなかった。
現に今も身体中はぐっしょりと汗に濡れていて気持ち悪く、頭の中ではくぐもった虫の羽音が幾重にも木霊している。
身体も重たくぴくりとも動かすことができない。
痛めた腕はどくどくと鼓動に合わせて脳に鈍痛を送り込んでくるし、酷使した足は感覚そのものが死んでいるようだ。

「小僧。おれの顔が見えておるか?」

時代劇の中の男が問いかけてくる。見たこともない、本当に役者のような顔をした男だ。
いわゆる美丈夫というやつだろうか。なんでこんな人が目の前にいて、自分に話しかけてくるのか。
さっぱり理由がわからないし、おかしなくらい現実味がなかった。
これは線路の上を歩いていた自分が見ている夢なのかもしれない。
夢の中でそれを夢だと気づくことをなんと言ったか……、そうそれは、確か明晰夢と言ったはずだ。
その夢の中だと超能力でも魔法でもなんでも思いのままだって部長に聞いたことがある。

「……ふむ。思いのほか困憊しておるようだ」

だったらもっと楽になりたい。
辛く悲しいのはいやだ。夢が覚めて、そしたらまた歩き続けることになるのなら、今はもっと楽でいたい。
この急きたてる虚しさから解放され……そう、自由に青い空を飛んでみたりしたい。
真っ青なキャンバスをジグザグに切り裂くように……どこかで見たUFO(未確認飛行物体)のように飛びたい。

「死にぞこないですか?」

どこか見えないところから小さな女の子の声が聞こえた。死にぞこないって、それはなんのことだろう?

「いや、命にかかわるような傷は負っておらん。ただ手酷く痛めつけられ朦朧しておるだけだ」
「じゃあいっそのこと“梟”にしてあげたらいいんじゃないかと姫ちゃんは思うんですけど?」
「……? よくわからんが、しかし急くな。
 このように痛手を負っておるということは、この小僧はどこぞで人に出会っておるということだ。
 それを聞き出せばぬしの探す師匠とやらの行方もわかるやもしれんのだぞ?」
「んー、それじゃあしかたないですねぇ」

男と少女は会話をしているらしかった。しかしなんの話をしているのかよく理解できない。
誰かが痛めつけられて重体らしい。それは誰のことなのか。いや、そんなことよりも近くで話すのをやめてほしかった。
今はただ寝ていたいのだ。
たくさん歩いて、ずっと歩いていたから、疲れたから、もう休みたい。もう、……歩き続ける理由も思いつかない。


 ■


青色の中にいた。青く、青く、深い青色の――水の中に。なんの自由もない深い水の底に身体が沈んでいた。

ゴブゴブと音を立てて身体中から酸素が水中へと逃げ出してゆく。
冷徹な水の温度に全身は痺れ、もがくこともできず、上下の感覚もわからず、ただ沈んでゆく恐怖にだけさらされる。
怖い。
息をすることもできず、手足をばたつかせても触れるものはなく、目の前も見えず、声も出せず、誰の声も聞こえない。
どんどん沈む。ささいな抵抗をあざ笑うかのように無慈悲に身体は水の中で沈む。
助けはない。このまま死んでしまう。生きてきた意味もわからずにもがき苦しんで死んでしまう。ただ死んでしまう。

痛いのも怖いのも苦しいのも嫌だ。死ぬなんて嫌だ。死にたくない。怖い。死ぬのは怖い。死にたくない。

もがいてもがいて、一生懸命必死にもがいて――たった一瞬で浅羽は覚醒し、現実に戻った。


 ■


「――目を覚ましたか?」

また時代劇の男が自分の顔を覗き込んでいた。その向こうには映画館の天井。白い蛍光灯が煌々と瞬いている。
そう、ここが現実だ。自分にとっての本当の居場所。理解すると、夢の中での感覚は一瞬で遠ざかった。
代わりにその前の記憶が急速に戻ってくる。
ティーを探してこの映画館まで来て放送を聞いた。そしてもう一度出る前に少しソファで横になって……寝てしまったのだ。

「寝ていたところを起こしたのは詫びよう。だがこのような所で現を抜かしておれば命がいくつあっても足るまい。
 ならば、そちらもこちらに感謝するところがあるであろう?」

どれくらい時間が経ったのか、何時間も経っていたらみんなに心配をかけるなと思ったが、案外時間は過ぎていなかった。
視線だけを動かし、壁にかかっている時計を見ればまだあの放送の時間から30分くらいしか経っていない。
放送を聞いて、考え事をして、横になって、そして起こされたんだから、実際に寝ていた時間は15分くらいだろうか。

「安心せよ。このおれは無闇に人を殺める性分は持ち合わせておらぬ。
 して小僧の名前はなんという? なにゆえここにおり、いかにしてそのような傷を負うた? このおれに聞かせてくれまいか?」

時代劇の男の名前は、時代劇の男にふさわしく如月左衛門というらしかった。
もうひとりいた小さな女の子は紫木一姫といって、ふたりは殺し合いなどせず、いーちゃんという人を探しているらしい。
そんな人とは会ったことがなかったけど、そう言っても二人はぼくをほうってはおいてくれずあれやこれやと質問攻めにあった。

「――なるほど、では直之殿はその身体で飛行場なる場所からここまで歩いてきたのか。
 みかけによらず中々の胆力の持ち主よな。場合が場合でなければ里に連れ帰ったやもしれぬ。
 ま、戯言はさておき帰り道は安心めされい。このおれがおぶって帰ってやる故、直之殿はゆっくりと眠っておるとよい」

ほうっておいてくれればそれでよかったんだけど、それだと部長や他のみんなにも心配をかけるから好意を受け取ることにした。
それに、なにより本当に眠い。どうしたらこんなにがんばれるのかわからないくらい身体はくたくたで、なにをするのも億劫だった。
どうせなら寝ているうちにすべてが終わればいいとさえ思う。
それが地球存亡の危機だろうとなんだろうと、ぼくの知らないところで始まって、ぼくの知らないうちに終わればいいんだ。

例えどんなことがあろうと……、ぼくはもう“本当のこと”なんかに興味はないのだから。






 【3】


「飛行場とやらに3人。行方知れずの童が一人。そして道中に水前寺邦博とやらが一人か」

存外収穫はあったなと如月左衛門はひとりごちだ。しかし隣の紫木一姫は不満そうな顔だ。

「けれども師匠のことがわからないんだったら無駄骨ですね。もっとも姫ちゃんはその骨を断つのが役割ですけど。
 それじゃあこの無駄骨はさくっと断っちゃっていいですか?」

紫木一姫はソファに横たわり寝苦しそうにしている浅羽へと向け人差し指をついと立てる。
だがしかし、如月左衛門は慌てたようにその間へと割り込み、少女の行動を制した。

「まて、水前寺邦博や飛行場の輩と接触するのにこいつの顔は必要となる」
「じゃあ顔を取ったらさくってもいいんですか?」

そうではないと如月左衛門は首を振る。

「例え顔を取っても、そのふりをしている最中に放送でこやつの名前が呼ばれればそれで全てはご破算よ」
「別に一瞬でも隙を作ってくれれば姫ちゃんが全員諸共ジグザグにしちゃいますけど?」

その諸共とはおれも含んでいるのか? というツッコミをぐっと飲み込み如月左衛門は紫木一姫にいちから説明した。
殺しさえできればいい者と生き残らなくてはならない者とでは事情が違うのである。
ここに寝ている浅羽直之という少年はいかにも頼りなさげだが、
如月左衛門からすればいくら細くともこれが命綱であることにかわりないのだ。

「これより先、ただ闇雲に殺しをしていてはいずれ手詰まりとなる時がこよう。
 ならば、今しがたしてみせたように見つけた者からはできるだけ情報を抜き出すのが肝要だ」
「だったらやっぱりこの人は用済みなんじゃないですか?」
「確かに、こやつそのものは用済みよ。だがしかしこやつの顔は次の輩から情報を抜き出すのに有用となる。
 また相手は我々でも一筋縄ではいかぬ者かもしれん。となればますますこやつの顔の重要性は増す。
 そこで、その途中でこやつの死があの人類最悪の言で明らかになってみい。おれはどうなる?」

なるほど。と、紫木一姫はぽんと手のひらを叩き合わせた。

「その時は、如月左衛門さんが八つ裂きになっていますね」
「……であろう。それはそれでおぬしとしても困るはずだ。ならば我々のためにここは殺すのをこらえてくれい」
「うーん……。でもそれじゃあ、この“朝餉さん”って人はどうするんですか?」
「なに、縛り付けて納戸やどこかにでも放り込んでおけばよい。明後日にはここらも全てはあの闇の中よ」

それもそうですね。と言うと紫木一姫は立てていた指をついと下ろした。
ひうんという音に、一瞬、如月左衛門は構えを取るが、しかし自分の首も浅羽直之の首も胴からは離れるようなことはなかった。

「縛っておいたんで、隠すのは如月左衛門さんにお願いしますね」
「…………承知した。」

お願いをすると、紫木一姫は踵を返しホールの端へと歩いてゆく。
その後姿を見つめながら如月左衛門は額に垂れた冷や汗を拭い小さく溜息を吐いた。。
なにやら硝子の箱の中やらを覗きこんでいる姿は本当に童女のようだが、彼女の術はまっことに恐ろしい。
とはいえおののくばかりではより自らの命運を縮めるだけ。
気を取り直すと、如月左衛門はデイパックを肩から下ろし、その中からまずは洗面器に持った土とペットボトルの水を取り出した。
街中に入ると思いのほかに土を手に入れるのが難儀と気づいてここにつく前に砂浜で用意したものである。
生きた者からどう顔を奪うかは思案しなければならぬとこであったが、今回は幸いにも寝ている相手なので苦労はない。
糸で縛り上げられた浅羽直之の身体をゆっくりとソファから下ろすと、如月左衛門はその顔を洗面器へと押し付けた。






 【4】


それは旭日祭(きょくじつさい)まで後10日を切った晩のことだった。

園原電波新聞部は大それた企画に対して部員の数は3名と少なく、女の子の晶穂は毎日家に帰っていたけど、
ぼくと部長は各々の仕事をこなすため――もっとも部長は行方不明なことも多かったけど、連日連夜部室で寝泊りしていた。
その晩もぼくは近くの銭湯で湯に浸かり、早く寝袋へともぐりこもうと部室長屋への道を急いでいた。

「お。なんだ風呂帰りか。いやあよかった、留守ならこれを置いて帰ろうかと思ってたところだ」

そして新聞部の前でパンパンに膨らんだコンビニ袋を提げた榎本と会った。
会うのはこの時が2度目で、1度目よりも、その後のことよりも、この時のことが一番記憶に残っている。
だからこそ――こんな夢にも見るのだろう。

「――なあ、どっかに梯子ないかな?」

多分、榎本さんは屋根の上でラーメンを食べるのが好きなんだろうと思うけど、
その日もぼくと榎本さんは部室長屋の上へと昇り、ざらざらのコンクリートに腰を下ろして二人でラーメンをすすった。
この時、なにを話したかについては今はよく覚えていない。
今思えば榎本さんは大人の中では親しみやすい人柄だったんだろうけど、
この時はまだ得体の知れない人物だったし、突然屋根の上でラーメンを食べると言われてもわけがわかるはずもなく、
ぼくはラーメンの味にも榎本さんの話にも集中することができず、ただ箸を握ったまま適当な相槌を打つだけだった。

「礼と言ってはなんだが、いいものを見せてやる」

だから、その榎本さんの言う“礼”というのが今も不明なままなのだけど、けどその後のことは鮮明に覚えている。

「あと五秒だ。四、三、二、一。上を見ろ」

地上に光のない田舎の満天の星空。小さく瞬く星の光の中、その間を縫うように飛び回る何かが見えた。
言われなければ気づかないような些細な、しかし確かにその宙(そら)を飛んでいる光。
普通の飛行物体ではありえない複雑で無軌道な動き。時々明滅するオレンジ色の未確認飛行物体(UFO)。

どうしてこの時、榎本さんがこれをぼくに見せたのかはわからない。
飛んでいたものが本当にそこにあったのか、それともトリックだったのかもわからない。
その後、榎本さんがこのことをぼくに尋ねることはなかったし、ぼくも榎本さんに尋ねたこともない。


けど、忘れてはいなかった。


ぼくは魅入られたんだ。あのオレンジ色の光に。


あれがなんだったのかは結局わからずじまいだけど、今わかったことがある。


ぼくが目指していたのはあの光だ。


ぼくは、ずっと、あの光を目指していた。


それが、


――ぼくだけの空、UFOの夏。








【浅羽直之@イリヤの空、UFOの夏 死亡】






 【5】


「(別にかまいませんよね。次の放送までは6時間もあるわけですし)」

紫木一姫は浅羽直之の首にくくりつけていた極々細の糸を引いて回収すると、心の中だけでひとりごちた。
如月左衛門の前ではああ納得してみせたものの、かつて狂戦士であり、今また狂戦士であろうとする彼女には
殺せる相手を殺さずに置いておくということは堪えられなかったのだ。
無論、如月左衛門の《策》は理解している。理解していてなお彼女の性分はそれを上回ったのである。

「(でも、どうせすぐに“会える”んですし、一度離れたら姫ちゃんが殺したなんてのもわかりませんしね)」

そして彼女は狂戦死でありながらそれを取り繕う狂言師でもある。
何も一分の理由もなく凶行を強硬したわけではない。
如月左衛門が使えるの事実なのだ。なので一分ほどの理由はあった。それは彼女が握るレーダーの中にである。

「如月左衛門さん見てください。レーダーにいくつも反応がありますよ」
「ほう? どの方角に何人だ?」

紫木一姫の下で彼女を肩車している如月左衛門がその言葉に反応した。

「0時……と言ってもわかりませんか? 地図の上の方に6人です」
「子の方角か。レーダーに映ったからにはそう遠くはあるまい。して何者らだ? 知った名はそこにあるか?」

新しくレーダーの範囲に入ってきたのは『師匠、浅上藤乃。朝倉涼子、坂井悠二島田美波、水前寺邦博』の6人だ。

「水前寺邦博って人がいますねー。後は全然知らない人ばっかりです」
「なるほど。ではさっそくこの顔を使う時が来たか。おそらく浅羽めを探しに来たのだろうが重畳、重畳」

浅羽の顔を真似、声を真似、風体を真似、負っていた怪我すら真似た如月左衛門が笑った。
彼の頭上、見えないところで紫木一姫も笑う。


危うき一本綱渡りの上で狂戦士の笑みを――……。






【E-4/市街地/一日目・夜】

【如月左衛門@甲賀忍法帖】
[状態]:浅羽直之の容姿(衣装、包帯など)、胸部に打撲
[装備]:マキビシ(20/20)@甲賀忍法帖、白金の腕輪@バカとテストと召喚獣
      二十万ボルトスタンガン@バカとテストと召喚獣、フランベルジェ@とある魔術の禁書目録
[道具]:デイパックx7、支給品一式x9
      金属バット、毒入りカプセルx1、カプセルのケース、
      IMI デザートイーグル44Magnumモデル(残弾7/8+1)、
      トカレフTT-33(8/8)、トカレフの予備弾倉x4
      SIG SAUER MOSQUITO(9/10)、予備弾倉(SIG SAUER MOSQUITO)×5
      甲賀弦之介の生首、甲賀弦之介の衣装、自分の着物
      伊里野加奈のパイロットスーツ@イリヤの空、UFOの夏、陣代高校の制服@フルメタル・パニック!
      櫛枝実乃梨変装セット(とらドラの制服@とらドラ!、カツラ)、変顔セット@現地調達
      ビート板+浮き輪等のセット(少し)@とらドラ!、インコちゃん@とらドラ!(鳥篭つき)
      不明支給品x1(確認済み。武器ではない?)
[思考・状況]
 基本:自らを甲賀弦之介と偽り、甲賀弦之介の顔のまま生還する。同時に、弦之介の仇を討つ。
 0:レーダーの反応がある場所へと向かう。
 1:浅羽の顔を利用して水前寺や他の人物に接触し、情報や顔を得る。
 2:紫木一姫と同盟を組み、殺し合いを進め、生き残る。
   └後の決着を踏まえ、“生きた顔”や紫木一姫の弱みとなる情報を掴んでおきたい。
 3:残る伊賀鍔隠れ衆との争乱を踏まえ、朧か薬師寺天膳の顔を手に入れたい。
 4:弦之介の仇に警戒&復讐心。甲賀・伊賀の忍び以外で「弦之介の顔」を見知っている者がいたら要注意。

[備考]
 ※遺体をデイパックで運べることに気がつきました
 ※千鳥かなめ、櫛枝実乃梨、紫木一姫、浅羽直之の声は確実に真似ることが可能です。
 ※「二十万ボルトスタンガン」の一応の使い方と効果を理解しました。
   しかしバッテリー切れの問題など細かい問題は理解していない可能性があります。
 ※浅羽直之本人より、彼自身や人間関係について詳細に聞きました。
   が、朦朧としていたのでどの程度まで聞けたか(聞けなかったか)は不明です。


【紫木一姫@戯言シリーズ】
[状態]:健康
[装備]:澄百合学園の制服@戯言シリーズ、曲絃糸(大量)&手袋、レーダー@オリジナル
[道具]:デイパック、支給品一式、
      シュヴァルツの水鉄砲@キノの旅、ナイフピストル@キノの旅(4/4発)、裁縫用の糸(大量)@現地調達
[思考・状況]
 基本:いーちゃんを生き残りにするため、他の参加者を殺してゆく。
 0:レーダーの反応があった場所へと向かう。
 1:如月左衛門と同盟を組、殺し合いを進める。
   └如月左衛門に裸を見られたことを忘れたわけではない。最後はきっちりその償いを受けさせる。
 2:いーちゃんを見つけたら存在がばれない範囲で付きまとい、危険分子を排除する。
 3:SOS団のメンバーに対しては?

[備考]
 ※登場時期はヒトクイマジカル開始直前より。
 ※SOS団のメンバーに関して知りました。ただし完全にその情報を信じたわけではありません。
 ※如月左衛門の忍法、甲賀と伊賀の争いについて話を聞きました。どこまで把握できているかはわかりません。


※浅羽直之の乗ってきたママチャリ@現地調達は映画館の近くに乗り捨てられています。

【変顔セット@現地調達】
診療所にあった洗面器と、近くでとった変顔の術に使う泥のセット。水があればどこでも変顔の術が使える。




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