マクロスFRONTIERでエロパロ まとめwiki

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
380 名無しさん@ピンキー 2008/09/14(日) 15:48:41 ID:niGQajcN
空気を読まずに投下

アルラン、ぬるいけどエロあり。


アルランほのぼのカプには興味なかったがまさかの敵対関係は大好物
本編はハッピーEDを希望するが、悲恋妄想萌え~。


381 ナイトメア・ビフォア・ウォーズ(アルラン)2008/09/14(日) 15:52:41 ID:niGQajcN


「アルトくん…、アルトくん……」
 闇の中から自分を呼ぶ声がした気がして、はっと覚醒したアルトは必死に目をこらした。
 白いワンピースを着た緑の髪の少女が、暗がりの中にぼうっと浮かび上がる。
「おまっ……!」
 アルトは目を見開いた。彼女は……死んだはずだ。
 そう……自分が殺した。
 巨大なヴァジュラのクイーンのネットワークに繋がれ、利用され、自我を失っていた彼女を断腸の思いで撃ち抜いた。
その嫌な手ごたえをついさっきのことのように思い出せる。
 事切れる一瞬前に、意志の光を宿した目で、笑ったように見えたのは……ただの、自分の願望にすぎない。
「そうか……これは夢か……それとも……」
 アルトは滑るように近付いてくる愛しい少女の姿に、自分から手を差し出した。
「おれを、殺しに来てくれたのか……?」
 どこかぼんやりとにじむような光を発するランカは、何も言わず、アルトの手を両手で捧げもつように持って、
自分の胸に押し当てた。かすかな胸の隆起の下に、小さな鼓動を感じる。唇がかすかに動いた。
「ア・リ・ガ・ト・ウ……ダ・イ・ス・キ・デ・シ・タ……」
 小さな唇の動きをアルトは読み取って、顔を歪めた。そのまま手を放して、
離れようとするランカの手首をしっかりと掴む。
「行くなっ!!」
 折れそうに細い手首は、ぞっとするほどひんやりと冷たかった。ランカは泣きそうな顔で、必死に首を振る。
「もう、どこにも、行くなよ……」
 アルトは怯むことなく、手首を強く引いて、ランカの身体を抱きしめた。
「もういいんだ……今なら、おまえと一緒に……」
 何か言おうとする唇を指で押さえて、そっと唇でふさぐ。
「おれ一人だけなら、おまえと一緒に、地獄に落ちてやれるから……」
 そう囁きながら。
 アルトは、口付けを深めるうちに、ぐったりと寄りかかってくる身体を、そのまま寝台に押し付けた。



「あっ……ん」
 ランカの唇から甘い吐息がひっきりなしにこぼれる。アルトは己の熱を彼女に押し付けるように熱心にその身体を愛した。
 小さな胸に硬さの残る身体の線、どこもかしこも未熟なのに、こんなにも己を煽るのは何故なのか。
 わずかな膨らみの上のピンク色の突起を口に含むと、嫌々をするように身をよじる。
けれども赤い瞳は快楽にかすみ、ちょっと口を放せば、押し付けるように頭を抱きしめてくる。
 目に涙を溜めて、何か言いたげに唇を開いては、新たな刺激に小さな悲鳴をあげる。
快楽に不慣れな様子は少し痛々しいようで、でも、かえって己の嗜虐心を刺激する。
 アルトにはこれがランカを殺した自分の罪悪感が見せる夢なのか、それともただ己の欲望を発散させているだけなのか、
よくわからなくなっていた。
 ヴァジュラに利用され、フロンティア住民のほとんどを死に追いやった大罪人、死の歌声の魔女、今でも彼女を憎悪し、
怨嗟の声をあげるものも多く、彼女を殺したアルトを英雄だと称える人は多いけれど、
今、アルトに組み敷かれているランカは、こんなにも無力で……無垢だ。
 触れようとしただけで、びくりとして逃げようとする肢体を、許さずに脚を強引に開かせた。太腿に手を滑らせ、
淡い恥毛の載ったふっくらとした隆起を撫でるだけで、面白いほど跳ねあがり、顔を腕で隠す。
 地獄への道ゆきに付き合うつもりだったのに、これでは自分の方がよほど酷い陵辱者だ。
 だが、それで良い。
 彼女を殺そうと決意したのは、皆のためであっても、他の誰にも触れさせたくないと思ったのは……ただの、自分のエゴだ。
 幼い頃から彼女を護り育ててきた彼にも、阿修羅の形相で、自分に襲いかかってきた彼女の実の兄だったという彼にも、
誰にも……譲る気などなかった。
「なあ、もうおまえも……おれだけでいいよな」


 汚すことも、傷付けることも、それが自分だけに許された特権だというなら……もはや躊躇う気はない。
 アルトはランカの秘所に指を伸ばした。すでにしっとりと湿っているそこをさぐり、
米粒ほどの突起を見つけ出す。そこを優しく撫でてやると、ランカの身体がびくんと震えた。
「―――――――っ!!」
 今までになく、逃げたがる身体を押さえつけ、さらに愛撫を続けると、とろりと蜜が溢れて、
アルトの指を汚した。少し指をずらすと、汁気に助けられて、指がぬるりと沈んでいく。
「すごい、な……」
 自分も熱い息を洩らしながら、くちゅくちゅと中をかきまわしながら、
アルトは空いている片手で、顔を覆っているランカの手を外させた。
「あ……はぁ……」
 ランカの顔は紅潮し、瞳は潤んで、唇は薄く開いて、短く、艶かしい息を吐き出している。
アルトは吐息ごと、その唇を奪った。口腔内を探り、小さな舌を見つけて、ひきずり出す。
そうしながら、指を引き抜いて、興奮しきった自身をあてがった。
 強い抵抗をものともせず、体重をかけるようにしてひねりこむ。
「んっ―――――――!!」
 ランカの声にならない悲鳴が聞こえるような気がした。
 ぽろりと涙がこぼれる。可哀想なくらい強張った身体にギチギチに狭い入り口。
 けれどアルトは、ランカの腿を押し開くように抱え上げ強引に腰を進めた。
 根本まで押し込んでみると、白い太腿に、鮮血が一筋流れた。
 きゅうっとランカがアルト自身を包むこむように締め付ける。
「くっ……」
 ランカの顔は苦痛に真っ白く歪み、アルトの身体も汗びっしょりになっていた。快楽とはほど遠い、
作業のような性行為。けれど、お互いに必死だった。
「ごめん……な」
 アルトは汗にはりついたランカの前髪をとってやりながら、額にキスした。ランカが薄く目を開けて、
 苦痛の残る顔で微笑む。
「へい、き……うれしい……」
 意志は読み取れるのに、音の出ない唇。それがたまらなく悲しかった。
アルトは再び、ランカに唇を重ね、ゆっくりと腰を動かし始めた。

「んっ………」
 ランカの唇は涙の味がする……頬を寄せ合うと、二人の涙がまじりあって、
アルトは自分も泣いているのには気がつかなかった。
 細い腕があがり、アルトの背にしがみつくように回る。その力は強いけれど、どこか頼りない。
 乱暴にしないように、そっとアルトが抽挿を繰り返すと、
緊張に強張っていたランカの身体がゆっくりとほどけてきた。
粘膜が熱くなり、やわやわと絡みついて快楽を伝えてくる。
「ランカ……ランカっ」
 激情と本能に突き動かされるように、アルトは激しく動き始めた。
フロンティアも、家のことも、未来もすべてどうでもいい。ただ、腕の中の身体が愛しい。
 もう一度、繰り返せるなら、この腕に閉じ込めて、どこへも行かせはしない。
「ん―――っ!」
 再奥で腰を回しながら、ささやかな膨らみを揉みしだくと、ランカの身体が弓なりにしなった。
ぬるぬるした感触が強くなる。
「ランカ……よくなってきたのか?」
 ランカは涙を流しながら、紅潮した頬で、こくりと頷いた。自分から手を伸ばし、
頭をあげて、アルトにキスを求めてくる。
両手でアルトの頬を挟み、小さな舌でちろちろと口の中をくすぐられる。
「オレっ……もっ……」
 舌を絡めとリ返しながら、アルトは絶頂を目指して腰を使った。




 暗闇の中、アルトは、じっとりと汗をかいたまま、目を覚ました。
「………なんて、悪夢だ……」
 ベッドサイドにおいてあるミネラルウォーターを呑みながら、アルトはタオルで汗をぬぐい。
ぼんやりした頭をはっきりとさせる。
 ランカが居ないだけではない……、実際のところ、自分はまだランカを殺しても、再会してもいない……。
 ただ……殺す覚悟を決めただけなのに。
 それとも、あれが……自分の願望なのだろうか?
 ランカを手にかけて、抱いて、これ以上にないほど独占することが?
「……バカバカしい」
 もう一度、ベッドに横になって、アルトは今度は、夢のない眠りに陥るために目を閉じた。

END
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