555 名無しさん@ピンキー sage 2008/10/06(月) 02:04:40 ID:HAmKmYdf
初投下アルシェリ。
ぬるいエロあり。
お休み前に楽しんでいただければ。
初投下アルシェリ。
ぬるいエロあり。
お休み前に楽しんでいただければ。
556 音楽 2008/10/06(月) 02:05:37 ID:HAmKmYdf
音楽
手を広げ、脚を踏みしめて喉を震わせる。
遠く、高く、思いを歌にかえて、宇宙のどこまでも響かせる。
遠く、高く、思いを歌にかえて、宇宙のどこまでも響かせる。
私の身体は、ぜんぶ音楽だ。
「…ッ…んっ…ふ」
吐息を分け合う深い口づけ。
軽く息を継ぐたびに、途切れ途切れに熱い吐息が漏れる。
舌を吸い上げて甘噛みして。
唇が離れた瞬間、ちょっと勿体なさそうな顔で深く息を吸うのがたまらなく、好き。
吐息を分け合う深い口づけ。
軽く息を継ぐたびに、途切れ途切れに熱い吐息が漏れる。
舌を吸い上げて甘噛みして。
唇が離れた瞬間、ちょっと勿体なさそうな顔で深く息を吸うのがたまらなく、好き。
五線譜に現せないメロディを、長い指が辿る。体のラインを確かめながら、ゆっくり。
男性にしては、ややほっそりして、しなやかだけど職業柄か肉刺はできるようだ。
お揃いの銀色の指環はしていない。
操縦桿を握る彼には、わずかな違和感が命にかかわるから。
男性にしては、ややほっそりして、しなやかだけど職業柄か肉刺はできるようだ。
お揃いの銀色の指環はしていない。
操縦桿を握る彼には、わずかな違和感が命にかかわるから。
仕事の邪魔をするくらいなら、と、いつも首から下げられているお守り袋の中に捩じ込んだら、
どうやら本当に定位置になってしまったらしい。
彼の家族と一緒に居るだなんて何て羨ましい指環だろう。
まだ胸元に揺れる赤い袋が肌をすべって、くすぐったさにくすくすと笑って腕を伸ばす。
小さな袋は身体同士で挟んで温めるようになった。
どうやら本当に定位置になってしまったらしい。
彼の家族と一緒に居るだなんて何て羨ましい指環だろう。
まだ胸元に揺れる赤い袋が肌をすべって、くすぐったさにくすくすと笑って腕を伸ばす。
小さな袋は身体同士で挟んで温めるようになった。
「ッぁ…あ」
上気した頬に口づけられると、ちゅ、とリップノイズが耳に強く響く。
「はぁ…」
頬を滑った口唇はそのまま眦に口接けて、軽く耳朶をかじりはじめた。
互いの身体しか知らないけど。でも、誰よりも知っている。
そのくらい何度も抱き合ったのだから。
「ん…」
獣が獲物を狩るような仕草で首筋を甘噛みし、鎖骨に歯をあてて、肩の丸みを包んでいた
手のひらが白い胸を軽く掬った。
「あ…ッ、ふァ…やぁ…」
強く、弱く、やわやわと形をたしかめるように揉まれるたびに短く歌が零れる。
自分の身体なのに、そうじゃないみたい…
こんなにも甘くとろけそうな声が出るだなんて、知らなかった。
上気した頬に口づけられると、ちゅ、とリップノイズが耳に強く響く。
「はぁ…」
頬を滑った口唇はそのまま眦に口接けて、軽く耳朶をかじりはじめた。
互いの身体しか知らないけど。でも、誰よりも知っている。
そのくらい何度も抱き合ったのだから。
「ん…」
獣が獲物を狩るような仕草で首筋を甘噛みし、鎖骨に歯をあてて、肩の丸みを包んでいた
手のひらが白い胸を軽く掬った。
「あ…ッ、ふァ…やぁ…」
強く、弱く、やわやわと形をたしかめるように揉まれるたびに短く歌が零れる。
自分の身体なのに、そうじゃないみたい…
こんなにも甘くとろけそうな声が出るだなんて、知らなかった。
大きななりで子供のように乳房に吸い付きながら、下肢を少しずつ馴らしていく。
手が触れるとよくわかる。昂奮しているのだ、すごく。
いつもは少し冷たいけど、とても熱くて、熱を分けるように触れられると、
こちらの身体の奥底からも熱を引きずり出されてしまう。
動きに併せるように喉から歌声が零れた。
手が触れるとよくわかる。昂奮しているのだ、すごく。
いつもは少し冷たいけど、とても熱くて、熱を分けるように触れられると、
こちらの身体の奥底からも熱を引きずり出されてしまう。
動きに併せるように喉から歌声が零れた。
「は、ぁ…あ!」
昂った彼を宛がわれ、入り口を探してぬるりと擦りあげられる。
「く…ぁ!あぁ、あッ…ぁ!」
ぐっと強く先端が押し込まれると、押し入ってくる感覚が背骨を痺れるように伝った。
身体いっぱいに熱を受け止める。この瞬間も好き。
呼吸が落ち着くまで顔中に落ちる口づけも、宥めるように髪を撫でる手も。
余裕なく荒くなる呼吸を堪える姿も。
「ああ…ッ、ん…ぅ!」
最初はゆっくりと、そして、深く。
腰を抑えられて奥を抉るように擦られて、また最奥からじわりと熱が湧く。
「…お前、あつい、な…」
深い吐息とともに呟きのように漏れた言葉。
誰のせいだと思っているのだろう…
この身体を、あるがまま歌わせることができる奏者はきっと宇宙で彼だけ。
昂った彼を宛がわれ、入り口を探してぬるりと擦りあげられる。
「く…ぁ!あぁ、あッ…ぁ!」
ぐっと強く先端が押し込まれると、押し入ってくる感覚が背骨を痺れるように伝った。
身体いっぱいに熱を受け止める。この瞬間も好き。
呼吸が落ち着くまで顔中に落ちる口づけも、宥めるように髪を撫でる手も。
余裕なく荒くなる呼吸を堪える姿も。
「ああ…ッ、ん…ぅ!」
最初はゆっくりと、そして、深く。
腰を抑えられて奥を抉るように擦られて、また最奥からじわりと熱が湧く。
「…お前、あつい、な…」
深い吐息とともに呟きのように漏れた言葉。
誰のせいだと思っているのだろう…
この身体を、あるがまま歌わせることができる奏者はきっと宇宙で彼だけ。
「あ…ッ、ああ、アル、ト!アルト!」
あいしてる、あいしてる、あいしてる。
どのくらい言葉を紡いでも足りないから、
…最後は自然に漏れる互いの名前を呼ぶことしかできなくて。
「はぁ、あ!あ、あぁ!」
荒く紡いだ息が絡まる。このあとは、お決まり。
「ん、はぁ!あああッ!」
ストロボを焚いたようなつよい光で目の前が真っ白になるのだ。
どのくらい言葉を紡いでも足りないから、
…最後は自然に漏れる互いの名前を呼ぶことしかできなくて。
「はぁ、あ!あ、あぁ!」
荒く紡いだ息が絡まる。このあとは、お決まり。
「ん、はぁ!あああッ!」
ストロボを焚いたようなつよい光で目の前が真っ白になるのだ。
息を整えながら名残惜しく身体を離すと、抱き込まれて、うとうとと微睡む。
シャワーを浴びたいけれど、無理。そのまま気絶のように眠ってしまうこともあるのだ。
身体が離れてしまうのは少し寂しいけれど、奥底に熾き火のような熱。
シャワーを浴びたいけれど、無理。そのまま気絶のように眠ってしまうこともあるのだ。
身体が離れてしまうのは少し寂しいけれど、奥底に熾き火のような熱。
はやく、はやく、歌になりたがっている。
「――…」
掠れる声で、今生まれたばかりの音楽を口唇に乗せた。
ステキな歌なの。新しい歌。
明日の朝まで覚えていられるかしら…?
「――…」
掠れる声で、今生まれたばかりの音楽を口唇に乗せた。
ステキな歌なの。新しい歌。
明日の朝まで覚えていられるかしら…?
覚えていられなくたって、明日はまた、新しい歌が産まれるじゃない。
なんだかとても嬉しくなって、胸板に鼻先を擦りつけて、クスクスと笑った。
背中に回された腕に、強く引き寄せられる。
なんだかとても嬉しくなって、胸板に鼻先を擦りつけて、クスクスと笑った。
背中に回された腕に、強く引き寄せられる。
「明日も仕事だろう?もう寝ろ」
汗で顔に張りついた髪を除けられて、額に口唇が落ちてくるのにあわせて目を閉じた。
「ぁ…」
眠りに落ちるこの瞬間に包まれる鼓動は、世界で一番優しい音楽。
「ぁ…」
眠りに落ちるこの瞬間に包まれる鼓動は、世界で一番優しい音楽。
私にも作ることが出来ているかしら…?
自分ではわからないから、明日は彼の頭を抱いて…眠ろうと…思うの…
おやすみなさい。
以上です。
お疲れさまでした。
未熟で失礼しました。おやすみなさい
お疲れさまでした。
未熟で失礼しました。おやすみなさい