マクロスFRONTIERでエロパロ まとめwiki

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
157 名無しさん@ピンキー sage 2008/04/26(土) 00:07:16 ID:Z1r9duu2
流れ読まず、投下します

アルト×シェリルです。
注意*アルトの自慰ネタが主です
嫌いな方はスルーして下さい

今週までに間に合わそうと慌てて書いたので、本番がぬるいです



 すぐ目の前に、剥き出しの細い脚があった。少女が椅子の座面に足を上げ、膝を抱いているからだ。
 彼女は薄いネグリジェ一枚といういでたちで、あまり丈の長くないネグリジェは、彼女が膝を立てている所為で
下腹のあたりまで裾が落ちていた。
 そのため、膝も太腿も、そして組んだ足の向こうに見える下着すらも、隠されず目の前に晒されている。

 しかし彼女には、それを恥じる様子がなかった。
 それは、わざと煽情的に振舞っているつもりなのかもしれないし、或いは彼に何を見られたところで何とも思わない、
ということなのかもしれない。
 結局その意図を図りかねて、彼はそこから目を離した。

 自分は彼女のそんなところを目にするべきではないし、彼女は、自分にそんなところを見せるべきではない。
 と、そう思えば思うほどに――己の手の中で勃起したものは硬さを増すのだった。
 彼女は自分の膝に顎先を乗せ、その様を興味深げに見つめながら、半ば呆れたように呟く。

 「ホントにやるなんて思わなかったわ」
 「……お前」

 自分で命じておきながら、あまりの言い様ではないか。彼が眉根を歪めてにらみつけると、主は僅かに口元を緩める。

 「でもやめたら許さないんだから」

 シェリルはそう言うと、自分の額に張り付いた長い薄桃色の髪を払った。

――奇妙な光景であった。
 全裸の男がベッドに腰掛け、自らを慰めるその目の前に少女が陣取って、その様を眺めているのだ。
 彼女は男の自慰行為を視ることによって辱めようというのでも、より昂ぶらせようというのでもなく、
ただ興味本位から観察しているというふうである。

 ひたすら自らのものを手で擦るという単調な行為の様子と、行為によって齎される快感や、
 またそんな自分の様を視られていることに対する恥辱と困惑とに歪む彼の貌とを、その瞳でじっと見比べている。
 多少面白がっている表情こそすれ、シェリルは存外平然としていた。

 待避壕から抜け出せた後、シェリルはアルトに、「今夜一晩使う位なら許してあげる。」と言った。
 ただし、一人で、とは言ってはいない。
 だって、私の胸を見たんだもの、何でも言うことを聞きなさい、とアルトを自分が泊まっているホテルに呼び出したのだった。

 「ふぅん……こんなふうに、なるのね……」

 充血し起ち上がったそれをまじまじと見ながら、シェリルは自らの口元に指をやって、ふっくらとした唇に爪の先を含んだ。

 「ねぇ、……気持ちいい?」

 何も答えようが無く、アルトは眼をそらす。
 答えに窮するアルトに、何かを期待するような表情で、シェリルは首を傾げて見せる。

 「わたしのことを考えてしたら、こんな風になったのよね」
 「……」
 「もちろん、私で気持ちよくなったんでしょ?」

 シェリルは、単純に、無口なアルトをからかって面白がっているつもりなのだ。
  しかし、頬は僅かに紅潮し、澄んだ青い瞳は、興奮で潤んでいるように見える。

 「 最後までしなさいよ、アルト。ちゃんと終わるとこまで見せなきゃダメよ」

 そう言いながら、シェリルはわずかに膝を擦り合わせ、どこか落ち着かない様子で何度か軽く腰を浮かせて座り直した。

 アルトが手を動かし快感に息を荒げる度に、それを観るシェリルの頬はますます紅潮してゆく。
 次第にテンポの速くなる呼吸に、胸が上下しているのが判る。

 今にも弾けそうに膨脹した己を、半ば無意識に、夢中で擦り続ける。それをシェリルが観る。
 もう先程のように意地の悪い言葉を浴びせるのも忘れ、見入っている。

 今にも絶頂に達するというとき、アルトは眩暈にも似た感覚を堪えながら眼を開け、その視線を受け止めた。

 シェリルは少し怯えるように身体を強張らせる。
 途端、抗いがたい強い快感が下腹に走り、アルトは自らの手の中に、温い白濁を吐出していた。

 「わ……っ」

 シェリルが、露骨に驚いたような――どちらかと言えば厭そうな声をあげる。
 達したばかりでまだひくついているアルトのそこや、手から床に滴る白い澱を見て、顔をしかめた。

 しかしシェリルは一度こくりと小さく喉を鳴らし、動じているのを悟られまいとしてか、ふぅん、と一言つまらなさげに頷いた。
 背を丸めて荒い息を吐くアルトの目線の高さに合わせ、愛らしく微笑んで見せる。

 「気持ち良かったんでしょ?」
 「くっ……」

 まだ、うまく返事を返せない。
 シェリルはアルトのそんな様子をどこか満足げに見て、よく出来ました、いい子いい子、と言わんばかりに、
やわらかい手でアルトの頭を撫でた。

 「自分だけ、気持ち良くなるなんて……許さないわよ、アルト。もちろん私のことも、気持ち良くしてくれるわよね……?」

 汚いから手は拭きなさいよと言いながら、シェリルはネグリジェのボタンをいくつか外し、前を肌蹴けさせる。
 上半身には何も下着をつけておらず、普段日に晒されることがないだけに、ますます白い乳房が見えた。

 すでに、濃い桃色に色づく小さな乳首がツンと上を向いている。
 待避壕で見たときも思ったが、形のいい乳房であった。

 シェリルはそのままの恰好で椅子から立ち上がり、彼の脚の間、ベッドの端に片膝を突いた。
 そしてひどく興奮した様子で、アルトに微笑みかけた。

 「ご褒美に、触らせてあげる。嬉しいと思いなさいよ」

 そう何度も念を押し、シェリルはネグリジェの裾の中へも手を入れ、下着を降ろそうとするそぶりを見せた。
 が、流石にそこまで自分から脱いでしまうのは躊躇われたのか、何もせず、結局戸惑ったように彼の首に腕を回す。

 アルトは迷うことなく、目の前に差し出された白い胸に舌を這わせた。
 乳首を唇に含んで舌先で転がし、余ったもう片方の乳房を、手で掬い上げるようにして揉みしだく。
 すると、シェリルの肩がビクッと跳ねた。

 「ンっ……!」

 細い腕が、胸から離れないアルトの唇から逃れようと、彼の肩を引き剥がそうとする。
 それに抗い、アルトは執拗に愛撫を続ける。
 アルトの舌が、乳房を刺激し続けるにつれ、はぁっ、と、声とも息ともつかないような妙な音が、口から勝手に漏れた。

 「あ、んっ……ふぁ……はぁ、はぁっ……んっ……」

 シェリルはアルトの首にすがりつくように、頭を抱き込んだ。
 そうすると乳房はアルトの顔に押し付けられる恰好になり、アルトは自分の唇の中で硬くなったシェリルの
乳首を緩く噛み、次いで強く吸い上げる。

 「ふあぁっ!」

 いっそう強い快感に、シェリルは息を詰まらせる。
 脚から力が抜けて寝台の端からずり落ちそうになるのを、アルトの手が支えた。

 内腿を大きな男の手で掴まれて、シェリルは小さく身震いをする。
 あと五センチもその指を上へ動かせば、指は自分の裂け目に触れるのだ。
 そこはたぶん潤っていて、どうも下着にも少し染みているようだとシェリルは思った。

 「ア、アルト……」

 名前を呼ばれ、やっと唇を離す。
 淫らな色に濡れて硬くしこる乳首の先と唇の間に、唾液が透明な糸を引いた。
 こちらを見上げる彼が、いつもどおりの無表情に戻っていることが、シェリルにはあまり面白くない。

――さっきまであんなに情けない顔をしていたくせに。

 「上ばっかじゃなくて。……下の方も、ちゃんと気持ちよくして」

 シェリルの言葉に返事らしい返事は返さないまま、アルトはひょいとシェリルの腰と首のあたりを支えて持ち上げる。
 壊れ物でも扱うかのように丁寧な動作で、シェリルをベッドボードと枕にもたれさせると、そのまま膝を割ろうと
したので、シェリルは思わず膝と腿に力を入れた。

 「い、言っとくけどっ」
 「……触るだけ、だよな」

 全てを言い終わらないうちに言葉を遮られたシェリルは、ふん、と、ばつが悪そうな顔で頷く。
そっと膝の力を抜くと、アルトはシェリルの膝を割って脚を開かせ、その間に自分が陣取った。
 左手で、布越しにシェリルのそこを探る。

 「んっ……」

 シェリルは少し身体を震わせた。その声に、アルトが動きを止める。
 どうしたのかと訊きたげにじっとアルトが顔を見るので、慌てて首を横に振った。

 「や、違うのよ、その――気持ちいいとかじゃなくて、って、いいから続けなさいよ」
  「ったく、素直じゃないな」

 そう答えると、アルトの指は確かめるように、シェリルのそこをゆっくりと撫でる。
 下着はやっぱり、かなり湿っている。
 そこから得られるのは、先ほどの乳房への愛撫よりもっと直接的な、頭の芯がぼうっと呆けるような、解りやすい快感だった。

 「んっ……!……あっ」

 もっと触りなさいとか、触って欲しいとか言うのがどうしても恥ずかしくて、シェリルは、まるでアルトがそうしたがって
いるから、それを許可するような口ぶりで、アルトに命じた。
 私は世界のシェリルだから、皆が憧れるシェリルだから、私のこんなところも、
きっといっぱい触りたいに違いない。

 だから私は、触ることを許可しただけだ。

 誰にともつかない言い訳をしながら、シェリルはまた快感に震える。
 ひとしきり布越しに撫で、シェリルの息が次第に弾むようになってくると、
アルトはシェリルの腰を浮かせて、下着を腿までずらしたかと思うと、器用に脚を抜かせた。

 シェリルからは自分がどんな風になっているのかは見えなかったが、お気に入りの下着がすっかり濡れて、
汚れてしまっているのだけは、よく解った。

 小さく身動きをするだけでぎしぎしと軋む古いベッドの上で、向かい合って座った二人の息遣いは荒い。
 脱ぎ捨てられた二人の上着はまとめて椅子の上に載せられ、手を伸ばしてもベッドからは届かない。
 深く、甘く、繋がりあい、繰り返されるリズムと共に、部屋に響くは快楽に打ち震える、少女の声。

 「ぁっ……ああ、は、んんぅっ……ひぃ、んっ……」
 「…………」

 目の前、己の肩に縋り付いて、理性も道徳心も何もかも手放して涙ながらに喘ぐ、少女の名前を呼ぶ。
 アルトが少しだけ腰を突き上げると、それだけでシェリルは甲高く啼いた。

 シェリルはもとより、アルトにも既に余裕などなかった。
 甘美な体、聞くだけで理性など簡単に崩れ落ちてしまう艶やかな声、快感に悶える仕種の一つ一つ、
浮かぶ涙も体温も香りも全てが自分を突き動かす。

 どうしようもなくて、獣じみた欲望を限界まで駆りたてる。

 シェリルは、僅かに焦点のあわない瞳でアルトを見詰め、そして、快楽に溺れながらも、にこりと微笑む。
 力強く抱き締めると、早鐘のような鼓動が聞こえてきた。アルト自身と同じくらいの早さの。
 同調し響きあっているような。

 ああ。

――――一つに、なりたい

 アルトは一際強く、己の欲望を打ちこんだ。
 奥深く、子宮の奥にまで熱塊に突き上げられ、シェリルはその肢体を大きく波打たせた。
 今にも達してしまいそうな声を漏らすシェリルの唇を、塞ぐように口付ける。

 今度は、一緒に――――

 それだけを思ってアルトは腰を揺り動かす。
 激しすぎる律動に揺らされながら、シェリルはアルトの首筋に腕をまわし、縋るように抱き付いた。  

 「…あ、あぁあッ……ア、……アルトぉッ……!」
 「――――……くっ、シェリル……」

 その瞬間、ドクン、と体中に鼓動が響き。
 全てが真っ白になっていく感覚と共に、二人は果てた。


 END


 投下初心者なので読みづらい点が多々あったと思いますが、
 最後までお読み頂きありがとうございました
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