526 :アルシェリ、跪いて足をお嘗め:2008/12/25(木) 08:10:02 ID:fPU05FS8
「さぁ、跪いてアタシの足をお嘗めなさい。」
ことの発端は俺の二時間の遅刻だった。
シェリルへのプレゼントを内緒で探してた、なんて言えるはずがなく
クリスマスだろうと年末のこの時期、めったに取れないオフを潰された、と
女王様がへそを曲げたのが始まりだった。
シェリルへのプレゼントを内緒で探してた、なんて言えるはずがなく
クリスマスだろうと年末のこの時期、めったに取れないオフを潰された、と
女王様がへそを曲げたのが始まりだった。
シェリルは冗談で言ったのだろうが、何だか無性に腹が立ったので
挑発する様に白く細いその足を舌でツーっと嘗めてやった。
挑発する様に白く細いその足を舌でツーっと嘗めてやった。
「や、やだアルト…きたなっ…ぁっ」
引っ込めようとするのを逃がさず足の指と指の間や甲も丹念に舌を這わす。
そして甲から踝、踝から臑、臑から膝とどんどん上へと運んだ。
「ダメ、よ…それ以上は、んっ」
扇情的な瞳と、歌う様な吐息はもう俺を欲している。
それだけ分かればもう十分だ。
それだけ分かればもう十分だ。
俺は言われたとおり舌を這わすことをやめた。
「…アルト?」
とろんとした瞳はどこか残念そうに俺を見つめる。
「今日の俺はお前の僕だからな。お前の嫌がることはしない。」
「女王様、何なりとお申し付け下さい。」
「なっ!」
「欲しかったら“欲しい”って言えば良いよ。」
「もうっアルトのくせに生意気!」
「じゃあやめときますか、女王様?」
「なっ!」
「欲しかったら“欲しい”って言えば良いよ。」
「もうっアルトのくせに生意気!」
「じゃあやめときますか、女王様?」
言葉とは裏腹に挑むように口角を上げた。
「やってもらおうじゃないの!満足させないと承知しないんだからね!」
「女王様のお望みなら。」
「うんと優しくしなさいよね!」
「仰せのままに。」
「女王様のお望みなら。」
「うんと優しくしなさいよね!」
「仰せのままに。」
はたして女王様のお望み通りなのか、はたまた僕の思惑通りなのか…
縋る様な腕を、跳ねる背中を、掻き抱きながら
どちらも同じことだな、とぼんやりと思った。
縋る様な腕を、跳ねる背中を、掻き抱きながら
どちらも同じことだな、とぼんやりと思った。