マクロスFRONTIERでエロパロ まとめwiki

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macrossf-eparo

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だれでも歓迎! 編集
370 名無しさん@ピンキー sage 2008/05/17(土) 23:52:12 ID:avfheSx2
346あたりからのミハクラトークで思いついた小話アルト付き投下します。
エロくないよ。


「ミシェルミシェル、もう朝だぞ。せっかく非番だしどっか行こう!」
「んー、あと5分?」
「休日に二人で非番なんてめったにない! 遊びに行きたい! いーきーたーいっ」
 ここは宿舎だ。しかも二人部屋だ。三人目、それも女の声がしていいところではない。
「あと5ふ……んっ!?」
「……。目―覚めたかー?」
 これはなんの拷問だ。いつのまに潜り込んだんだ。全然気づかなかった。
「クラン。小さいときにこういうことするんじゃありませんていつも……」
「大きいときにするのは難しい。ミシェルがちっちゃいから」
「じゃあ俺がしてやる」
「あんまりされた気がしない。ちっちゃいから」
 でもしてるんだな。
「ミシェルが巨人化してくれればいいのに」
「それだと外でいちゃつくのは目立つし、居住区だってろくに場所ないだろ。いろいろやると響くし。
ちっちゃい方がまだ一緒にいやすい。それとも見世物になりたい?」
「ささいなことにこだわりおってー。だいたいちっちゃくても年は変わらないんだから、いいじゃないか」
「よくありません。いろいろすると、壊れちゃうだろ」
どうやって壊す気だこのヘンタイ。まじな声でぬかすなこのヘンタイ。
「外でキスでもしようもんなら、俺、逮捕されちゃうしね」
 逮捕されるような、熱烈なのをしなければ大丈夫だと思うんだが。
「だからこうやってるのが一番いいな。休日に二人で非番なんてめったにないんだから」
「……むー」
「外はまた今度な」
「また今度っていつだ」
「また今度。ソフトクリーム買ってやるから、もっかいおやすみ」
 げろ甘な声だ。ソフトクリームなんかよりはるかに甘いに違いない。
 聞いてはならないものを聞いたアルトは下のベッドで深く溜息をつき、寝返りするふりをして耳を覆った。
 二人が寝直したら、こっそり起きて、機体の整備でも手伝って、できれば実機で飛ばせてもらおうと決意する。
 青い空と、その向こうの真空の宇宙を思うと胸がときめく。
 せっかくの非番の日にさして広くもないベッドで誰かと一緒に寝るのが幸せなんて、彼にはまだ、理解の及ばぬところだった。

 終わり
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