573 名無しさん@ピンキー sage 2008/05/27(火) 00:12:32 ID:xrFks525
以下キャラ個別板「マクロスF シェリruは射手座☆午後9時かわいい」より転載。
アルトがシェリルに報告するところの、別パターン。
以下キャラ個別板「マクロスF シェリruは射手座☆午後9時かわいい」より転載。
アルトがシェリルに報告するところの、別パターン。
471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 11:11:17 ID:ucGT+qkP
小咄ネタはキモイって人はアボーンでヨロ
小咄ネタはキモイって人はアボーンでヨロ
「あーー!」
昨日の戦闘を反芻していたらイヤリングの事を思い出した
さすがに・・・連絡しないといけないよ、な
気が重い・・・
あいつの事だからどんなムリ難題を・・・
昨日の戦闘を反芻していたらイヤリングの事を思い出した
さすがに・・・連絡しないといけないよ、な
気が重い・・・
あいつの事だからどんなムリ難題を・・・
「もしもし・・・あ、・・・」
「アルト!」
「アルト!」
「シェリル・・・」言葉が続かなかった。どうやってきりだそう
「・・・すまない、シェリル、預かったイヤリング俺の機体と一緒に・・・」
「機体と一緒にって!あなた大丈夫なの?」
「ああオレはなんともない。今は検査入院させられてるけどな」
「機体と一緒にって!あなた大丈夫なの?」
「ああオレはなんともない。今は検査入院させられてるけどな」
シェリルの返答が無い・・・
やはり怒ったか・・・形見だもんな・・・
胸元の御守りを握り締める
やはり怒ったか・・・形見だもんな・・・
胸元の御守りを握り締める
「ほんっとうにすまなかった!
戦闘中にイヤリングから歌が聞こえたような気がして・・・
お前の幸運に本当に、守られたのかも・・・ありがとな
お詫びになんでもするから許し・・・」
壁相手にに土下座していたら、
呼び出しコールに遮られた、が、検査なんぞ知るか!
戦闘中にイヤリングから歌が聞こえたような気がして・・・
お前の幸運に本当に、守られたのかも・・・ありがとな
お詫びになんでもするから許し・・・」
壁相手にに土下座していたら、
呼び出しコールに遮られた、が、検査なんぞ知るか!
「そ、それでだな」
「じゃあ、私の言うこと何でもききなさいね」
ブチッツー
始終黙りっぱなしだったのに結局それかよ!
「じゃあ、私の言うこと何でもききなさいね」
ブチッツー
始終黙りっぱなしだったのに結局それかよ!
どんなムリ難題を突きつけられるのか
検査も無事クリアして久しぶりの学校だってのに・・・憂鬱だ・・・
検査も無事クリアして久しぶりの学校だってのに・・・憂鬱だ・・・
もちろん脳内の乙女シェリルサイドが先立った話だけども
敢えてシェリル描写一切無し。
シェリルの睫の描写だけでねっっとり5行くらい使いたいのを我慢。俺詩人
「べ、別にアルトのために泣いてるんじゃないからね!」でも良かったんだが、
間をあけまくってシェリルの一挙一動を詳細に妄想してニラニラしてる
467そうだよな!シェリルかわいいよ.シェリル
敢えてシェリル描写一切無し。
シェリルの睫の描写だけでねっっとり5行くらい使いたいのを我慢。俺詩人
「べ、別にアルトのために泣いてるんじゃないからね!」でも良かったんだが、
間をあけまくってシェリルの一挙一動を詳細に妄想してニラニラしてる
467そうだよな!シェリルかわいいよ.シェリル
シェリルはアルトの安否はもちろんグレイスから聞いてます
573へのレス
471
これ読んで、シェリルの反応を妄想してしまう。
妄想したら、書いてしまううううう
小咄ネタはキモイって人はアボーンでヨロ
俺ファンタジーを奪うなって>>471が思ったらアボーンでヨロ
これ読んで、シェリルの反応を妄想してしまう。
妄想したら、書いてしまううううう
小咄ネタはキモイって人はアボーンでヨロ
俺ファンタジーを奪うなって>>471が思ったらアボーンでヨロ
フロンティアの艦隊が帰還したのはグレースからの情報で知った。
状況はフロンティア側優位で推移したものの、
結局ギャラクシーの状況は分からずじまい。
心配の種は尽きなかった。
しかし、それよりも気がかりなことがあった。
状況はフロンティア側優位で推移したものの、
結局ギャラクシーの状況は分からずじまい。
心配の種は尽きなかった。
しかし、それよりも気がかりなことがあった。
ホテルの部屋で、シェリルはソファに座ったり、立ったり
ベッドの上に寝転がったりして、落ち着かない様子。
携帯端末に着信音。
相手はアルト。
勢い込んで通話ボタンを押した。
「もしもし・・・あ、・・・」
まぎれもない本人の声がスピーカーから流れだす。
「アルト!」
叫ぶように名前を呼んでしまった。
「シェリル・・・・・・すまない、シェリル、預かったイヤリング俺の機体と一緒に・・・」
まさか、撃墜されたのだろうか。不吉な予感で胸が苦しい。
「機体と一緒にって!あなた大丈夫なの?」
「ああオレはなんともない。今は検査入院させられてるけどな」
アルトの答えにシェリルは安堵のため息をついた。
そして鼻の奥にツンとした刺激を感じる。
涙がひとつぶ、溢れて頬を伝い落ちる。
(やだ……涙腺が緩く……)
あわてて、携帯端末のマイクの部分を離して、口を手で覆った。
嗚咽が聞こえないように。
だが、スピーカー部分は耳から離さない。
「ほんっとうにすまなかった!
戦闘中にイヤリングから歌が聞こえたような気がして・・・
お前の幸運に本当に、守られたのかも・・・ありがとな
お詫びになんでもするから許し・・・」
ポロリ、ポロリ、流れる涙はそのままに、シェリルは必死で呼吸を整えた。
声だけでも、いつものシェリルらしく。
「そ、それでだな」
アルトの声を遮って、早口で言いきった。
「じゃあ、私の言うこと何でもききなさいね」
通話を切る。
それ以上、平静な声を保てなかった。
右耳に残ったイヤリングをはずして握りしめる。
その手を額に当てて、シェリルは胸の中で繰り返した。
(ありがとう、ママ)
今、この時だけは、頬を濡らす涙をぬぐい取る気にはなれなかった。
ベッドの上に寝転がったりして、落ち着かない様子。
携帯端末に着信音。
相手はアルト。
勢い込んで通話ボタンを押した。
「もしもし・・・あ、・・・」
まぎれもない本人の声がスピーカーから流れだす。
「アルト!」
叫ぶように名前を呼んでしまった。
「シェリル・・・・・・すまない、シェリル、預かったイヤリング俺の機体と一緒に・・・」
まさか、撃墜されたのだろうか。不吉な予感で胸が苦しい。
「機体と一緒にって!あなた大丈夫なの?」
「ああオレはなんともない。今は検査入院させられてるけどな」
アルトの答えにシェリルは安堵のため息をついた。
そして鼻の奥にツンとした刺激を感じる。
涙がひとつぶ、溢れて頬を伝い落ちる。
(やだ……涙腺が緩く……)
あわてて、携帯端末のマイクの部分を離して、口を手で覆った。
嗚咽が聞こえないように。
だが、スピーカー部分は耳から離さない。
「ほんっとうにすまなかった!
戦闘中にイヤリングから歌が聞こえたような気がして・・・
お前の幸運に本当に、守られたのかも・・・ありがとな
お詫びになんでもするから許し・・・」
ポロリ、ポロリ、流れる涙はそのままに、シェリルは必死で呼吸を整えた。
声だけでも、いつものシェリルらしく。
「そ、それでだな」
アルトの声を遮って、早口で言いきった。
「じゃあ、私の言うこと何でもききなさいね」
通話を切る。
それ以上、平静な声を保てなかった。
右耳に残ったイヤリングをはずして握りしめる。
その手を額に当てて、シェリルは胸の中で繰り返した。
(ありがとう、ママ)
今、この時だけは、頬を濡らす涙をぬぐい取る気にはなれなかった。