文明間戦争と種族間戦争がごっちゃになっている背景ストーリーの通り、各種族間で固有の戦略を持つのが特徴。特に光文明では
クロスギアのようにクリーチャーにクロスできる
Xクリーチャーが登場した。また3色に跨がる種族も存在し、今弾では有効色3種族と敵対色1種族が登場している。その他、過去に登場した能力が一部復活してたり、独自すぎる効果を持ったカードも多く、ここを起点としたデッキビルドが楽しめるようになっている。
各文明に行き渡った戦略では、過去カードとも組み合わせやすい闇文明や
クロスギア関連にも対応したテキストになっている光文明に対して、専用構築を要求される火文明や自然文明などの格差が比較的大きい。
また背景ストーリーに忠実になため収録枠に偏りがあり、文明の中の勢力が一つしかない光文明や自然文明が戦略にまとまりのある一方、勢力が最も多い水文明は今弾ではまともに
デッキにするのは難しいなどの難点も多い。
背景ストーリーは、各文明に異世界に繋がる謎の穴が出現。その影響で水文明のポセイティア・ドラゴンが
クリスタル・コマンド・ドラゴンへと覚醒。封印されてしまった12のプログラムを賭け、
ムートピアと争い始める。
闇文明では穴に接近しに行った
デビルマスクの一団が謎の超獣に遭遇し、1人を残して壊滅し、残ったものは
ダーク・ナイトメアに助けを求める。
火文明では穴からのエネルギーによって新たな力を得た
ロック・ビーストが本能のままに水文明を強襲。空いた巣の近くに眠っていた
アーマード・ドラゴンの古代兵器を手に入れるためティラノ・ドレイクらは山脈に向かう。
光文明では封印を解く力を持った戦士が誕生し古代の英雄の龍を救うべく、騎士団が結成される。
自然文明では異世界から多数のクリーチャーがが乱入。ビーストフォークや
ゲリラ・コマンドなどが対処に苦戦していると大地が割れ、新たなジャイアントである
《大宇宙ジェヴァナ》が覚醒。《ジェヴァナ》は敵対するものを悉く大地に還していった。その後、なぜか残った
ハンター三銃士。一時は敵対しかけるも、事情を知り平和のため協力することに。彼らは融和のために光文明へと向かっていった………みたいな予定