第2-39章.
(シスパラ=バダ・パルヴァ)
ヴァイサンパヤーナは言った、「その広大な王たちの集まりが、万物の消滅の時に吹く風に煽られる大海のように、怒りに煽られているのを、ユディシュティラは、知性ある者の長であり、クルス族の祖先である年老いたビシュマに語りかけ、敵の殺し屋であるプルヒタ(インドラ)のように、ヴリハスパティに語りかけ、言った、「この広大な王たちの海は、怒りに煽られている。大王よ、このことを踏まえて私は何をなすべきか、教えてください。私の犠牲が妨げられず、私の臣民が傷つけられないために、私は何をすべきでしょうか」。
「道徳に精通した正義の王ユディシュティラがこのように言うと、クルスの孫王ビシュマは次のように答えた。犬がライオンを倒すことができるか?私はこの前に、有益で実践しやすい方法を見つけた。眠っている獅子に群れの犬が近づくように、地上の諸侯も皆、共に吠えるのだ。子よ、獅子の前の犬のように、これらの(君主たちは)ヴリシュニ族の眠れる獅子の前で怒りに燃えて吠えているのだ。アキウタは今、眠っている獅子のようだ。彼が目覚めるまで、このチェディ族の長、人の中の獅子は、これらの君主を獅子のように見せる。子よ、すべての君主の中で最も優れた者よ、この知性の乏しいシスパラは、宇宙の魂である彼の代理を通して、これらすべての王たちを閻魔大王の領域に連れて行きたいと望んでいる。バーラタ・ヴィシュヌよ、このシスパラの中に存在するエネルギーを自分自身に取り戻すことを望んでいる。全ての知性ある者の長よ、クンティの子よ、この邪悪な心を持つチェディ族の王の知性は、これらの君主の知性同様、陋劣になっている。人の中のこの虎が自分のものにしようと欲するすべての者の知性は、このチェディ族の王の知性と同じように陋劣になっている。ユディシュティラよ、マダヴァは三界に存在する四種の被造物(卵生など)の始祖であり、破壊者でもある」。
「ヴァイサンパヤーナは続けた--その時、チェディスの支配者は、ビシュマのこの言葉を聞いて、バーラタよ、後者に向かって、厳しく荒々しい言葉で語りかけた。