第2-53章.
ドゥリタシュトラは言った、「汝は我が長男であり、また我が長妻の子である。だから息子よ、パンダヴァ家に嫉妬してはならない。嫉妬する者は常に不幸であり、死の苦しみを味わう。バーラタ族の雄牛よ、ユディシュティラは欺瞞を知らず、汝と同等の富を持ち、汝の友を汝の友とし、汝に嫉妬しない。それなのに、なぜあなたは彼に嫉妬しなければならないのか。王よ、友と同盟者に関して、あなたはユディシュティラと同等である。それなのに、なぜあなたは愚かにも、弟の財産を欲しがるのか。そうではありません。嫉妬するのはやめなさい。悲しむな。バーラタ族の雄牛よ、犠牲を捧げる威厳を欲するならば、司祭たちに、サプタタントゥと呼ばれる大いなる犠牲を、あなたのために手配させなさい。そうすれば、地上の王たちは陽気に、偉大な敬意をもって、汝のために多くの富と宝石と装飾品を持ってくるだろう。子よ、他人の財産を欲しがるのは非常に卑しいことだ。他方、自分の秩序に従事することで満足する者は幸福を享受する。他人の富を得ようと努めず、自分のことに忍耐し、得たものを守ること、これが真の偉大さの印である。災難に動じず、自分の仕事に熟達し、常に用心深く謙虚に努める者は、常に繁栄を見る。パンデュの息子たちは汝の腕のようなものだ。汝のその腕を切り落とすな。汝の兄弟の富のために、内紛に陥ってはならない。王よ、パンドゥの息子たちに嫉妬してはならない。汝の富は、汝の兄弟たちの全財産に等しい。友と争うことは大きな罪である。あなたの孫である彼らは、彼らの孫でもある。犠牲の折には慈善を捧げ、汝の欲望のあらゆる親愛なる対象を満足させ、女と自由に交わり、汝は平和を享受せよ』」。