第2-77章.
ユディシュティラは言った、「私はすべてのバラタ人、私の年老いた祖父(ビシュマ)、ソマダッタ王、偉大な王ヴァーリカ、ドローナ、クリパ、他のすべての王、アスワタマン、ヴィドゥラ、ドリタラーシュトラ、ドリタラーシュトラのすべての息子たち、ヤユツ、サンジャヤ、そしてすべての廷臣たちに別れを告げる。
ヴァイサンパヤーナは続けた。「恥ずかしさのあまり、その場にいた者は誰もユディシュティラに何も言えなかった。しかし、彼らは心の中で、その聡明な王子の幸福を祈った。
そして、ヴィドゥラは言った。彼女は森に入るべきでない。繊細で年老いた、幸福を知る祝福された者は、私の住まいで、私に尊敬されながら生きるだろう。パンデュの息子たちよ、これを知れ。そして、安全を常にあなたのものとしなさい』」。
ヴァイサンパヤーナは続けて言った、「パンダヴァーたちはそこで言った。あなたは私たちの叔父であり、私たちの父のようです。私たちも皆、あなたに従います。学識ある方よ、あなたは私たちの最も尊敬する上司です。われわれは常に、汝が命じようとすることに従うべきである。そして、高貴な魂の持ち主よ、汝は他になすべきことがあれば何でも命じよ」。
「ユディシュティラよ、バーラタ族の雄牛よ、これが私の意見であることを知りなさい。ダーナンジャヤは常に戦いに勝利し、ビマセーナは敵を倒す者であり、ナクラは富を集める者であり、サハデーヴァは行政の才能があり、ダウミヤはヴェーダに精通した第一人者であり、品行方正なドラウパディは徳と経済に精通している。あなたがたは互いに執着し、互いの姿に喜びを感じ、敵はあなたがたを互いに引き離すことができず、あなたがたは満足している。それゆえ、あなたがたを妬まない者があろうか。バーラタよ、世俗の所有から辛抱強く離れることは、汝に大きな利益をもたらすであろう。いかなる敵も、たとえサクラ自身に匹敵する者であっても、それに耐えることはできないだろう。以前、汝はヒマーヴァットの山々でメルー・サヴァルニに、ヴァラナヴァタの町でクリシュナ・ドワイパヤナに、ブリグの崖でラーマに、そしてドリシャドワティのほとりでサンブー自身に教えられた。汝はまた、アンジャナの丘で偉大なアシタ師の教えを聞き、カルマシ河畔でブリグの弟子となった。ナーラダとこの僧ダームヤが今、汝の指導者となるであろう。来世において、汝がリシから得たこれらの優れた教えを捨ててはならない。パンドゥの子よ、汝は知性においてイラの子プルラヴァスをも凌駕し、力において他の全ての君主を凌駕し、徳においてリシたちをも凌駕する。それゆえ、汝は、インドラのものである勝利を得るために、閻魔大王のものである怒りを抑えるために、クヴェーラのものである施しをするために、そしてヴァルナのものである全ての情欲を抑えるために、真剣に決心せよ。そしてバーラタよ、汝は月から喜びの力を、水から全てを支える力を、大地から寛容を、太陽盤全体からエネルギーを、風から力を、他の要素から豊かさを得よ。汝の健康と病気からの免除を願う。そして、ユディシュティラよ、すべての季節において、苦難の季節においても、困難の季節においても、すべてにおいて、適切に行動しなさい。バーラタよ、祝福あれ。あなたがこれまで罪深いことをしたと言う者は誰もいない。私たちは、あなたが無事に帰還し、成功の栄冠に輝くことを望んでいます」。
こうヴィドゥラに言われたパンドゥの息子ユディシュティラは、屈することのできない腕前を持ち、「そうでありましょう」と言って、ビシュマとドローナに低く頭を下げて去って行った。