第3-148章．
ヴァイサンパーヤナは続けた、「こうして、力強い腕力を持つビーマセーナは、愛情深く、朗らかな心で、弟である猿の頭領ハヌマーンに頭を下げ、穏やかな言葉で言った。これは私に示された大きな恩恵であり、私はあなたに満足しています。今、私はあなたが私のこの望みをかなえてくれることを望む。私は見たい。英雄よ、汝があの時、サメとワニの住処である大海原を駆け巡った、汝の比類なき姿を。それによって私は満足し、またあなたの言葉を信じるでしょう」。このように話しかけられ、その強大な猿は微笑みながら言った。その時代、物事の状態は異なっており、現在は存在しない。クリタ時代には、物事の状態は一つであり、トレタ時代には別のものであり、ドワパラ時代にはさらに別のものであった。今、私はそのような姿を持っていない。大地、河川、植物、岩石、そして悉曇、神々、天界の賢者たちは、さまざまなユガにおける物事の状態と調和しながら、時に従っている。それゆえ、クル族の永続者よ、私の以前の姿を見たいと望むなかれ。私は時代の傾向に適合しているのだ。ビーマセーナは言った、「それぞれのユガの期間と、それぞれのユガにおける異なる風習と習慣と、徳と喜びと利益と、行為とエネルギーと、生と死について教えてください」。そこでハヌマーンは言った、「子よ、そのユガは、一つの永遠の宗教が存在した時のクリタと呼ばれています。そして、その最高のユガでは、誰もが宗教的な完全性を持っていた。そして、徳は劣化することなく、人々は減少することもなかった。この時代がクリタ（完全）と呼ばれるのはこのためである。しかし、やがてこのユガは劣ったユガとみなされるようになりました。子よ、クリタの時代には、神も悪魔もガンダルヴァもヤクシャもラクシャもナーガもいなかった。売買もなかった。サーマもリッチもヤジュも存在しなかった。肉体労働もなかった。そして、生活必需品は、ただ思い浮かべることによってのみ得られた。唯一の功徳は、この世を捨てることでした。そして、そのユガの間、病気もなく、感覚の衰えもありませんでした。悪意も、高慢も、偽善も、不和も、悪意も、狡猾さも、恐怖も、不幸も、妬みも、貪欲もなかった。そしてこのために、ヨギの第一の帰依者である至高のブラフマーでさえも、すべての人が到達できるようになったのです。そして、白い色調を身にまとったナーラーヤナは、すべての生き物の魂であった。そして、クリタ・ユガでは、ブラーフマナ、クシャトリヤ、ヴァイシャ、スードラの特徴的な性質が自然であり、これらは常にそれぞれの職務に固執していました。そして、ブラフマーは唯一の避難所であり、彼らのマナーや習慣は、自然にブラフマーの達成に適応され、彼らの知識の対象は唯一のブラフマーであり、彼らのすべての行為はまた、ブラフマーへの参照を持っていた。このようにして、すべての秩序は功徳を得た。そして、一つの統一された魂が彼らの瞑想の対象であり、ただ一つのマントラ（オーム）があり、一つの儀式があった。そして、さまざまな特徴を持ちながらも、すべてが一つのヴェーダに従い、一つの宗教を持っていた。そして、時間の区分に従って、どのような目的にも向かうことなく、4つの生活様式を送り、それで彼らは解脱に到達した。自己をブラフマーと同一視することからなる宗教は、クリタ・ユガを示している。そして、クリタ・ユガでは、4つの秩序の徳が4倍の尺度で全体にわたっている。そのようなクリタ・ユガは3つの資質を欠いている。あなたはトレタ・ユガの性質についても私から聞きなさい。この時代には犠牲が導入され、徳は四分の一に減少する。そして、ナーラーヤナ（全ての生き物の魂である）は赤い色を帯びている。そして人は真理を実践し、宗教と宗教儀式に専念する。そして、犠牲と様々な宗教的儀式が生まれる。そしてトレタ・ユガでは、人々はある目的を達成するための手段を考案し始め、行為や贈り物によってそれを達成する。そして彼らは決して美徳から逸脱しない。そして、無欲主義と賜物の授与に専念する。四つの位階は，それぞれの務めを守り，儀式を行う。これがトレタ・ユガの人々である。ドワパラ・ユガでは、宗教は半分に減少する。そして、ナーラーヤナは黄色い色をしている。そして、ヴェーダは4つの部分に分かれる。そして、ある者は4つのヴェーダを、ある者は3つのヴェーダを、ある者は1つのヴェーダを（知識として）保持し、ある者はリッチすら知らない。こうしてシャーストラが分断されると、行為は倍増する。そして、情熱に大きく影響されて、人々は無欲主義と贈与に従事する。そして、彼らがヴェーダ全体を学ぶことができないために、ヴェーダはいくつかの部分に分かれてしまう。そして知性が低下した結果、真理を確立する者はほとんどいなくなる。そして、人々が真理から離れると、様々な病気にかかるようになり、欲望と自然の災いが起こる。これらのことに悩まされた人々は，懺悔に身を投じる。また、ある者は犠牲を捧げ、人生の良きものを享受し、あるいは天国に到達することを望む。ドゥワパラ・ユガが到来すると、人は不品行の結果、堕落する。クンティの子よ、カリ・ユガでは、徳の四分の一だけが存在する。そして、この鉄の時代の初めに、ナーラーヤナは黒い色をしている。そして、ヴェーダと教義と徳と犠牲と宗教的な行いは、廃れ去る。そして（その後）、イティ[41]、病気、怠惰、怒りなどの奇形、天災、苦悩、欠乏の恐怖が支配する。そして、ユガが衰えるにつれて、徳も衰える。そして徳が衰えるにつれて、生き物は退化する。そして、被造物が退化するにつれて、その性質が悪化する。そして、ユガが衰えるときに行う宗教的行為は、反対の効果をもたらす。そして、いくつかのユガを生きる者でさえ、これらの変化に適合する。敵の抑圧者よ、私を知りたがるあなたの好奇心について、私はこう言おう--なぜ賢者が余計なことを知りたがるのか？(こうして）腕の長い者よ、私は、さまざまなユガの特徴について、汝が私に尋ねたことをすべて話した。汝に幸あれ！汝は戻りなさい。
