第3-150章.
ヴァイサンパヤナは言った、「それから、自分の意志で引き受けたその巨体を縮め、猿はその腕で再びビーマセーナを抱きしめた。バーラタよ、ビーマが兄に抱かれると、彼の疲労は消え、すべての(体の)力と力が回復した。そして、大きな力を得た彼は、肉体の力で彼に匹敵するものはいないと思った。そして、猿は目に涙を浮かべながら、再びビーマに話しかけ、言葉を詰まらせながら言った。あなたの話の中で、私があなたの記憶に残りますように!クルス最高の者よ、私がここに住んでいることを誰にも言うな。大いなる力を持つ者よ、神々の妻やガンダルヴァの中でも最も優れた者たちがこの地を訪れている。私の目は(あなたを見て)祝福された。そして、ビーマよ、あなたとの接触によって人間を感じた私は、ラーマという名でヴィシュヌそのものであり、世界の心を喜ばせたラグーの息子のことを思い起こし、シータの蓮の顔に対して太陽のようであり、またその闇--ラーヴァナに対してもそうであった。それゆえ、クンティの英雄的な息子よ、汝と私との出会いを実りのないものにしてはならない。バーラタよ、友愛の気持ちをもって私に恩恵を求めなさい。もし、バラナヴァタに行き、ドリタラーシュトラの取るに足らない息子たちを滅ぼすことがあなたの望みであるならば、私はただちにそうしよう。あるいは、その都を私が岩で削り、ドゥルヨーダナを縛り、あなたの前に連れてくることがあなたの望みであるならば、強大な力を持つあなたよ、私は今日、これを実行しよう」。
ヴァイサンパーヤナは言った、「その高貴な心の持ち主のその言葉を聞いて、ビーマセーナは陽気な心でハヌマーンに答えた、『猿の第一人者よ、私はこのすべてをあなたがすでに実行したものと受け止めます。あなたに良いことがありますように。強靭な腕の持ち主よ!私は汝にこう頼もう。強き者よ、汝が我らの庇護者となったことで、パーンダヴァは助けを見出した。汝の腕力によって、我らは全ての敵に打ち勝つであろう」。このようにハヌマーンはビーマセーナに言った、「友愛の情と愛情から、矢と槍を大量に備えたあなたの敵の軍勢に飛び込んで、あなたに善いことをしよう。そして、大いなる力を持つ者よ、勇士よ、汝が獅子吼をあげるとき、我も獅子吼に力を加えよう」。アルジュナの車の旗竿に留まり、私は獰猛な叫び声を発し、汝の敵のエネルギーを減衰させよう。そうすれば、汝らは容易に彼らを倒すことができるであろう」。パーンドゥの息子にそう言って、道を指さした。ハヌマーンはその場で姿を消した。