第3-193章.
ヴァイサンパーヤナは言った、「それからパンドゥの息子たちは再びマルカンデーヤに言った、『あなたはバラモンたちの偉大さについて私たちに話しました。私たちは今、王家のクシャトリヤの偉大さについて聞きたいのです!」。偉大なリシであるマルカンデーヤはこう言った。クル族に属するスホトラという名のある王が、偉大なリシたちを訪ねた。そして、その訪問から戻ろうとした時、彼はウシナーラの息子であるシヴィ王が自分の車に座っているのを見た。この時、ナーラーダがそこに現れ、この出来事を見て、天空のリシは尋ねた。聖なる者よ、そのようなことを言うな。昔の賢者たちは、道は優れた者、あるいは優れた者に与えられるべきであると宣言しました。しかし、互いに道を塞いでいる私たちは、あらゆる点で互いに平等です。正しく判断すれば、私たちの間に優劣はありません」。こうして、ナーラダは3つのスローカを唱えた。(クル族の者よ、邪悪な者は謙虚な者に対しても邪悪に振る舞い、謙虚な者は邪悪な者に対しても謙虚に誠実に振る舞う!正直な者は不正直な者に対しても正直に振舞う。正直な者に対して、なぜ正直に振る舞ってはならないのか。正直な者は、自分になされた奉仕を、あたかもその百倍も大きなものであるかのように考える。これは神々の間にもあることではないか。確かに、ウシナーラの皇子こそ、汝のものよりも優れた善を有している。人は慈愛によって卑しい者を征服し、真実によって真実でない者を征服し、許しによって悪い行いをする者を征服し、正直によって不正直な者を征服すべきである。汝ら二人とも心が広い。上記のスローカの示すところに従って、あなた方の中の一人を脇に立たせてください』。ナーラダがそう言うと、ナーラダは黙ってしまった。ナーラダの言葉を聞いたクル族の王は、シヴィの周りを歩きながら、彼の数々の功績を称え、彼に道を譲り、自分の道を進んだ。ナーラダが王族クシャトリヤの高い祝福について述べたのは、このようなことであった。